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ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

草紅葉 杖で訪ひゆく 羅漢坂

2011年11月06日 | Weblog
一ヶ月以上サボってしまいました。(反省しています)

句友4人での始めての一泊旅行がやっと実現しました。
宿泊は、Aさん推薦の「奥伊勢フォレストピア 宮川山荘」
15時30分に松坂駅まで、山荘よりお迎えバスが出ると言うので、午前中に出発して松坂をぶらりと散策しました。

岡寺継松時、長谷川邸、松坂商人の宿、松坂木綿センター、御城番屋敷などをまわり、お昼は不二屋の「やきそば」をいただきました。(うわさには聞いていましたが、お味が違ってきていて少々がっかりでしたが。)
御城番屋敷では、Mちゃんがお当番に当たっていて、丁寧に説明してくれました。Y家の裃も展示していてくれたり御厚意に感謝です。

めざす「宮川山荘」は予想以上にすばらしく、何より夕食のフランス料理には感動しました。
飲めない私もグラスワインを御一緒して乾杯! 「すてきね!」の言葉ばかり
その夜は、ロビーでミニコンサートがあり、そのために少しスカーフやスカートに替えたりのオシャレも忘れない私たちでした。

そして温泉に入った後は、やはり句友の四人組、すこし俳句の勉強もしました。
前もってAさんは、そのための準備もしてきてくださり、おかげでこの時間も充実していました。

久しぶりに、四人お布団を並べ、修学旅行みたいにおしゃべりは午前1時すぎまで、、、。
次回はどこにしましょうか、夢をつないでの「コスモス会」でした。

身をかがめ 小さき手から 赤い羽根

2011年10月01日 | Weblog
携帯電話の呼び出し音に、開けばつれあいからのもの。

「またまちがえてる!」と開けば、まず「ありがとう」で始まり「昨年の今頃は医療センターの手術室で、手術を受けていました。今日で一年感謝しています」のメールでした。

すっかり忘れていたのは私、そうもう一年たったのかとおどろきました。
我慢強い上に、お勤めが医療関係だったばかりに、変に知識が邪魔をして、かえって油断がいつもあり、一年前も何日もがまんして、病院に行った途端、即入院になり、すぐ胆のう炎の手術もできぬほど体力もおとろえていて、まず一週間入院して、あらためて入院手術をしてもらったんだったわね。

二人で、これからは何とか身体をいたわりあい楽しくやりましょう。そして自分では色々考えないで、まず病院に行きましょう。
私のことは、いつも心配してくれるのに、そんなところがあるのです。

きっと息子や娘にも送信したでしょうから、きっとおなじこと言われると思うけど。

でもとにかく良かったね。

見えぬ風ここに誘ひて秋桜

2011年09月09日 | Weblog
虫さされ やっとかゆみもなくなり快復しました。

先日再診のとき、きいてびっくりしたのですが、一度刺されたりすると年々その症状はひどくなるようで、改善する方法はないようです。

「これって、加齢ですか?」いつも言われているので、先回りして言ったら「年齢は関係なし」とのこと、ちょっと安心しましたが、一番良いのはいつも苦手な時期になったら、なるべく木や草のそばに近づかないことだそうです。
、、、そうらしいので、自家菜園の草取りは手伝えません。Mさんごめん。

とりあえず快復しましたので、今回予定していた京都美術館「フェルメールからのラブレター」行ってきました。
これはクラブツーリズムの「テーマのある旅」の企画で自分は美術館めぐりに良く参加します。普段ちょっと入れない料亭やレストランで昼食をしてから、美術館に行って帰ってくる、ゆったりした一日の旅ですが、今回は京都「桜鶴苑」の京懐石と日本庭園散策、そして京都市美術館でした。

絵は特別、知識はありませんが毎回お会いするお仲間たちとも、おしゃべりできるようになり日頃の雑事を忘れ、美味しい食事に舌鼓を打ち、きれいな絵にひたって帰ってくる旅で最高の一日でした。

来月は琵琶湖を望む高台でのフレンチと佐川美術館「歌川国芳展」で、これも今から楽しみにしています。

煮茄子の味をたどれば母の味

2011年09月01日 | Weblog
今、すごい顔になっています

昨日はつれあいと朝方少し涼しかったので、畑の草取りをしました
5時過ぎに起き、2時間ばかり二人で一生懸命に雑草とりをしました
まだ少し残っていましたが、切り上げてシャワーと朝ごはん、そして少し朝が早かったので、うつらうつらして起きたら、なんとなくあごの辺りがごわごわして、、、。

