goo blog サービス終了のお知らせ 

ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

手のひらに 息ふきかけて 初仕事

2010年01月09日 | Weblog
今年はなんだか良い予感、そんなふわふわした年明けに
「年賀状くださった?来ないのよ」言いにくそうに、仲良しのAさんから連絡を頂いたのは5日のことでした。

Aさんには昨年には、本当にお世話になり、またかなり自分に刺激をいただける人なので、忘れているわけもなく、「どこかにくっついていったかも、しばらく待ってて!」
そんなことを話しながら数日たった頃「届いたわ、いろいろと旅をしていたようよ」そしてクスクス笑い出してしまうのです。
良く聞いてみると郵便番号のところに、電話番号を書いていたようで、、、。
それは届きっこないわ!

「えーっ」もしかして私の出した年賀状、きっと何通かそんなことになっているかもしれません。

いつも仲良くお付き合いいただいている方で、今年私の年賀状が届かなかった人、
決してあなたのこと無視したり、いい加減に考えているわけではありません。大切におもっています。
今のんびりと、あなたと旅をしているかもしれません。
もうしばらくお待ちください。そしてもしかと思われる方、ご遠慮なくお叱りの連絡おまちしています。

今年もやはりドジで始まってしまいました。ごめんなさい。
そして誰よりも「近頃、郵便局も怠慢じゃない?気をつけてもらわないと困るね」
そんな事言っていた私を許してください。
さすが郵便局、電話番号で届けていただいたご親切、本当にありがとうございました。

さわがしき こともうれしや お正月

2010年01月03日 | Weblog
あけましておめでとうございます

今年も、三人元気で新年を迎えることが出来ました。
大晦日の「紅白歌合戦」で審査員に出ていた森光子さんが、いつもと違って
ちぐはぐな言葉が多く、年齢では同じ母なので人事でない気がしましたが、
まだまだ我が家はしっかりしていて、いつも変わらず5時半起床、6時に神さまに祈祷をかかさず、
その後仏さまにご飯を供え、7時過ぎ「おはよう!」とリビングに顔を出します。

朝ご飯のあとの洗い物はやってくれ、これがちょっと問題ありですが、やれることがあるというのも
大事なので、手伝ってもらっています。

「今日は暑い?寒い?」年中そんな会話にも、つれあいも自分も適当に受け答えしながら、毎日が過ぎます。
「NPO俳句みえ」で今年のテーマという欄があるので、自分は一年この母を追ってみようとおもっています。

巣立った子供たちもそれぞれ実家を訪れ、お雑煮を食べ食べいろんな話が出来ました。
皆々仲良くやってくれているのが何よりです。
今年も、かわらぬ今のままの日々が送れるよう祈るのみです。

今年もよろしくおねがいいたします。

遅番の 帰り待ちわぶ 霜夜かな

2009年12月22日 | Weblog
久しぶりに、貧血で倒れました。
もう20数年前、つれあいの父がいた頃でしたが、このときも父がかなり病状が悪化しているとき、突然つれあいの徳山への転勤が決まり、ちょっと不安もあったのでしょうかトイレでかなりひどい倒れ方をしました。

それを思い出すような、昨夜は嫌な貧血でした。
おなかが痛くなり、今回もトイレに入っての貧血のため、1階にいるつれあいやおばあちゃんを呼ぶことも出来ず、かなりな時間「Mさーん、Mさーん」と心の中で呼び続けました。
20分ほどして何とか2階にある呼び出し音を押すことが出来、つれあいにベッドに連れて行ってもらいましたが、これから気をつけねばと思います。常に携帯電話を手元に置くこと(私のは全く不携帯です)トイレには鍵をかけないこと等等。

今日はそんなわけで、おとなしく家にじっとしていました。
本当は中日文化センターの「白州正子」の講座の日で、暮の最後なので、一緒に出掛けているTちゃんとちょっと豪華なお昼でもしようと楽しみにしていたのです。

でも気がつくと、私のベッドの脇にあるスタンドに紐が結わえられ、つれあいの部屋とつながれて、気分が悪くなったら、引っ張る様にしてくれていたり、すぐ病院に行けるよう診察券の準備、勿論何度も顔を見に来てくれるつれあいに、感謝、感謝の一日でした。


