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ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

肌に触る風は確かな秋の風

2014年09月21日 | Weblog
なんと、今年はこの秋は不安なことばかり起こるのでしょう。

3日前、熟年大の役員会の後、26日に行う大腸精密検査のため止めていい薬のチェックに、
いつもの通院先に寄ったところ、胃も要精密検査だったと主治医から言われてしまいました。

さすが急に血圧が上がる感じで、目の前が真っ暗になり、そのあとの肩のリハビリのため待合室で
待っていたのですが、気分が悪くなってどうする事もできず、つれあいに「むかえにきてほしい」
と気が付けば電話をしていました。

つれあいはすぐ跳んできてくれましたが、とっても気の重い一日でした。

取りあえず、26日の大腸検査をつれあいと受けて、そのあとのことになりますが、本当に気の小さい
自分を思い知らされました。

どうかどうか、まずつれあいと二人、ポリープ切除で済みますように!

露を置く木の椅子一つ山番屋

2014年09月16日 | Weblog
今回、自分も便潜血があり「要検査」の通知が届いてしまったので、ならばつれあいと一緒の日に検査をしてもらうことにして今日一番で医療センターに行く。いつも通院の病院で服用の薬を検査前に少し止めなくてはならず、この指示をいただくために30日の通院を前倒しの予約を入れたり、今月の自分のスケジュール表は訂正インクですごく醜くなっている。

俳句など、いつも締め切りぎりぎりでやっていたけれど、これからは何もかも少し時間に余裕をもってかからなくてはいけない。
まず俳画展の作品も完成していないので、かからないと、、、。

先日、句友とおしゃべりの時、病気の話が出て、体調が悪いときは落ち込まずに「病気を早く見つけてくれてありがとう」と思わないといけないといわれた先輩の言葉を思い出した。  悪いところがあったら、早く直す! みつけてもらってありがとうなのだ。
そんなわけで、つれあいとステーキに少しワインも頂いて、気分転換(?)のランチをした二人でした。

秋扇とんとつきたる立女形

2014年09月07日 | Weblog
12月2日の「スーパー能 世阿弥」のチケット販売の日、いつもは言葉に甘えて、Tさんにとってもらっていたけれど、今回は文化会館に足を運ぶ。
9時開始なので8時に友達と集合、前列中央を確保できた。最高!

今日は色々と相談することが多く、近くの喫茶店に入り、このところ話す機会がなかったので積る話に珈琲では物足りないかと、モーニングサービスを注文!まあ三人三様、話は止まらない。 本当に一生のお付き合いになるであろうTさんとNさん、いつも助けられている。
かねてから考えていたAさんのお祝い会の会場も確保でき、やがてお昼時間にかかったので、大好きなお寿司さんによりランチをいただく。
一難去ってまた一難、今度はつれあいのことで不安ができたけれど、また聞いてもらおう。

帰ると娘Sより明るい話が届く。今、執筆中の本も完成近く、間もなく店頭に並ぶとのこと、今回は3800円定価とか(本当に睡眠を削っての作業、よく頑張ったね)
来週は病院へSも行ってくれるようだけれど、どうか私の深案じだったと笑えますように!

一瞬に全身染まる大花火

2014年08月19日 | Weblog
毎年「一度熊野の花火を見てしまうと、よそのが小さくみえてしまう」と聞いていて、どんなだろうと想像を膨らませていたが、今回Sが仕事で熊野市に行った時、自分も両親もまだ見てないことを話したら、「是非に!」と言ってもらい「観光大使」という役目のご褒美からか、桟敷の一等席で観る機会を得た。

17日、JR四日市から、娘たちの列車に合流する。 一緒に行けるはずだったSのつれあいは、登校日に重なってしまい、たまたま上越から帰省していた孫娘と4人の旅になった。

何にも準備しないでと言ってくれていたけれど、手作りのサンドウィッチの美味しいこと、得意のポテトサラダもある。
あっという間に2時間たって熊野市に着く。すでにすごい人。

まず時間までホテルに落ち着くことにして、ホテルの送迎サービスに乗るが車中より、もう浜で場所を確保する人々がみえる。
Sたちは温泉に行き、つれあいと自分は仮眠をとる。

