あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

介護保険更新時会議

2006-09-22 23:24:31 | 介護

堅苦しいタイトルになってしまったが
我が家のばぁちゃんは要介護5で
状態も安定している事から2年毎の更新決定となる。

その為には少しでもより良い介護をという趣旨で
要は介護保険の更新の際に、次の更新時までにどのような介護をしていくか
ケアマネージャーさんと介護用品をレンタルしてもらっている業者
他にはディサービスとショートステイの責任者と話し合う事だ。

時刻1時半、定刻通り集合した後、さっそく本題に入る。

一番の問題点は食事と麻痺腕の内出血などの怪我の件で
最近はなくなったが、以前は麻痺腕の怪我が頻繁にあった。
何度かの話し合いでだいぶ注意してくれるようにはなったが
さらにより良い介護を…という事だ。

まず、麻痺腕の内出血の原因が把握出来ていない事だ。
それを回避するには、移動時に麻痺腕を固定したらどうか…という意見が出る。
三角巾で固定するとか、移動時に本人と介護人との体の間に
麻痺腕を挟むようにするとか、いろんな意見がでたが
試験的にバスタオルを利用した体と腕を固定するものを考える事にした。





次には食事の件で、施設での食事状態。
最近は食べてくれない事はなくなったが
一回の食事時間が家に居る時の倍以上時間がかかる。

原因として嗜好の問題か、それとも食事時の体位の問題か
いつも食事時に食べているもの…。
主菜ではなく、例えば海苔の佃煮だとかツナ入りの味噌だとか
そういうもので自宅と同じような雰囲気を感じてもらおうと案がでる。

他にも2~3問題事項はあったが、主としてはこんなところだ。
こうして介護に携わるものが一緒に話し合い
どうしたら快適な介護生活を送らせてあげる事が出来るかを
話し合うという事は、とても有意義な事だ。

介護する者一人の力だけで頑張るのではなく
ケアマネージャーや施設と三位一体となって介護をする事。
これが本来の介護保険制度なのではないかと思った。

という事で…<<今日の一枚>>


碧く…あくまでも碧い空を自由に飛び舞うトンビだろうか…。



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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
介護 (get)
2006-09-23 00:48:10
携わってみないとわからない問題が色々出てくるんでしょうね。

夫の両親は全く子どもたちの手を煩わせることなく逝ってしまったし、私の父も介護は短期間でした。

自分たちの老後もそんなふうにすんなりといくかどうかわからないし、自力だけではどうしようもない部分がありますからより良い介護のためのサポートがあるのは良い事ですね。

自分が介護される側になる可能性もあるわけだし。

きちんと対峙しなくてはならない問題ですね。

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麻痺側の腕は (しろくま)
2006-09-23 01:14:13
ベッドから車イスに移乗させる時に怪我することが多いです

ダラ~ンとした腕が車イスに移す時にひじ掛けとお尻で挟まるんですね

年寄りは皮膚が破けても痛さを感じないし、すぐに血も出てこないことが多いんです

神経も血管も表皮まで至っていないようです

それに痛いと表現できないのもありますね

それで後になって血が出てきて傷がわかる。

この予想が当たっていれば原因は施設職員の介助中のミスです

自衛対策としては

お腹にポケットがあるパーカーを着てそのポケットに手を入れて移乗するとか、

トレパンのゴムの中に手を差し込んで移乗するとか、三角巾で常に吊っているとか

車イスに移乗する時、麻痺側の腕がお腹の上にとどまっている状態がいいのではないでしょうか



食事内容は食べ慣れたものを食すのがいい



それからpochikoさんの腰

収穫作業で気合が入らないでボーとやっていると

ぎっくり腰おこしますよ

そしたらおばあちゃんや家族にとっても一大事



自分の体は自分だけの体ではないという意識は常に忘れないようにね
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Unknown (ひまりん)
2006-09-23 05:36:23
pochikoさんご苦労様。そんな話し合いがもたれるのですね。



