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スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

こどもの日

2014-05-05 23:17:28 | 日記
すっかり気付かないうちに夜になってしまったが、今日は5月5日、こどもの日であった。外を歩けば写真の様にこいのぼりがあちこちに翻っている。家によっては兜やら何やらを出していた事であろう。
元はと言えばこの日は端午の節句である。子供の健やかな健康を祈っての日である。ほんの100年前くらいまで、乳児死亡率と言うのは今からは想像もつかないものであったのだ。1600年代のイギリスでは全児童の2/3が4歳までに死亡していたという記録もある。日本で子供の祝い事をする「七五三」にしても、恐らくはその年齢までに死んでしまう子があまりにも多かったからの行事であろう。公衆衛生と医学は長足の進歩を遂げたのだ。ちなみに現在の乳児死亡率はスウェーデンが2.7で世界第4位なのだそうだ(1位がシンガポール、2位がアイスランド、3位がアンドーラ王国)。これは1000の新生児の中で、5年以内に死亡するものが2.7人という意味なのだそうで、もう別世界である。
http://www.thelocal.se/20140505/sweden-has-third-lowest-child-death-rate
子供がだいぶ遅くなっても走り回っていた。この子供達に素晴らしい未来があります様に。
Wikipedia「端午」
オーストリア旅行その12 カプツィーナー教会

320kgのレゴ

2014-05-05 19:43:36 | 時事問題
デンマーク発のおもちゃ、レゴは皆様も子供の時に一回は遊ばれたのではないだろうか。子供に限らず、時折物凄いレゴ・マニアの方などが戦艦大和などを製作され、画像をインターネットに投稿しておられたりする。そういえば東大にはレゴ部なるものもあり、ブログまで書いていたりもする。
そんな中、きっとこんな「レゴ部」にでも所属していれば幸せになれたのではないか、と思える人の話。The localより。
http://www.thelocal.se/20140504/swede-puts-lego-up-for-sale-to-save-marriage
スウェーデン西部、ハッランド県のバールヴェリという町にて。Blocketに男性が商品を投稿したのである。なんと合計で320kgのレゴで、総額で75000クローナ、日本円で110万円を超える金額である。これだけの量なら分割して売れば良さそうなものだが、男性曰く「買う時は全部まとめて。小さな部品一つでも無くしてはならない」との事。どうも余程の思い入れがあるらしい。ついでに売るに決意した理由は「奥さんが、こんなものを家に置いておくなと怒りだしたから」という。何とも気の毒ではあるが、総重量320kgのものが自宅にデッド・スペースを作り出していたら奥さんも怒りだすであろう。
こんな話、本当なのか?とBlocketを探してみたら、本当にあった。
http://www.blocket.se/halland/300KG_lego___RADDA_MITT_AKTENSKAP_53541563.htm?ca=20&w=1
どうでしょう。東大レゴ部で引き取って上げるというのは。船便だったらそこまで送料は高くないとは思うのだが。
中古品

エレベーター閉ボタン

2014-05-04 00:07:43 | 日記
アメリカに留学経験のある人と話をした。アメリカでもスウェーデンと同様、エレベーターの「閉」のボタンはない事が多かった様だ。
エレベーター考
仮にエレベーターに「閉」ボタンがあっても、誰も押さずに自然に閉まるのを待っていたのだと言う。ところが帰国して働き始めてみると、気がつけば「閉」ボタンを押す様になってしまったのだと言う。職場に適応すると言うのはこう言う事か。それでも時折、「ここでスウェーデン人だったらどうするだろうか」という問いかけをしながら暮らして行きたいものである。少しスウェーデン的な考え方をする人間として生きて行きたいものだ。
スウェーデン国旗

25℃

2014-05-01 20:20:19 | 日記
見事なまでに晴れてくれた。気温、何と25℃である。もう初夏の雰囲気である。調べるとストックホルムは現在気温ひとケタ、一部では雪が降ったという情報まである。そう言えば昨日がヴァルボリイの日であった。まだ肌寒い中、皆酒を飲んで騒いでいたのだろうか。The localを見るとあちこちで酔っ払いが出現、喧嘩もあった様である。いつも通りという事であろうか。
http://www.thelocal.se/20140501/no-major-drama-as-rain-impacts-walpurgis-night
ヴァルボリイ(Valborg)その1
ヴァルボリイ(Valborg)その2
ほんの少し前、自分は確かにそういう社会に住んでいたのである。何だか信じられぬ。