スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

中国人のこと

2012-09-21 20:25:00 | 時事問題
日中関係が緊迫の度合いを上げている様子である。尖閣諸島問題に端を発し、反日デモなどで激しくヒートアップしてしまっている様だ。スウェーデンでは報道でこの問題が発生した当初はあまり触れられていなかった(イスラム圏の反米暴動と時期的に重なってトップニュースを取られていることもある)のであるが、今週には職場のラジオでも「中国」と「日本」の単語を聞き取れたので、恐らくはこれ関連のニュースであったのだろう。また1昨日のフィナンシャル・タイムズ欧州版では、1面に尖閣諸島沖の写真を載せていた。
それでは、職場の中国人はどうなのか?というと、少なくとも自分の周辺は至って平穏なのである。特に嫌がらせをされるでもなく、笑顔で毎日接しているし、会えば挨拶を交わす。実際に心の中でどう思っているかは知らないが。。兎に角早く自体が沈静化に向かう事を願うのみである。
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touristic

2012-09-20 18:50:59 | 日記
フランス人と話をすると、旅行者があまりたくさん国に来ることを必ずしも歓迎していない風がある。「touristic」過ぎるというのだ。それで「何故嫌なの?」と聞いてみた。曰く「旅行者がたくさん来ると、レストランの味が落ちる」というのだ。たぶんたくさんの人数をさばくために、質を犠牲にしているのだろうという。しかし嫌な理由がそれとは。。さすがグルメの国である。
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雨@秋

2012-09-19 05:52:08 | 日記
どうも最近雨が降る事が多く、陰鬱な天気である。聞くとこれが典型的なスウェーデンの天気らしい。ちなみにアイルランド人の同僚に言わせると、彼の母国では一年中ずっと雨なのだそうで。。
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救急車スタッフシフト終了優先事件

2012-09-18 17:23:56 | 時事問題
とんでもないニュースが目に止まった。スウェーデン英語誌、The localより。
http://www.thelocal.se/43268/20120917/
スウェーデンの救急車が心臓発作の患者さんから最重症の緊急コールを受け取ったのであるが、その運転手は自分のシフトが終了する間際であり、患者さんのコールをそのままにして次の救急車に引継ぎをして帰ってしまったのである。結局患者さんは間に合わずに死亡。恐るべき事件である。救急車をコールしても到着せずに患者さんが亡くなってしまう事件はこれまでも何度もあったし、The localを眺めていても定期的に類似の事件が紙面をにぎわしている。
医療機関その3
医療機関その2
日本からこの報道を見ていると、「何だか妙な事件だねえ」くらいの感想をもたれるかも知れないのであるが、現実問題として住むとなると死活問題である。特に役所の窓口などで仕事を休んで書類を提出しに行っているのに、午後4時にもならないうちから「もうまもなく窓口は終了なので、新しい書類は受付できません」などと言われた経験があれば、この冗談のならなさ加減が実感として分かるようになる。確か2年ほど前、ロイター通信であったと記憶しているのだが、「患者満足度調査」でスウェーデンが20何カ国かの中で首位になるという報道があったと思う。しかしこれで本当に彼等は満足しているのだろうか?彼等は他国の人に聞かれると大体において「自国の医療制度は税金を有功に使えている」と答えることが多いのであるが。。。。
唯一間違いないのが、スウェーデンに来た他国人がしばしばこの医療システムについて怒っていることである。先日もインド人の同僚と話をしたのであるが、「この国の医療制度は酷い!」と怒っていた。医師は外来を一日に6-7人しか診察せず、しかもその最中に当然の様にFIKAの時間を取る。「患者さんがスムーズにさばけていて休みを取っているなら分かるけど、どうしてあんなに患者さんが受診できないのに休みを取るんだ!インドの医師はもっともっと働いているよ!若いドクターなんて眠る暇もないくらい働くのが普通だよ!!」
この辺はアジア圏と北欧では考え方が違うのかも知れない。ちなみに隣国デンマークでも医師の勤務状況は同様であるそうだ。
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スコーグスシュルコゴーデンその8

2012-09-18 16:00:35 | スウェーデン国内観光
最後元の道を辿って帰る。この墓地はちょうどスウェーデンで火葬が一般的になるのに時期的に合っていたそうで、時宜にもかなった施設であった。アスプルンド本人も希望により火葬で葬られたという。
今回は訪れなかったが、ここには女優グレタ・ガルボの墓などもある。気持ちを落ち着かせたい時などに静かに訪れたい場所である。

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スコーグスシュルコゴーデンその7

2012-09-18 15:44:14 | スウェーデン国内観光
小道を抜けて高台を望むところで写真を撮ってみた。右に森の火葬場が見える。

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スコーグスシュルコゴーデンその6

2012-09-18 15:40:34 | スウェーデン国内観光
このまま道を進むと復活の礼拝堂(Uppstandelsekapellet)である。ガイドによると古典風神殿様式を取り入れたとある。これはアスプルンドではなく、友人で共同設計者であるシーグルド・レヴェレンツ(Sigurd Lewerentz)の作品である。確かに少し古代の神殿の様なたたずまいである。残念ながら鍵がかかっていて、内部には入れなかった。
Wikipedia「Sigurd Lewerentz」
この神殿の正面から小さな小道が続いている。七井戸の小道(Sju brunnars stig)である。実際には井戸などはなく、静かな散歩道が続く。しばらく森林の中を歩くと、急に目の前が開ける。楡の高台である。楡の木が丘の上に植えられているのだ。下写真は中央が七井戸の小道、右が楡の高台である。

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スコーグスシュルコゴーデンその5

2012-09-17 23:14:52 | スウェーデン国内観光
しばらく行くとビジターセンター(Visitors Center)が現れる。これは当初は墓地の管理職員の建物であったようで、1923年の完成である。
内部はここを訪れる人の資料館になっている。下左から3枚目と4枚目は恐らくはアスプルンド本人の書いたスケッチであろう。一番右は万聖節の光景かと思われる。

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スコーグスシュルコゴーデンその4

2012-09-16 21:29:58 | スウェーデン国内観光
森の火葬場から下り、森の中の道を進んで行く。両側を森に囲まれた静かな景色が続く。やがて左手に現れるのが森の礼拝堂(Skogskapellet)である。1920年の完成でこの墓の中で最小の礼拝堂である。正面玄関の上に小さな黄金色の天使の像があるが、これは死の天使(Änglarum)といい、スウェーデンを代表する彫刻家、カール・ミレス(Carl Milles)の傑作の一つである。
ミレスゴーダンその1
ミレスゴーダンその2
ミレスゴーダンその4

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スコーグスシュルコゴーデンその3

2012-09-16 21:05:56 | スウェーデン国内観光
この十字架の脇にあるのが写真の森の火葬場(Skogskrematoriet)である。この部分が最後に完成したらしい。完成は1940年、第二次世界大戦中であったという。それまでは火葬を望む人は近隣の火葬場を借りていたそうだ。
火葬場のロッジア部分の中央には写真の様な銅像が設置されている。人のいない静かな時に、この銅像を静かに眺めていると不思議と気が休まる。

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