あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ディサービスを断念

2010-08-07 22:34:27 | 介護
また今年も介護保険で介護度の更新の時期が来た。
我が家のばぁちゃんの場合は、状態が安定しているからと2年に一度の審査となり
市から書類が届いて、その手続きはケアーマネージャーさんが代行してくれるので
特に難しい事ではない。


ようやく食べられるようになった小玉スイカ。
mさん たっての希望で切り口をアップしてみた。


ディサービスをやめよう…と、決心をしたのは7月の最終ディサービス日
帰って来たばぁちゃんの姿に無理なものを感じて
日帰りのディサービスはキツクなったのだろうなぁと思った。

車いすから半分斜めに…クッションを当てても、まっすぐに座っていられなかったのだろう。
確かに暑さのせいもあったかもしれないが、そればかりではなく
リクライニングの車いすなのだが、ほとんど90度近くで
往復を入れると一時間近くを一日で、風呂に入ったりと…。
寝たきりで一日を過ごすばぁちゃんにとっては重労働に匹敵するのだと思う。


今日は立秋だもの…コスモスが咲き始めたっておかしくはないよね。 
ピンクのコスモスの花言葉:愛情 少女の純潔


介護保険制度が始まる前から通っていたディサービスの施設は
今までもずっと変わる事なく同じ施設でお世話になっていた。

介護保険制度が始まる前は、けっこうゆるゆるというか
契約をしないと利用できないって面倒くさい事もなく
一日500円で入浴し食事と、簡単なリハビリを兼ねたゲームのようなものをして
帰って来ていた。

たまには、旦那さんもご一緒にいかがですか?と誘っていただいて
亡くなったじいちゃんも…確か2度ほど、ばぁちゃんと一緒にバスで出掛けたりもしていたが
まだら状態のじいちゃんには面白味がなかったと見えて、それ以来行く事はなかった。


田んぼの稲にも穂が出て花が咲き始めた。

一時期拒食症に陥っていた時など、施設の職員さんと頭を痛めて
いろいろな思考錯誤の後、何とか職員さんでも少しだけど食べてくれる様になった。
…そうそう冬に送迎バスが帰りに田んぼへダイビングした事もあったっけ!
しっかりとシートベルトのおかげか、はたまた運が良かったのか
かすり傷ひとつ負う事もなかったという、ばぁちゃんダイビングする!

どこでぶつけたのか、麻痺側の肘に何度か怪我をして帰って来た時もあって…。
今思い返すと、実にいろんな事があったなぁ~と
その度に責任者と何度も何度も改善策を検討したりして現在に至っていた。


夕焼け小焼けの赤トンボ…青い空を群れなして飛んで行く姿を見たいものだ。

こうしてタイピングをしながら、いろんな思い出を噛みしめて
長かった分、いざディサービスをやめるのは寂しい様な取り残されていく様な
なんだか心細い様な気がする。

初めてディサービスに出掛けた時は、自由な時間と引き換えに
まるで自分の子が初めて幼稚園へ行った時のように
なんだかソワソワして、帰って来るのを玄関を出たり入ったりで…(苦笑)

十何年かの寝たきり生活で、ここ2~3年の間に随分体重も減り
体力的にも、もう限界が来ているのだろう…と、気づいてはいたけど
もう少し様子を見ようと先延ばしして
自分可愛さに見て見ないふりをしていたのかもしれない。


メダカの水槽に入ってるホテイアオイの花。 
花言葉:ゆれる心・移りやすい恋の悲しみ・恋の愉しみ・好意


それにディサービスという所は、ある程度体の自由が残って
意思の疎通があり簡単なゲームなどに興じられるくらいの人なら
楽しみでもあろうが…ばぁちゃんは行って風呂に入れてもらって
帰りの時間までベッドで横になっている…風呂に入る目的は達せられるけど
果たしてそれが、ばぁちゃんの苦痛になってたとしたら…考え過ぎかもしれないが。

ディサービスをやめても、まだショートステイがあるし何とかなるのではないかと
そんな思いをケアマネージャーさんと話しあって、ようやく決心がついた。
二年ごとの更新の時って、そういう人が多いみたいで…時期の変わり目っていうのかしらねぇと
いつまでも同じ状態でいられるはずもなく、その時期に年代に合わせた対応で
介護する人される人、どちらも思い通りにってわけにはいかないけど
少しでも歩み寄れる在宅介護生活であれたら良いのだけど…。



という事で、昨日見た夕焼けをUP!





