おもしろき ことばかりな世を・・・

ロッテと旅をこよなく愛する日記

やっぱり野球はHR!?

2011-06-12 18:42:37 | 千葉ロッテ
気持ち良かった・・・

ロッテ5-2広島

昨日は,久しぶりに盆と正月が一緒に来たような快勝で,果たしてその流れをつなげられるか!ということで臨んだ1戦は,先発カラカー君がピリッとしないも,7回を何とか2失点でまとめ,一方打線は,4番大松の犠飛,マットンの遊ゴロと渋い形での得点の後に,ルーキー伊志嶺くんの豪快な一発という堪えられない展開で,見事連勝,日曜日の呪いを解く,素晴らしい勝利と相成りました。

いやー,ついこの前までは「野球とは何か?」と尋ねられたら,


エースは完投負けし,勝ちパターンリリーフはビハインドで酷使されてやっぱり負け,打者はぶつけられて骨折しても相手に何のペナルティもなく,仕方なしに零割バッターを並べてやっぱり打てなくても,「それが野球だし・・・」と諦めて次にわずかな期待をつなぐマゾヒスティックなスポーツ


と答えるよりほかなかったんですが,今なら


ピッチャーがそこそこ投げ,4番が打ち,HRが飛び出せば勝てる単純な点取りゲーム


と言えるようになりましたよ。ホント,点が入る時って,こんなに簡単に入るスポーツだったんですね,野球って(笑)

まあ,しかし,まずは,伊志嶺君,素晴らしかった。

7回1死1,3塁ノースリー,1塁走者は岡田君という,ちょっと前までなら間違いなく待っていたであろう場面で,アップアップの福井君が投じたど真ん中を,迷わず振り抜いた打球はそのままレフトスタンドへ。

実は,ボケたことを言いますと,打った瞬間は,「おっ,これはどうやら犠牲フライは確実か・・・」と思ってたんですが(スマン),ハマると,ホント,パワーがあるのね(笑)追っかけてった天谷君が諦め,白球が真っ赤なスタンドに吸い込まれた瞬間,思わず大声で叫んでしまいましたよ(妻の冷たい視線を背中に感じつつ)。

わずか2試合前の悔しいプレーから,別人のような昨日・今日の活躍。負けん気の強さと,指摘された消極的な姿勢などを短期間に修正できる素直さを持っているところを見ると,改めて若いっていいなあ・・・と思ってしまいます。苦しみながらも,主力の怪我でチャンスを得たこの1月ほどの経験というのは,若い彼の血肉になっているのだなと実感いたしました。

今日は,試合を見に来られたご両親の前で初HR&ヒーインをかますなど,持っている男ぶりを見せつけた伊志嶺君のこれからに期待していきたいと思います。


一方,もう一人の持っている男と言えば,やはりマットン。とにかく打撃は・・・と言われていたのが,今日は貴重な同点ゴロを放ち,さらには伊志嶺君のHRにつながるクリーンヒット。さらには8回にも安打と大暴れと言っていい活躍でした。

配球に関しては,今時懐かしい完全に外したボールを多用するなど,どうかと思うところはありますが,なんか流れを変えてくれるような力を持っていることを感じさせてくれます。4番を外れてはつらつとしつつある初代和尚ともども,縁の下の力持ちとしてこれからもがんばってほしいところですね。


投げる方は,一体いつ以来や・・・と思わせる,先発7回,あとはセットアッパー,抑えという,絵に書いたような勝ちパターン継投。

明らかに調子が悪く,4回で既に90球に達したカラカー君が,何とか持ち直し,5回から7回までをパーフェクトに抑えて同点のまましのいでくれたのが結果的に勝負の流れを引き寄せました。次で交代か・・・と思われたところでの勝ち越しの一発は,今までの報われない努力を思えば,遅まきながらのプレゼントというところでしょう。悪いながらも立て直せるのは間違いなく成長の証。再び上昇気流に乗って行ってほしいところですね。

あ,そうそう,内君は,落ちるボールが定まらずぶち壊しかけましたが,最後はよく抑えた。今日も糸を引くストレートが美しかった薮田神ともども,本来の「勝ちパターン」投手として,盤石のリリーフを形成してほしいところですね。


いやー,たとえ相手が暗黒だったとしても,やっぱり連勝は掛け値なしに嬉しい。しかも,それが本拠地ともなればなおのこと。

とりあえず,明日は試合がありませんので,今季初めての「日曜夜の憂鬱を少しでも打ち消す勝利の余韻」にゆっくりと浸りたいと思います。

それではおやすみなさい

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ最後に押していただければ励みになります
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする