おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

光明は・・・ある

2011-06-01 22:48:44 | 千葉ロッテ
投手も野手もがんばってるけどね・・・。

ロッテ2-3ヤクルト

何とか星を五分に戻したいと臨んだ一戦は,福浦様のタイムリーに,ゴリの久方ぶりのマリンでのHRもあり,2点を先制しましたが,結局同点,逆転とされ,他方打線は,中盤以降も着実にチャンスを作るもことごとくつぶし,またもや悔しい,接戦負けとなりました。

いやー,実は,今年は忙しかったこともあり,試合開始前から最後までじっくりと目を離さずに見たのはほとんど初めてだったんですが,改めてやはり統一球の影響というのは大きそうですね。やはり走り打ちとか詰まり打ちとか芯を外した打球はことごとく飛ばない一方で,きっちりと捉えた打球というのは従来どおり飛んでいく。

投手は自信を持って投げれる一方で,本当に力のある打者の打球というのはきちんと飛ぶという意味で,本当の投手と打者の力が問われそうな気がします。早くも興行的におもんないという声が出つつあるようですが,野球本来の面白さを取り戻すためにも,ぜひとも続けてほしい,久方ぶりのNPBのヒットになりそうな気がしています。

ただ,その一方で,あえて詰まらせてじっくり球を見るという金森打法にとっては大きな転機を迫られそうですね。どうも近年,右方向とか逆方向とかいうだけで野球玄人みたいなところがありましたが,井口くらい右引張りともいうべき力を持っている打者ならともかく,このボールでは,生半可な打者がやってもなかなかヒットにはつながらないんではないかと。

そういう意味でも,久しぶりに吹っ切れて,きれいなセンター返しの後に,ひっぱりの痛烈なツーベースを放ったマツには,自分のスタイルを取り戻したという意味でも,今後に向けて,大きな希望を感じさせてくれました。

しかし,今日の敗因をあえて挙げるとすれば,その最も盛り上がった無死2塁の場面で,今日HRを放っているゴリにあっさりバントを命じたところだよなあ。あそこで最高でも1点しか取りに行かないと明言したところで,勝ちはなくなったわけで,相手としては楽でしょう,はっきり言って。

まあ,作戦としてはぎりぎりありだとしても,西村さん,今は


ゴリは9番ではなく,1番にはツヨシはいない

ことを忘れてんじゃないでしょうかね・・・。

最も期待できる打者に送らせて,残念ながら経験も打力も浅い若手にただ単に託す,というより丸投げする。それでは目指している1点を取りに行く野球にはつながらないような気がします。

6回,相手小野寺君がくれたボークによる無死2,3塁という大チャンスにも,ただ単に,高濱君,岡田君,伊志嶺君に打たせるだけ。見てて思ったんですが,多分各打者は,ランナーをためる場面と決める場面に関して何ら明確な指示の違いを受けていないんでしょうなあ。

四球重視のチーム指示をとらえてよくチャンスを作るんですが,そのままの心理で決めの場面に入って,初球あるいはスリーボールの場面からの甘い球をことごとく逃す。追い込まれてからの1球で決められるだけの力があるわけではないので,そりゃ打てんわ。倉さんにも有藤さんにも,「なぜあれを振らん!」と酷評されてましたが,経験のない若手の背中を押してやるのは,むしろ監督・コーチの役目でしょう。それができないならせめて外野フライが打てそうな青野・今岡・神戸辺りをまさしくあの場面で出せばいいわけで,よりにもよって,そこではなく,7回ランナー2塁の場面で,力は同程度そうな南→神戸君(しかも守備緩め)とか正直何がしたいのかよくわかりませんでした。

ついに清田君まで骨折と泣きたくなるような情勢ですが,それでもダメなりに戦い方はあるはずなので,なにとぞ煮詰まることなくもう少し冷静に戦ってほしいなあと思った今日の采配でした。

それこそ,スクイズとか,3塁の場面で,点を取る方法はいくらでもあるわけですしね・・・。

一方,投手の吉見君は,3回の連打で同点とかは正直うんざりしたけど,彼なりによく踏ん張ったよなあ。7回,2死2塁の場面で,4回も5回も首を振った末に,痛恨の一打を浴びましたが,彼なりに何とか三振で切って取りたいという強い気持ちは現れていました。

なんか,正直130キロ台半ばのストレートと120キロ台のスライダーあるいはチェンジアップとせいぜいカーブしかないおっさんピッチャーですし,チームの将来を考えると・・・と思うところはあるんですが,不思議と胸を打つ何かが彼にはある。

なぜだろうと考えてみると,それは彼が自分の力の限界をわかりつつも,その限界まで行きたい,あるいは限界の少しだけ上を常に目指しているからかもしれません(全く根拠ないけど)。

それだけに今日は勝たせてやりたかった。本人にとっても悔いの残る一球にはなったでしょうが,めげずに次もいいピッチングを見せてほしいところですね。

さてさて,これで交流戦ホーム全敗というひどい状況はまだまだ続きますが,もう嘆いていても仕方がありません。

さすがに,金・サブにファームでのんびり調整させている場合でもないので,さっさと上げて,金曜からは再び総力戦で臨んでほしいと思います(そうでなければ,リリーフがあまりに報われん)。

それではおやすみなさい

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ最後に押していただければ励みになります

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

辛いねえ・・・

2011-06-01 08:21:34 | 千葉ロッテ
淡々と時が過ぎてゆく。

ロッテ1-3ヤクルト

昨日の試合は,ついに待望のプロ初先発となった大谷君が好投を見せるも,エラーからの逆転打,打線は打線で相変わらず犠飛によるスミ1どまりと,なかなか展望が見えない敗戦となりました。

昨日は飲み会で,ハイライトしか見ていないんだが,あの3分強の動画に全てが詰まってましたな。というか,それだけ見どころが少ない(苦笑)

まあ,しかし,先発不足に苦しむ中で,大谷君のナイスピッチングは好材料ですよね。去年からは考えられないくらい伸びのあるストレートを主体とした組み立てで相手をほんろうしたようで,好感が持てます。

6回途中から崩れたのは,チェンジとなるべきエラーから始まったことを考えれば責めることはできません。きっとまたチャンスはあるでしょうから,次も好投をお願いしたいところですね。

一方,打つ方は,いつも大体,先制の1,2点は取れるんだが,見事にそのあとが続かんなあ。まあ,チャンスにエンドランで4番が左に打っちゃったり,5番以降がノーヒットでは勝てるものも勝てません。

ただ,大松→代打神戸君とかは余りにも夢がないので,西村さんもあんまりテンパらずに,手持ちの駒でどうやったら最大限の力が発揮できるのか考えてほしいところですね。

さてさて,スカスカ交流戦に慣れていたので,なんかこう試合が続くとかえって違和感が(苦笑)もういっそ水入りがほしいところですが,それでも容赦なく試合は続くので,何とか星を五分に戻すべく,今日こそは勝ってほしいと思います。

それでは。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
最後に押していただければ励みになります
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする