他人の悪口をいう人には悪口を言う人が集まってくる。簡単な原理である。「まったく、●○はトンでもない奴だよ!」と言えば相手も大体の場合は話を合わせて「そうだねえ、●○にはこんなしょうもない点もあるからねえ」と応じる、応じざるを得ないのである。多少の悪口を付き合うのも浮世の付き合いというものだ。ただこの悪口が余りに続けば大体あるラインから相手も少しずつ距離を置くようになって来る。そして最後に残るのは筋金入りの「悪口テラー」、何かあれば他人の悪口を言い合う会話友達が残されて行くのである。他人の悪口を全く言わないのも問題であるが、やる事が他人の悪口を言うだけとなるとこれはこれでまずい。生産的な事は何も生み出さない言動である上、組織内に無用な敵を作り出す。何だかんだ言うのは自分の仕事がキチンと出来た上での話である。まあ、ほどほどにすべきであろう。
1) 頑張る事は大事である。ただ「思いつめて」はならない。精神的に平静を維持できなくなったり、何より体に負荷をかけすぎて体を壊してはならぬ。特に年齢が上がれば上がるほどそうである。20歳代では無理がきいても、30歳代40歳代で同じ事をすれば疲労も蓄積する。そして体が疲れれば精神も疲労する。正しい判断力が下せなくなったり、必要以上に悲観的になってしまうリスクがある。また一つの事に集中する事は良くても、「仕事がものになる見込みがなければ切りを付けて撤退する」という選択肢を常に頭のどこかに置いておかないと、止むにやまれず諦めなくてはならなくなった時に余計なダメージを食らう。「絶対に負けられない戦い」は甲子園だけで十分である。社会人の戦いはリーグ戦なのだ。もっと言うなら「ゲームのルール、得点方法、ゴールなどを自分で設定しては自分で一つ一つクリアしていく」とでも言うべきもので、そもそもスポーツの様に他人がルールを決めるものですらない。
2) 元巨人の松井秀喜選手が「自分がコントロール可能なものに努力することに集中する」という事を良くインタビューで言っている。逆に言えば自分の力でコントロール不可能なものに余り気持ちを奪われすぎない様にせよ、という事でもある。ただそう言うもの程どうしても気になってしまうのは人情というものである。ゼロにするのは無理でも、そこで平常心を奪われすぎない様に努力する事は必要であろう。
3) というと何やら難しい修行が必要な様に思えてしまうが、何の事はない「ただ単に楽天的」というのも実に大事な事である。余り深く考えずに楽天的に暮らすこと、簡単な様でも意外と難しい。ラテン系の人などに学びたいところ。
4) ただ、それでもなお頑張る事は大事である。ただ若いころとは違って、「一時に無理に任せて」ではなく、「しつこく、諦めず、気長に」頑張る事が大事なのであろう。昔の様な徹夜やら週末出勤やらは段々出来なくなるが、たとえ1日1ミリであろうとも、1年続ければ36.5㎝の成長となる。スウェーデン時代とは全然ベクトルも違うし、ドメスティックな努力ではあるが。。。それでもなお、「ambitious」の気概、忘れてはならぬ。諦めずしつこく頑張るべし。
ambitious
上司の教え
2) 元巨人の松井秀喜選手が「自分がコントロール可能なものに努力することに集中する」という事を良くインタビューで言っている。逆に言えば自分の力でコントロール不可能なものに余り気持ちを奪われすぎない様にせよ、という事でもある。ただそう言うもの程どうしても気になってしまうのは人情というものである。ゼロにするのは無理でも、そこで平常心を奪われすぎない様に努力する事は必要であろう。
3) というと何やら難しい修行が必要な様に思えてしまうが、何の事はない「ただ単に楽天的」というのも実に大事な事である。余り深く考えずに楽天的に暮らすこと、簡単な様でも意外と難しい。ラテン系の人などに学びたいところ。
4) ただ、それでもなお頑張る事は大事である。ただ若いころとは違って、「一時に無理に任せて」ではなく、「しつこく、諦めず、気長に」頑張る事が大事なのであろう。昔の様な徹夜やら週末出勤やらは段々出来なくなるが、たとえ1日1ミリであろうとも、1年続ければ36.5㎝の成長となる。スウェーデン時代とは全然ベクトルも違うし、ドメスティックな努力ではあるが。。。それでもなお、「ambitious」の気概、忘れてはならぬ。諦めずしつこく頑張るべし。
ambitious
上司の教え