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超ビギナー夫婦が小径車に乗り、わずか数年でポタリストとなった(と思われる)奇跡の記録。

倉敷・美観地区ポタ

2006年03月11日 | ポタリング
青春18きっぷで岡山県倉敷市へポタリングに行ってきました。
片道約204キロ、乗車時間3時間30分余り。
朝5時台に大きな荷物を抱えて家を出る夫婦の図はどう見ても夜逃げです。

倉敷観光の中心である美観地区。
国から伝統的建造物保存地区として指定されている古い町並みが保存されています。

今朝は電車の到着が遅れる程の濃霧でしたが、それもまた趣がありました。

そういえば後輩から銘菓むらすずめを紹介されていたな~と思い、路面の和菓子店で、さくさくっと賞味。
左から、あん織りづくし、蒸したて薄皮饅頭(桜)、むらすずめ。
店のオリジナル、あん織りづくしが一番美味しかったかな。むらすずめは・・・みたまんまの味です。(笑)

一旦、美観地区を抜け、倉敷アイビースクエアへ。
ここは倉敷紡績の工場跡を生かした施設で、宿泊施設や記念館、工房が施設内に点在しています。

バックは昭和49年にオープンした宿泊施設。
赤いレンガ造りでこれまたノスタルジックな雰囲気が漂っていました。

日本建築学賞や日本インテリアデザイナー賞を受賞しているだけあって、ただ古いだけではない町との調和感が印象的。

さて、一走りしたところで昼食です。
■さくら  倉敷市本町10-6
手打ちの江戸そば専門店。
そばがきや出汁巻き卵など、サイドメニューの種類も豊富。
関西出身の私はどうも関東の真っ黒いそばつゆが苦手なのですが、それを差し引いてもおいしく頂きました。オットは風味のある十割そば、私は地鶏をつかった親子丼がお気に入り。
  
このお店で感心したのは、脇役メニューの独自性。(決して奇抜性ではない)
出汁巻きは豆腐半丁程の大きさがあるし、親子丼についてきた汁椀は赤だしかと思ったら
蕎麦つゆをベースにした少しとろみのある汁にすだちのスライスが浮いている。
ここはもう一度行ってみたいです。

腹ごしらえをしたので、倉敷の町を徘徊するぽたQ夫婦。
マスカットスタジアムにでも行こうかと思いましたが、残り時間が微妙。
結局、カフェでまったりすることに。
■T'S ALLEY  倉敷市船倉町1225-3
英国ウィタード社の紅茶がポットで飲めるカフェ。
常時入れ替わるスペシャルプレートを初めとするスウィーツは全てオリジナル。
「ウィタードの紅茶が飲める」。それだけでココに決定。私が選んだのはAfternoon teaですが、さすがに深みのある香りと味わいでした。

美観地区の美しい町並みを楽しみたい場合は午前中の到着がベター。
午後は観光客が急激に増え、自転車での走行は困難です。
それでも京都などに比べると人が少なく、川沿いのベンチに座ってのんびり。
  おじちゃん:「これまた小さい自転車やな~」
  おばちゃん:「うちの子もこんな自転車乗ってたわぁ」←子供用と勘違い?
いじられ方はどこに行っても同じ、ですね。 2台並ぶと目立つのかなぁ。

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本日の岡山の最高気温は17℃。
少し汗をかく程度で気持ちよく走行できました。
花粉の飛散は多かった様子。花粉症の人(オット)にとっては葛藤な季節に突入したようです。
(ツマ)