あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ヤブカンゾウと待宵草の写真を撮りに行く。

2014-07-27 23:10:15 | 植物

相変わらずに暑い朝を迎える。
昨日は早めのヒメのお散歩だったけど
それでも歩きたがらない…きっと夏バテなのかもしれないと
無理強いしないで帰って来る事がシバシバある。

なんてたって前日の会津は36度以上あったからね…。

今朝は4時半頃に目が覚めて、家中のこもった熱気を
窓を開けて戸を開けて…朝の爽やかな空気と入れ替えをする。
気持ちひんやりとした空気が家の中に入り込んで
昨晩の熱中夜の空気が外に解放されて行く。


植木鉢のアマガエルも朝日を浴びる

今日は5時頃にヒメを連れ出し
まだ眠っている様な…遠くに早朝ウォーキングの姿が一人か二人
そろそろ日の出か、稜線が赤く眩しくなって来る。


今朝の夜明け前の風景

今日は線路沿いの散歩コースで、ちょっと目的があった。

先日に線路沿いの道にヤブカンゾウのオレンジの花が見え
いかにも夏って感じノ花に、写真を撮っておきたいと
そんな下心で、仕方なくヒメさまトコトコとついて来る。


線路沿いの散歩コース

それでもあまり遠くには行きたくなう様子なので
写真を撮り終えたらすぐに帰ってあげようとは思っていた。

そこは…線路沿いのその道には
ヤブカンゾウの他に待宵草やガガイモの密生地で
ガガイモも刈り取られる事が少ないからか
こんなに花が見れるのは珍しいと思った。


ガガイモの花が密生している


昼顔の花

秋にはきれいな種髪が見られるに違いない…刈り取られなければだけどね。

キスゲの仲間になるノカンゾウとヤブカンゾウだけど
たぶんヤブカンゾウの方じゃないかなと
完全には開き切ってなかったけど
中には花が終ってしまったところもあって
朝早いから開いてないのだろうか…ちょっと残念かな^^

「萱草(わすれぐさ)わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の故(ふ)りにし里を忘れむがため」

この花を着物のひもにつけておくと嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。

 


線路沿いに黄色い花をつけたマツヨイグサ。

マツヨイグサと宵待草と違いってなんだろ…そう思いません?
「宵待草」は大正期の詩人竹久夢二の詩のタイトルであって
この詩に曲がつけられてヒットしたことから
実際の正誤とは別に「宵待草」の名前が知られてしまったらしい。

「待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草の やるせなさ」

そんなマツヨイグサを堪能し何枚か写真に収めて
家に帰ったのが、まだ6時前の事だった。


 

 

コメント (36)
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