先ず母の 普段着よりの 冬支度

2009年12月11日 | Weblog
今年もあと20日、とっても早く過ぎた一年でした。

市民大学熟年コースも、昨日が今年の最後の講座となり冬休みに入ります。

午前中は、「居るだけボランティア」の実践報告、我々専攻課が半日、近くの保育園を訪ねた報告をするのですが、昨年の発表がダラダラととってもつまらなく、清水先生より「時間延長」「5分前」と言うプラカードを何度も提示されているのをみていて、すっきりと代表者だけが発表するのがいいと各班話した成果があり、時間内で、すっきりとかつ面白くまとまりいい時間をすごせました。

緻密な保育計画、先生方の努力に感動したり、また行くまでは何をすればいいのだろうと、とっても気の重いことでしたが、近頃3世代で同居の家庭がとっても少ないこともあり、子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんのぬくもりを欲しているのか、人懐っこくまとわりついて接してくれ、自分たちが元気をもらったようなひとときでした。保育園併設の老人施設を作ってもらってもいいなあとそんな意見も出ました。もういちど訪ねてみたいと心からおもいました。

午後は、クラブの教養課程の人たちと一緒に、来年の文化祭について話し合いましたが、2日前に、われわれ専攻課で出かけた吉本新喜劇での余韻があり、こそこそそんな楽しかったおしゃべりも重なり「静かに」と注意をうけたりしました。

そして私たちは来年OBとしてまた「俳画クラブ」は存続しますが、I先生がお忙しいので、お教室は違う先生にお願いすることになり、どうしようかと寂しい気持ちです。

木の実手に 母へ得意の 子の眼(まなこ)

2009年11月21日 | Weblog
昨日は、市民大熟年クラスの我が五班の少し遅れた打ち上げ会(会食)がありました。

11月10日の交流会に向けて、3ヶ月男女7人でクラスの催し物にかかりきりの日々、他のクラスは「安来節」やら「よさこいソーラン節」やらと法被姿で、勇ましい出し物など耳に入る中どうしようと心配ばかり、またリーダーとして私たちを引っ張ってくださっていた人の、突然の退学と言う不安材料もあり、でも曲目は学校の方に、発表済という中で、何とか「火事場の底力」で皆で本当にがんばりました。
曲目が「きよしのドドンパ」ときているので、どうしようもなく、ならモダンにということで、ダンスはごくシンプルにして、衣装は「ユニクロ」の7分袖のTーシャツと細いジーパン、女性郡は星をちりばめた可愛いズックを履き、皆で腕と首周りにキラキラしたショールを巻き、いざ本番。

手前味噌ながら、とにかくすっきりまとまった気がします。明るく元気に踊れた気がします。
何よりこのことがあってから、一層クラスもまとまり、昨日の会食もとても楽しいものでした。

来年3月、卒業しますが、これでご縁がなくなるのでなく、機会を作って7人でどこかへ出かけましょうと話もまとまり、早速来春には私のふるさと松阪を案内することにしました。
これから老いに向かう私たちです。同じ世代で、こんな時間もいいのかなあと話し、会のシメはモロゾフの「チョコレートパフェ」をたべ、お別れしました。

付き添いの 父母嬉々として 七五三

2009年11月15日 | Weblog
「ブログさぼってごめんなさい」と言って、また2週間過ぎました。
このところ、バタバタして自分を失いかけています。
ちょっと笑える話ですが、、、。

芸術の秋にふさわしく、今一番自分の生活の中で楽しんでいる俳句のほうで、先日6,7日と久居でNPO俳句みえ主催の「俳句彩り展」が催され、自分も一句出品しましたが、幸いにも「NPO俳句みえ会長賞」をいただくことが出来ました。

連日家を空けていた自分ですが、おばあちゃんには「どこにいくの?」「何時に帰るの?」と聞かれるので、いつもの調子で「今日は俳句で授賞式に出席」と言って出かけたりしていました。

又、違う日の句会で高得点をいただくということもあって、自分も有頂天になっていましたが、おばあちゃんから部屋に来るよう呼ばれ、いくと「おめでとう」といって祝儀袋を渡されました。
「こんな事されたらMさん(つれあい)にしかられる」と言った私に「なら、私とあんたの秘密にすれば良い、言っては駄目よ」とおばあちゃん。何度もこんな会話をくりかえしながら、こんなに言ってもらったのだからと今回はもらうことにしました。昔はとっても怖かった義母でしたがこんなに私のこと思ってくれていて、なんか申し訳ない気分にもなりました。