でも、痛くもなくそのままにしていましたが夕方、鏡を見てびっくり、「すごい腫れ」そのうちかゆみも出てきて、なんとなく嫌な感じで、がりがりかいてしまう危険があったので、入眠剤を飲んで寝てしまいました

今朝おきたら、またまた腫れはひどく、下あごがすごく腫れ上がり別人のようで、とにかく笑ってしまう顔、早々に皮膚科に飛んでいきました

「蚊じゃないかなぁ」と先生
こんなにはれ上がることもあるのかな 結局、塗り薬と飲み薬をいただきましたが、しかししかし笑えるのは、去年も一昨年も8月の31日に受診していること、一日違いで3年連続、虫さされとは笑えます

そして、もっとすごいのはこんな変な顔になった私をみて、つれあいがちっとも笑わないこと これは愛情と喜ぶよりも無関心と思えたりして、、、

とにかく明日の朝がこわい! だいじょうぶかな

子兎の今宵孤独な星月夜

2011年08月08日 | Weblog
いろんな行事が続き、ちょっと自分を見失いそうになっていましたが、ここ数日はなにもなく、つれあいに手伝ってもらって部屋の模様替えをしました。
机の向きを変えるだけでも、こんなにいろんな事に意欲が沸くことにも気づきました。

八月一日、パソコンを開くと俳句のQ先生よりメールが来ていて、7月30日、31日両日浜松城址公園で開かれた「ほととぎす東海大会」に、自分は30日の前日句会の方に参加しましたが、そのときの一句が稲畑汀子先生の選に入ったとの連絡でした。

今回はどれと言って、胸の張れる作品が出来ずにいましたので、すごくうれしく、また同じクラスのYさんも選に入り「さすがやるね!」とQ先生のお言葉でした。

「ころあいに麦茶の出され憩いをり」

こんな句が選ばれるのですかね? ちょっと不思議な気がします。
自分はまだまだ、言葉を知らず「花鳥諷詠」にはほど遠いですが、場面が浮かぶ句が読めればと、こころがけてはいます。
もう少しこの句も推敲して、「、、、、、、、、、、憩いをり」の処をなおせればと思います。

まあ、私にとっては励みになるうれしい、うれしいできごとでした。

転た寝の 胸に団扇の 微動かな

2011年07月26日 | Weblog
今朝の朝日新聞の記事を見て驚きました。

朝日新聞一面のコラム「天声人語」を書き写す専用ノートが静かなブームになっているという記事、そんな専用ノートがあるとはしらなかったけど、関東の小、中学校では毎朝15分、生徒たちに書き写しをさせているところもあり、国語力がアップし、集中力もでてきてるそうです。

実は、私も一ヶ月前より始めていたことで、仲良しのAさんから勧められてやっています。
彼女は句友ですが、いつも言葉をいっぱい知っていて、どこかきらっとする句をいつもだされていますが、なんかのとき「もうずっと前から、天声人語を書き写してるの」と聞かされ、自分は漢字も知らないし、良いかもと思って始めたのは6月24日、始めはいやでしたが、毎日続けていると言葉を理解しながら書き写すことが出来るようになり、すこしづつ何行かを覚えて書けるようになって来ました。

今まで一番にテレビ番組から目を通していた自分が、先ず「天声人語」を読み、そして新聞小説も読むようになり、一日も休まず、書く楽しみも出てきました。

そして確かに読む力もついてきた気がします。
今、浅田次郎「蒼穹の昴」に次ぐ「中原の虹」4巻もよみはじめました。

この努力がいつか実って、無駄な言葉のない素直な俳句が詠めるようになれば、そんな夢を胸に今日も心してノートします。

Aさんには、いつも教わることがいっぱいです。

朝涼や とばしる蛇口 欲しいまま

2011年07月22日 | Weblog
大型台風6号もうまくそれ、愛知芸術劇場であった「2011 パリ祭」シャンソンの祭典に行ってきました。

出演者はクミコ、ペギー葉山、菅原洋一、戸川昌子、山本リンダ、ROLLY、佐々木秀美、西山伊佐子など懐かしい顔ぶれで、それに曲も懐かしく夢のような2時間でした。(本当は終演が10時近かったので、早い目にでました)
「うらら、うらら、、、」とにぎやかに歌っていた山本リンダもいい年齢になり、歌の路線を変えたのか、すごい声量ですばらしく「愛の賛歌」を歌い上げ、うっとりと聴かせてくれました。
そしてやはりクミコはすごい「最後の恋」「祈り」は、涙がでました。

