スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

タクシーの後部座席で

2014-05-15 23:27:22 | 時事問題
在住中も急病の時に受診するのが何かと大変であったスウェーデンの医療機関であるが、
救急車スタッフシフト終了優先事件
救急外来44時間待ち
どうも状況はあまり変わっていない様である。それもスウェーデンが一番力を入れていそうに見える(日本人のイメージでは)赤ちゃんの出産での話。The localより。
http://www.thelocal.se/20140515/full-hospitals-see-baby-born-in-taxi
ストックホルムにて35歳の妊婦さんが初産を迎えた。陣痛が始まり、次第に近くなる。一家が向かったのはストックホルム南病院。この日を楽しみにしていた妊婦さんはカメラマンまで同行させていた。ところが病院に付いて見ると、無情にも「ベッドが満杯で受け入れられません。タクシーで1時間かかる別の病院に行って下さい」との宣告。やむなくタクシーでその病院に向かっていくと、途中で陣痛が強くなり、タクシーの後部座席で赤ちゃんが生まれてしまったのである。後からようやく救急車が駆け付けた様であるが、いくらなんでも遅すぎるであろう。それなら何故最初から救急車で搬送しなかったのであろうか?幸いにして妊婦さんにも赤ちゃんにも何の障害も残らなかったようであるが。。。
基本的にスウェーデンの出産は無痛分娩で行われるので、「医療機器も何もなく、麻酔もかけられないまま出産が行われた」となるとスウェーデンの基準からはかなり信じがたい事態ということになる。記事のコメント欄も参照されたし。「スウェーデン人は他国よりも高い税金を払っているのに、そのお金はどこに消えちゃったんだ!」などという声がみられ(5人目のRobinfood氏)、これは自分も正直、在住中は同じ感想を持っていた。Aftonbladet誌の元記事はこちらなので、興味ある方はGoogle翻訳(スウェーデン語→英語)でご覧あれ。
http://www.aftonbladet.se/nyheter/article18882077.ab
北欧と来ると今でも「充実した社会保障、高負担でも高福祉」というのが日本での合言葉であるのだが、少なくとも2014年現在そのイメージと実像はどこまで一致しているのか。もっと詳しい報道があっても良い様に思う。
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セイヨウトチノキ@日本

2014-05-15 22:39:06 | 日本の動植物
スウェーデンにも沢山植えられていたセイヨウトチノキ(マロニエ)であるが、
セイヨウトチノキ
日本でも開花の時期となった。と言う事はここの通りでも、秋になるとあのパンクの原因になる栗モドキの実が落ちて来る事になるのだろうか?

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