うれしくて、早速自分の部屋に行き、そっと袋をあけて見ると、中から千円札が一枚!「えぇ?」

「Mに黙っているように」とも「なんか買いなさい」とも言ってたし、これはおばあちゃん間違えてると思い、翌日おもいきって「いくらくれたの?」って私も聞いてみました。
なんか「おばあちゃんぼけちゃったかな?」とも。

「千円よ」と即、答えられ、またまた自分の方がびっくり。

「あんた一万円とおもったの?」といわれ、笑っているよりしようがない私に「俳句で一万円は多いわさ」と。

近頃、人にプレゼントするとき、千円という金額はもうかんがえたことがなくなっていた自分でしたし、考えてみれば一生懸命力を入れてる自分の趣味の俳句も、人から見ればこれほどのものなのかと思うと、妙に悲しくなり、そしておかしくもあった出来事でした。

でも、私が素直ではないのです、おばあちゃんありがとう。

サバランと 熱きコーヒー 秋灯下

2009年11月01日 | Weblog
「お母さん、3時に名古屋にいるけど会えない?」そんなメールが届いて、自分も何とかなりそうかと返事しました。

近頃Sも忙しく、ずっと会えないでいました。
たまたま午前中は、名古屋栄で「高年大学」、、名古屋では60歳以上の市民大学を高年大学と言うらしく、わが四日市よりなかなか内容も充実していて、学生さん並の普通の授業が受けられ、講師も現役の大学の先生が多いようです。、、、
Sの授業が2時半に終わり、私は私で夜は義母が5時過ぎには夕食をとるので、少し下準備をしたあと名古屋に向かいました。

毎年、彼女にスケジュール帖をプレゼントすることになっているので、このことも気になっていました。
家を2時4分に出発、11分の急行に乗ったのですから、すごい!

3時前につくと、もうSも東急ハンズについていて、お互いステキなのが見つかり、お買い物の後、4時過ぎまで「ウェッジウッド」ティールームでお茶を楽しみました。ここはコーヒーがお代わりできるのです。Sが今度は、ご馳走してくれるそうで、私は迷わず「サバラン」を注文しました。大好きなのです。
Sはお仕事のほかに、「SKIP」でもお手伝いさせてもらっていますが、活動を続けている中で、SKIPも今後新しい企画もかんがえているようで、子育て真っ最中のママから、介護が始まろうとしている年齢層へ、それはまさに自分が取り組みたいと思っていたものでもあり、何とか先輩として意見も言えそうな内容なので、大いに興味があります。色々と話しました。
あっという間に1時間が過ぎ、地下でケーキのお土産を買って、お互いの帰路につきました。

会ったのは1時間あまりでしたが、充実したこんな会いかたも出来る母娘でいることがうれしいです。
明日から3日間Sは北京へ、帰った週末は東京へ日帰りとか、身体だけは気をつけるのよと、ここは母らしいわたしでした。

秋の蝶 この花の名を また忘る

2009年10月18日 | Weblog
またまたさぼっていたら、一ヶ月たってしまった。
このところどうもいけない! おおいに反省!
長かった夏も過ぎ、いい季節を迎えた途端、楽しいこと優先で色々動き回った。

しかし秋は、本当に催しものも多い。
熟年大の俳画クラブで、ご指導いただいている I先生の、他のお教室の生徒さんたちの作品展は、とっても勉強になりすばらしかった!

短冊もいろいろで、中には表装を中日センターで6年近く勉強して、短冊から手作りのものや俳画と俳句のとっても相性のいいもの、自分も上手になってこんな絵が描いてみたいと思う作品が何点かあった。

のんびりとつれあいとの長浜へのお買い物も楽しかった。
今回は寄り道せず長浜へ一直線、「黒壁」でまた一口ビールのコップを買い揃え、仲良しTちゃんにお誕生日間近なので、かわいいネックレスを買い求め、おばあちゃんに「麩饅頭」とすはまのお菓子をお土産に、お昼はいつもの「藍亭」にお邪魔して、いつものオムレツをいただきながら、ご夫妻とおしゃべりを楽しんだ。

11月始めにある熟年大の交流会の出し物もなんとなく形になってきた。
今まで仕切ってくれていたNさんが、突然退学されて残された班の者は、何をしていいやら手につかない有様だったが、それが皆んなの協力にかわり、皆で作り出すきっかけにもなった。衣装も法被姿とはじめ考えていたが、七人で七色のTシャツにジーパンという軽快な衣装で若々しくまとまった。