今回は東北地方太平洋沖地震復興支援事業でもあったので、後半では会場一つになって「見上げてごらん夜の星を」の大合唱になりました。

シャンソンもいいなあ、しっとりとして、また情熱的で。
こんな日常生活から離れ、贅沢な時間を過ごせた幸せ、さあまた明日からがんばりまーす。

鮮やかな 水着出揃う 海開き

2011年07月19日 | Weblog
連日のこの暑さに、負けてしまいそうですが、姑が亡くなって3ヶ月まだ色々と雑用があり、開放されそうにありません。

17日、高田本山に長男夫婦を伴って納骨に出かけました。
同じように納骨される何組かの家族としめやかに式のあと、舅の傍に姑は並んで収められました。

そのあと私の実家のある松阪のお墓参り、ちょうど祇園際でにぎわう町並みを横目にみて、次の訪問先である姑の実家、そして姪っこのお宅に向かいました。

姑は旅行などはあまり喜ばず、定期的に私たちと訪問するお里帰りを、本当に喜ぶ人でしたので、今回も大きな写真を持ってでかけたのです。

義母の思い出に花が咲き、たくさんのお野菜のお土産をいただいて、帰路に着いたのはもう夕方の6時をまわっていました。

だんだんと義母が亡くなるとご縁も薄くなっていくのが、常ですがまた長男夫婦に引き継いで、新しい絆が出来ていくことと信じます。

そして来週は「初盆」、今までみな姑に教わってきた、こんな諸行事をつれあいと手探りで、何とか無事にすませたいとおもっています。


ひと隅に 白を置きたる 菖蒲園

2011年06月20日 | Weblog
北海道であった、義弟のつれあいMちゃんの13回忌法要に出席、そのあと定山渓の古風な旅館「ふる川」に弟に招待され、この季節というのに炉端をかこんでの夕食も、北海道ならでは味わうことが出来、また翌日は念願の人気スポット「旭山動物園」へも案内してもらい楽しい3泊4日の旅ができました。

でも帰ってから、やはり疲労困憊でなんとなくだらだらした日を送っています。

そんな中16日に、本町プラザでの第2回四日市朗読文学の会「枕草子を読み解く」は元気をもらいました。講師は近代日本文学研究家の河原徳子先生、今回は第34段から第73段を教わりましたが、間あいだのお話がとにかく面白く、睡魔も訪れません。

そして先生考案の「アリさん集まれアエイウエオア」から始まる発声練習のあと先生について受講生全員でよみあげます。
原文の美しい言葉、俳句にこんな言葉を読み込むことができれば、、そんなことを考えながら、講義を受けました。

9月11日には菰野のパラミタミュージアムで「朗読と尺八で読み解く平家物語」11月1日の鳥羽での「海女の文学」講座もぜひ出席したいと思っています。

短夜や 最後気がせく ミステリー

2011年06月08日 | Weblog
おばあちゃんが亡くなって2ヶ月が済み少しづつ、つれあいと二人きりの生活にもそれなりのリズムも出来てきて、私もそろそろお誘いの電話も多くなり、出ることも日に日に増えてきました。

一昨日も、松坂の友だちから電話をもらい、松坂ベルファームで集いました。
イングリッシュガーデンでは、かわいいお花を愛でるよりもおしゃべりに花が咲き、そうそうにここを引き上げて、松阪の友人宅で話そうということになり、車の中もきゃあきゃあ言いながら、もうそれぞれの近況を取り合うようにして話しました。
実のお母さんとはいえ、介護の長くなってきた友人や友達同士で出かけた海外旅行の面白い話、挙句は老後のお金の使い方など、特別の内容はないものの好きにおしゃべりできるひと時、本当に楽しい時間でした。
帰りは、実家のご近所だった「あいや」さんの駄菓子をお土産に帰路につきました。