そして17時、送迎バスで花火会場へ向かうが、車の規制があり花の窟でバスを降りてひたすら歩くこと2キロあまり。日常の運動不足を思い知らされる。でも花火が始まるとその疲れも忘れるほどの迫力、花火が揚がるたびに歓声が、自ずと口からとび出してしまう。
帰りはまた、車に乗り込んだものの渋滞で、ホテルに戻ったのは24時30分、それから温泉で汗を流し2時30分就寝。

でもすごい花火だった。東京隅田川の花火も、宮川の花火も確かにたしかに、小さくみえるかもしれません。
Sありがとう 本当に楽しい旅でした。またいつも熊野に行くと案内などお世話していただくKさん、今回も何から何までお世話様でした。
目をつむるとまだあの山々に響き轟く大きな熊野の花火がひろがっている。

濡れ下駄でそっと帰れば切西瓜

2014年07月24日 | Weblog
今月の吟行会は「内部線に乗って追分周辺散策」
このところ体調を考え、不参加が多いので思い切って参加した。

でも集合場所には100名近くの句友がみえていて正直びっくり!
朝から暑いとおもったら暦の上でも「大暑」

まず線路幅が狭い「内部線」に乗ることも吟行の一つと説明を受ける。
「冷房がない!」と驚く句友もいる。

そして片影をさがしながら、日永追分へ、、、。追分とは街道の分岐点のことと知る。

「伊勢蔵」さんではお味噌のできるまでを工場を見学しながら、丁寧な説明を聞いた

日永郷土資料館には、熟年大で同じクラスのKさんが館長をしてみえていて、一度訪ねようと
思っていたので、良い機会であった。
日永郷土史研究会が中心になって、土蔵付きの商家「八木家」を借りて地域に残る歴史や文化
街道のことの展示「日永うちわ」「日永足袋」など興味深い資料がいっぱい展示され、説明の
Kさんの説明もわかりやすくよかった。
そして何よりも、皆に振舞われた、追分の湧き水で出された伊勢茶は、冷たくて生き返る思いがした。

いい句が授かりますように!


寝そびれてベッドが軋む熱帯夜

2014年07月20日 | Weblog
何か月ぶりかのブログ更新!

四月初旬より右肩を痛め、三ケ所も病院をかえて診てもらったが「肩関節腱板炎」と言って
関節の滑膜部分の、風船のように膨らんでいなければいけないところがぺちゃんこになって
しまっている為、関節が動くたび痛いと説明を受けた。
 
本当に痛く微熱がずっと続いているし、夜は痛みで目が覚めることも多い。
もう三か月がたったけれど、痛みは残っているし、腕はまだ上がらないでいる。

でも病院を信じるしかないかな、週に一度の注射とリハビリでがんばっています。

そして、そんな時パソコンを新調して、なれないときていて散々
でもこんなままだと、益々頭も錆びついてしまうので、、、

またお付き合い下さい!

今日は、11月に文化会館にくる「松竹大歌舞伎」の市民先行抽選の受付をした。
三日後、抽選結果が出るが、せめて取れますように!

亀鳴けば兎眠たき瞼上ぐ

2014年04月18日 | Weblog
このところ、パソコンの調子が悪くついついさぼること二ヶ月、久しぶりに開くとページに「さぼってますね」っぽい表示が出てあわててしまった。
ちょうどつれあいのパソコンも買い換える時期のようで、あんまり自分のも立ち上がりは悪いし、「貴方が新しくなったら、一緒に使い自分はいらない」なんて言ってしまったが、それはまたさみしいかなと思い出した。
まず早寝の主人の部屋に、遅くまで起きている自分の時間帯とあわず、使えないこともある。(つれあいと自分の部屋は別室、、笑)
使わなくなると、それも寂しいかな、パソコンは私の必需品なのに気がついた。

しかし簡単で自分でもこなせるパソコン選び、またまた時間がかかりそう。

おさぼりしている間、上の孫は三ヶ月のインドの旅より帰り、何倍か収穫を持って帰ってきた。もう釧路にもどり大学生活が始まっているようだが、帰国後セントレア空港発着の旅の紀行文の募集があり今最終審査まで残っているらしく、娘のSの方が舞い上がって授賞式の交通費の援助やら「服あるの?」とさわいだら「僕にとっては過去の旅、授賞式には帰りません、もしそんな気持ちあるのなら次回でかけるとき助けてね」といわれたとか、まいったまいった! 話聞いてうるっとした。
またもう一人の孫娘は上越の大学に入学、寮生活も始まった。
みんな新しい生活が始まりました。私も渇! がんばります。

