スウェーデンの医師と話をしてみてその4

そして運転免許について。日本では最近てんかんの患者さんが自動車運転で事故を起こした事件があったと聞いた。
Wikipedia「てんかん」
それでは、スウェーデンではこの問題はどう対応がなされているのか？
答えはこちら。各国の対応も全て纏めてある。
Wikipedia「Epilepsy and driving」
運転免許の取得にあたっては一定期間発作が起きない事が必要で、さらにこの免許が2年おきにチェックされる。この際には医師の診断書の提出も必要になる。さらにこの際に電子カルテ情報が県で共有されているため、発作を起こして救急外来を受診した記録などがあれば全て閲覧できるのである。これらを全てチェックした上で政府機関に報告書を送るのである。
また、てんかん以外にも運転免許に制限がかかる疾病もある。糖尿病である。薬物治療中の患者さんの場合、低血糖の発作を起こす可能性がある訳で、運転免許には定期的な更新が義務づけられる。この際にも専門医の診断書が必要になる。興味のある方はこちらのページをどうぞ。
Läkarintyg diabetes(英:Medical certificate Diabetes)
この3ページ目をGoogle翻訳にかけて訳されたし。なお、低血糖以外にも目の合併症についての記載も必要である。