スウェーデン・ガラスと来るとオレフォス(Orrefors)は外せないメーカ-である。ノーベル賞受賞式の晩餐会のグラスを作っていることで知られる。美しいデザインで、着色も鮮やかなガラス器を多数生産しており、皆様もスウェーデンに来たら是非一度はご覧頂きたい。また工場はスウェーデン南部のスモーランド(Småland)地方にある。この一帯は「ガラスの王国(Kingdom of Crystal)」として周囲の他のガラス工場と共にそのまま観光名所になっており、伝統のスウェーデングラスの製法を見学できる。
Wikipedia「オレフォス・グラスブリュック」
Wikipedia「Kingdom of Crystal」
。。と言いたいところであるが、どうもそのオレフォスの先行きが芳しくないというニュース。The localより。
http://www.thelocal.se/49648/20130814/
実に5年連続で赤字が続き、ここ数年リストラに次ぐリストラで遂にはガラス工場を次々に閉鎖、生産拠点を海外に移して行こうとしている、というニュースである。確かに同じ北欧ガラスを並べて考えてみても、オレフォスやコスタボダは美しいが、値段、重量などを考えると実際に使うならイッタラなどの方が手ごろの感はある。しかし残念なニュースである。「伝統のスウェーデングラス」と言いながら海外製のグラスが店頭に並ぶことになる訳であるから。。。ではどこの国に生産拠点を移すのか?と言うと記事中ではFor exampleと前置きしつつ、中国を候補として挙げている。将来、店先に並ぶ「伝統のスウェーデングラス」と銘打ったグラスが軒並み中国製であったら、ちと気分としては微妙かも知れぬ。人件費高騰と生産空洞化は先進国どこでもの悩みであるが。。。時代の流れは時として残酷である。
グスタフベリ・アウトレットその3
Wikipedia「オレフォス・グラスブリュック」
Wikipedia「Kingdom of Crystal」
。。と言いたいところであるが、どうもそのオレフォスの先行きが芳しくないというニュース。The localより。
http://www.thelocal.se/49648/20130814/
実に5年連続で赤字が続き、ここ数年リストラに次ぐリストラで遂にはガラス工場を次々に閉鎖、生産拠点を海外に移して行こうとしている、というニュースである。確かに同じ北欧ガラスを並べて考えてみても、オレフォスやコスタボダは美しいが、値段、重量などを考えると実際に使うならイッタラなどの方が手ごろの感はある。しかし残念なニュースである。「伝統のスウェーデングラス」と言いながら海外製のグラスが店頭に並ぶことになる訳であるから。。。ではどこの国に生産拠点を移すのか?と言うと記事中ではFor exampleと前置きしつつ、中国を候補として挙げている。将来、店先に並ぶ「伝統のスウェーデングラス」と銘打ったグラスが軒並み中国製であったら、ちと気分としては微妙かも知れぬ。人件費高騰と生産空洞化は先進国どこでもの悩みであるが。。。時代の流れは時として残酷である。
グスタフベリ・アウトレットその3