逆上がり競ふ二月の空蹴って

2014年02月11日 | Weblog
昨夜Sより「お母さん!急で悪いけど裃袴準備できる?」と言ってきた。まあ、S一家の用事はいつもこんな感じで驚きはしないけれど、、、、。

朝、早々にSが来る。明日パパが高校の予餞会(卒業の前に行う卒業生の送別会)があり三年生の担任も、生徒たちと一緒に参加しなければならず他の先生たちはぬいぐるみなどを着たりするようで、それならとパパは思いついたようだ。

23年前、結婚式でS達は、今は亡きおばあちゃん孝行もあり、姑手作りの内掛けをSが、それにあわせてパパは裃袴を着てくれ、ステキなナレーションの中登場したときは、当時は来賓をあっといわせたものだ。もちろん姑の喜びようは言うまでもない。

和裁教室をやっていた姑は、他にも子供用の裃も作り、我が家はもちろん親戚にも男子が出来ると裃袴、女の子にもかわいい晴れ着を作りお祝いするのが楽しみの様でもあった。

23年ぶりにまたパパがきてくれるなんて、おばあちゃんの供養だねといいながら、つれあいをモデルに着付けの練習をして、お腹の出たつれあいの為、つけ紐が短いといっては大笑いしながら、何とか形になった。

まだ未使用の長袴が2着、さてさてどうしたものだろう!
「この紋所が目に入らぬか!」と、これを着て誰かお芝居でもやってくれる人が現れないものか、本気で心配になってきた今日の出来事でした。



ゆきひらにさみどり香る七日粥

2014年01月20日 | Weblog
19日、四日市市博物館で開催された三重歴史研究会に参加した。
、、、という言い方は変かも、講師はわが娘S。
今回は「徐福伝説 熊野市波田須「徐福の杜」」

今年に入ってから彼女は、17日「日本文化人類学課題研究懇談会」、18日「東海日中関係学会公開研究会」そして昨日の四日市と三日続いての発表だったので、疲れていないかとか、一般の人たちばかりの集まりに、話は堅すぎないだろうかとか、まだ心配などして母親とは困ったものだ。
おかげで会場も空席もなく、話も良くわかり質問も出て、なごやかな二時間でつれあいと、ほっと胸をなでおろした。
予定が入っていたMさんも雪の為集まりが延期になったと、その足で出かけてきて下さったのも、うれしかった。

関係者と一緒にお食事を頂き、我が家に一時間ばかり顔を見せる。
18,19日と長女が大学のセンター試験で、その日はパパと三人で名古屋で夕食に出るとか、もう講師の顔からお母さんの顔に、、、。
一昨日は、旅行中のカトマンズから妹に激励の電話をかけてきた長男(つれあいによれば旅行して50日目とか)

皆々それぞれの分野でがんばっている様子、ばあちゃんもがんばらないと!

反古燃えて墨芳しきどんどの火

2014年01月08日 | Weblog
早いもので、もう「七草粥」の日を迎えた。
今年はデパ地下で七草を買い求めず、三つ葉のみの「一草粥」少し焦がしたお餠を入れていただくお粥は、充分改まった気分が伝わってくる。
今年はじめての句会、グリルでコーヒーを注文して、みなで頂きながら句会が始まった。兼題「初湯」は難しかったが、仲間からすばらしい句がたくさん詠まれ、自分の力のなさを痛感する。とにかく数を詠むことにつきる。
 「初風呂やほのと開きし赤子の掌」  はずかしい!

二時間しっかり勉強の後は、いつものところで会食、勉強中の緊張もほぐれいつもの楽しいおしゃべりとなる。まさに「初笑い」!
今週末はプラトンホテルで「新春のつどい」があり、今年もどうなることやら苦しみながら、でも楽しんで俳句にどっぷりつかって充実した一年にしたい。