私もおじいちゃんが最後の病院に入院してわりとすぐ、ベッドから落っこちて。股関節を骨折しました。病院にいてもそんなことがあるんですよね。謝ってくれましたが、どうもオムツを替えるときに痛がるなんてことで、気づくのに間があったみたいだし、おじいちゃんも大変だったと思います。

手術にも3.4時間かかりました。

焼き場でそのとき生めた金属が出てきたといわれたとき、そのときのこと思い出しました



ごめんね暗くなって。pochikoさん自宅介護なんてすごいよ。

でも自分の負担をもっと減らすよう施設や病院利用も考えたほうがいいかもとも思いました。

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勉強になりました (akisaien)
2006-09-23 06:48:40
亡き母は公的介護を受けずに亡くなりました。介護の実情に疎い私です。

三者での会談は意義深いものがあります。



いずれは自分たちの問題ですね。

心しておきたいものです。



空を自由に飛び舞うトンビ。。

今日の記事の余韻を感じました。
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Unknown (Cezanne)
2006-09-23 07:59:34
pochikoさん、おはようございます。おかげ様で私達の両親は皆元気です。今は・・・です。この先はわかりませんね。そして私達もです。

このラストの写真がジーンときました。自由に飛び舞うトンビですね・・・・。

これ寝っころがって撮られました?はははっ。まさかね。でも真下からほぼ90度に・・・・ですね。pochikoさんの心象風景と完全にシンクロしましたね。言葉で伝わらない、お気持ちが伝わってきました。で、今日pochikoさんもおはぎをおつくりなるのですか?
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たいへんだねー (tyakomama)
2006-09-23 16:17:01
我が家のばばさまは、食べるのは1人で大丈夫、お絵かき、計算大好き,お口も誰よりも達者でも足がだめ、家の中を這っているから、あまり手をかけないようにしている。冷たいようだが、動ける間は、見ているだけにしています。
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介護 (amia)
2006-09-23 21:39:52
夫の母は92歳で一人暮らしって書いたでしょ、もちろん兄夫婦と私たちが介護の手伝いをしているけど基本は一人、この頃はお茶碗を洗うのがきついらしく流しに何日分ものお皿がたまっているの、ほんとは介護認定を受けてヘルパーさんに一日来てもらうとよいのだけど母はよその人を家に入れるのを嫌がるので。

でも足もリハビリでよちよち歩き出しだんだん無理も多くなるよ。
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介護見直し時期 (さっちゃん)
2006-09-23 22:26:13
私達の関係している方も介護度見直しで介護度な上がる方は少なく包括に入るほうが多くナ路増した。要介護5になると払う金額も多くなるでしょう。介護にはこれでOKという事が有りません。やはり施設の扱い方が悪いといわれることがほとんどですね。ベッドからの移乗時の介護人の身長にも関係が有りそうに感じました。良く介護していますね。。私もこんな事の無いように気をつけています。そろそろ限界かな~とも思います。自分が医者通いになりますもの。

毎日で最高
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ムムー (シン)
2006-09-25 11:54:13
なるほど。

麻痺腕と食事。

どっちも重大事ですね。

絵を使っての説明つきなので、容易に肯けます。



食事はやっぱり、pochikoさんの手づくりが一番なのを、おばあちゃんが知ってるから、なかなか簡単には解決しないのかなぁ。



でも2年に1回ですか、ケアマネさんとの話し合いは。

ちょっと足りないような気がします。



トンビ?の写真、難しいのをよくお撮りになりましたですねぇ。

すっきりしますね。
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getさんへ (pochiko)
2006-09-26 14:04:59
コメントの返事が遅くなってしまいごめんなさいね。



getさんの旦那さんのご両親も、あっという間に亡くなられたんですよね。

でもなんだか残されたものが、あまりにあっけなくて寂しい思いでしょう。

少しは手を煩わしたかったって思いますよね。

私のように長いのも考え物ですが…(^^ゞ

介護はサポートがないと、どうしても一家の主婦だけの仕事になってしまい勝ちですからね。

いろんな事を想定してやってますけど、将来自分がって考えるとポックリ逝きたいな~~なんてね。

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