木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

S君のギター

2008-10-27 17:38:05 | Weblog
角(かど)のある技 と言っても何のことかわからんでしょう
僕の感覚での言い回しだから

20代のバンドやってる時にボーカルを探してた
それで応募してきたのがお隣の三重県から名古屋に就職したばかりのP君だった
彼は「地元では負け知らず」じゃないけどご近所では人気のあった男性デュオの一人だった
主に相方の彼女の作詞した言葉に曲を付けて歌っていた
魅力がないではなかった
遠回しな言い方だけどうまいけどびしっと気持ちに入りこむような歌ではない
あたり前だのクラなんとか・・・そんなに抜群の奴が来るわけない
でもうちらのバンマスはえらく気にいってボーカル決定!!
ああ、そんならそれでいいか くらいの感覚だった
歌も下手じゃないし曲もそんなにヘンでもない
でも僕にはあまり魅力がなかった
なぜかというと 角のある歌・ギターだったからだ
癖があって それが魅力にもなり得るし嫌味にもなり得る
僕にとって どう考えても魅力ではなかった
ただ、嫌味と言うのはちょい可哀そうな・・・

実はその相方というのはまだ三重県にいてそっちで就職していた
S君という 彼ら二人の演奏も聞いた
いいんだ!  このS君のギターがいい  丸い 
癖がないんで聞いてて心地いい
P君はメインボーカルとってるんだけど 癖の塊
S君が裏でまとめてるって感じ

この話は序章(本題は短い)
言いたいのは女子のフィギュアースケートのこと シーズンが始まった
P君のギターと安藤美姫 中野友加里のスケーティングが重なってならない
二人のスケーティングは素晴らしいんだろうけど素人目から見たらまろやかさがないんだよね
安藤の4回転なんてすごい すごいけど僕は美しいとは言いづらい
どうしても「角のある演技」に思えてならない
それに比較して キムヨナ と 浅田真央 はSくんのギターなんだよなぁ
どうしようもない隔たりを感じてしまうのは僕だけなんだろうか

コメント (14)
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