そんなこんなで、まだまだ楽しい「秋」はつづきそうです。

はすの実の 青さ残して 飛ぶかまえ

2009年09月21日 | Weblog
9月も半ば、やっと秋が訪れました。
秋には楽しいこといっぱいですが、私にとってはやはり「食欲の秋」、
早々においしい誘いを受け行ってきました。

先ず、先週なかば娘Sより「鮎をたべにきて」という誘いに、つれあいと行ってきました。
「澄ケ瀬梁」そこは豊田より矢作川に沿って上流へ上流へと走り、矢作ダムを通過して、岐阜県恵那市上矢作町下にあります。途中何ケ所か、梁を通過しましたが、娘に言わせると、やはり「この上流の鮎が最高においしい」とのこと、
今、川の水の研究にかかわっているので、すごく説得力もありましたが、本当にそれはおいしいこと、おいしいこと、私も頭からシッポまで何も残さずいただけました。8月1日より10月10日まで月曜日だけおやすみでやっていますので、機会があれば出かけてみてください。実はこの夏、二人の両親を日帰り温泉に招待してくれていましたが、つれあいのアルバイトの関係で、我が家だけ行けなかったので、このご招待になったのでしょう。でも本当においしかったです。

それと昨日は、高校時代の男性からのご招待で美杉村に行ってきました。
昨年、同窓会の幹事をしたメンバーで、男性1名女性4名の仲間が、まだ「打ち上げ会」を済ませてなく、日頃からH君がお料理の事言ってくれていてそれが実現したのです。
お客は女性4名、作る人男性1名ですので、本当のところ期待はしていなかったのですが行って驚いたこと、
 「松茸とはもの土瓶蒸し」「せいごの煮付け」「ワタリガニの蒸し物」
 「小エビと野菜のサラダ」「シビ、よこわのお刺身」「アジの酢漬け」
 「ゴーヤのおかかかけ」そして「伊勢えびの具足煮」「鮎の塩焼き」
これは浜島まで買いに行ってぴちぴち動いているイセエビを目の前で、調理してくれました。一人一匹ずつでてもう4人のおばさんたちは、おいしいのと贅沢に大喜びでした。

おなかが痛くなるほどいただいても、あと新米のごはんとこれまた伊賀まで買いに行ってくれたと言う、昔よく食べた「すどうし」のお吸い物」にはまた舌鼓をうちました。みなみなプロとしか思えぬ味加減、すどうしは本当になつかしいきのこでした。

帰りには、先ほどいただいた「あじの酢漬け」と浜島の干物をお土産に頂き、大満足で帰路につきました。

幸せだった二つのご招待、本当にごちそうさまでした。  

よもすがら 我も一夜を 虫しぐれ

2009年09月09日 | Weblog
昨日は2009年9月9日、「9、9、9、」と並び、娘Sから聞けば中国では「久」と同じ音のため縁起がいいとされ、この日に結婚するカップルが多いと聞きました。要は気持ちの持ちようで、自分の今の心境は「苦、苦、苦」とかさなってきこえます。

近頃、歯が痛んだり顔がはれたりのトラブル、おばあちゃんの「米寿のお祝い会」が済んでからの体調不良で、それに伴い、暗い話題のおばあちゃんのお相手で我が家の雰囲気はなんとなく暗く、病院にいけば検査結果は「全く異常なし」つきあったつれあいと私の方が、先日の検査の結果を聞かされて、「要観察」やら「注意事項」の多いこと、これってなあに?とききたいほどでした。

また熟年大の文化祭が近づいた今、我が班の交流委員のNさんが突然退学されてしまい、彼女を中心として進めていた出し物は白紙に戻ってしまいました。

夜には仲良しのSさんよりご病気のご主人の様子を伺い、介護なさっているSさんは疲労が重なって、思い切って介護の援助を頼みに市役所を訪ねれば、現在健康な介護する者がいる家は、対象外にされるようで、Sさんだってもう70歳を過ぎ、たまには何も忘れて自分の時間をほしいだろうにそれは叶わないのです。

昨年7月、桝添厚生大臣は「11月11日を介護の日」と決めて、国民誰もが介護について理解と認識を高め、介護に携わる方が社会から認められ、良い仕事が出来るようにという願いからうまれたものとありますが、私は現状をきいているだけに上面だけで、社会が介護を助けているとはとてもおもえません。
Sさんの話を聞き、自分もおばあちゃんがもっと手がかかるようになってきた時、どこまで心からの介護が出来るか全く「苦、苦、苦」になります。


もうあまりかんがえず、私には俳句があります。気持ちをおきかえ「句、句、句」とまいりましょう。