気持ち湿り気の混じったような…そろそろ天気は下り坂に差し掛かっているのだろうか。
そんな今日は、ばぁちゃんはショートステイ中だし…孫太郎も音沙汰なしで
夫と言えばバイクでどこかへ出掛けたようで…チャンス到来と!
以前から行ってみようと思っていた小田山城跡へと気持が動いた。
車で10分強もあったら着く場所で、時間もそんなに掛からないだろうと決断!
小田山城跡とは
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なだらかな砂利道をゆっくりと景色を眺めながら登って行く。
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チゴユリの群生地でもあった。
小田山城史跡の案内板の所に車を停めてそこからは徒歩で1390メートル。
なだらかな砂利道を道路沿いの野草を眺めながら、ゆっくりと歩けば
頭上にはウグイスの鳴き声が姿は見えずではあったが
若草色の草いきれに、気持が高揚してくるようだ。
ウグイスの鳴き声はすれど姿は見えず
されど春を呼ぶさえずりは遠くに近くに…字余り! ナンチャッテ^m^
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最初に着いたのが壽山廟となり麓から順に葦名氏代々のお墓があるところだ。
そこを過ぎて次が観音堂跡で、文和三年葦名七代領主直盛母堂笹谷御前が
観音堂を建立し、如意輪観世音菩薩を祀ったと言われている。
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曇天のためかよく見えないが、中央にかすかに見える鶴ヶ城
そして西軍砲陣の跡、西軍がこの地より鶴ヶ城を砲撃した場所となる。
その場所から市街地を望めば、正面に鶴ヶ城が見える。
小田山・舘・慶山からの総攻撃で
場内は修羅場と化し将卒婦女子に多数の死者を出したと言われている。
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しばらくなだらかな山道を登って行くと小田山城冠木門が見えてくる。
鎌倉時代から室町時代中頃にかけて存在していた山城で
丹波氏の墓がある場所が中心部分の「曲輪くるわ」と呼ばれ
周囲には柵が巡らされ堀建柱の建物が考えられる…云々。
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そして、なだらかな道は田中玄宰公の墓までで
そこから細いけもの道を通っておだ山城跡と物見櫓・堀切跡へと続いて終わりとなる。
標高371.7メートルの小田山城跡を一気に歩いて息が切れ汗が滲んで
ときおり吹く風に救われながらも昔を偲び、戌辰戦争に思いを馳せて
時間にして約一時間どっぷりと浸かって来た。
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こちらでは珍しいシロバナたんぽぽを見つけた♪
帰りは来た道とは違う急な…昔スキー場だったのが思い出される急斜面を
転げ落ちたら麓まで一気に落っこちちゃう危険を孕みながらも
慎重に…慎重に、おかげで太ももはだるく膝はガクガク笑っている。
……明日は確実に筋肉痛だな…(~_~;)
時代が波乱であっても、道端に咲く花は変わらずに楚々とした美しさを醸し出し
きっと…鶴ヶ城を砲爆しようと、この道を歩いて行った西軍にも
この野草の美しさに足を止めた兵士がいるのではないかと
世の争いに、誰が悪いと言うわけでもなく時の流れというものであろうか。
今にして思える事なのだが…。
と言う事で、小田山城跡から望む若松市街地をUP!
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残念ながら曇りがちな天候で、遠く磐梯山を望めなかった。
が、チャンスはある時に使わなくっちゃね(^_-)-☆