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ディサービスの朝

2010-06-23 23:07:25 | 介護
今日は梅雨特有の蒸し暑さに加えて、朝からシトシトと雨が降っていた。
ようやく咲き始めたアジサイの花は、心なしか嬉しそうな
きっと pochiko農園の野菜たちも、この時とばかりに
著しい発育をしてくれてるのだろうと思うと
あながち雨の日も悪いものではないなぁ~と思ったり。


ガクアジサイ 花言葉 無情、高慢、ほら吹き

そんな中、いつもの時間よりも気持ち遅れ目の
ディサービスのバスが迎えに来る。

今日はちょと苦手な主任さんと若い女性の職員さんと
体のあちこちを点検をして、一週間の様子などを聞きながら
テキパキと車いすに乗せる準備をする。


ピンクのバラ 花言葉 美しい少女、上品、気品、しとやか

朝ご飯をしこたま食べて、オムツもサッパリだし
うつらうつらしていたばぁちゃんにとっては
迷惑このうえない日なのかもしれないな…と思いながら。

先日来たケアマネージャーさんと話をしていたのだが
十何年も寝たっきりでいて、シャンとして車いすに
往復の時間を入れると1時間近くも座っていられるなんて
脅威以外のなにものでもないと、おばあちゃん丈夫なんですねぇ~って。


アストロメリア 別名百合水仙(ゆりずいせん) 
花言葉 華奢(きゃしゃ) やわらかな気配り 人の気持ちを引き立てるなど


珍しい事に、今日は私の顔をマジマジと見つめて手を差し出し
しっかりと目を開けて、頭もクッションから離している。

いつもなら仏頂面でパジャマの胸元をギュッと握りしめて
目はつぶったまんまなのに…思わず手をとって
今日はお泊りじゃないんだからね、ばぁちゃんの好きな温泉に入って
ちゃんと夕方には帰って来るんだから…と声をかける。


サツキ 花言葉 節約 節制

そんないつもと違う仕草を見せたりすると
なんだか何かが起こるのか、良くない事を想像してしまったり。

分っているのか分らないのか、手をつかんで離さないばぁちゃん。
無理にディサービスに出さなくてもいいのかなぁ。
そんな思いが胸をかすめる。

それでもそういう刺激だとかバスの乗ったり、温泉に入ってきたり
他人との意思の疎通が出来ないなりにも、他人の中で緊張したり
そういう事すべてが良いとは限らないけど、脳の刺激になる事は間違いないようだ。


ムラサキツユクサ 花言葉 快活 尊敬 ひとときの幸せ

車いすに乗せられて傘を差しかけてもらいながらバスに乗り込むばぁちゃんの横顔は
諦めにも似たような、すでも目を閉じ、何か所かのシートベルトに支えられて
約20数分の雨の日のドライブに出かけるのを、ヒメと一緒に見送った。

そして、何となくウツウツと孫太郎と過ごした雨の一日。

あんなに気がかりだったばぁちゃん、いつもより食欲がありましたと
職員さんの言葉に…ちょっと拍子抜けしてしまった^^;

夕方には雨もやんだようで、閉め切っていた窓を開けてみた。
家の中に夕方の風が…湿気を帯びていたけどビックリするほどの涼しい風が入りこんだ。



そして、今年も真っ赤なゆすら梅の実がたくさん実った。


 


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介護施設見学へ行って来た。

2010-04-24 23:07:57 | 介護
風は強いが晴れ間の見えた今日は
桜の花もチラホラと咲き始めてきて、そろそろお花見時期かなぁ~と♪
そんな中、近くに出来た介護施設の見学へ行って来た。
この5月1日オープンに向けて、地域住民に見学してもらおうと
先日職員さんがチラシを配って歩いた。

ここは以前大手工場の福利施設があった所で
元あった建物も使われているが、テニス場だったところに
建物を設置してあるので、大きさとしてはかなりなもののようだ。
こういう施設内をくまなく見学できる機会は少ないので
チャンスとばかりに出掛けてきた。


まだ施設前の樹木も裸状態で寒々しい感はぬぐいきれない…かな。

見学予定時間は10時から一時間刻みで区切られており
私は10時からのに行ったが、正直そんなに見学者は多くはないと思っていた。
が、しかし想像以上の見学者多さにに…施設利用者が増えたって事と
一昔前の老人ホームは姥捨て山的思考はすでに化石化し
みんなが少しでもより良い施設へと流れは変わって行ったようだ。

10時少し前に自宅から見える施設へと、工場と同じ敷地内の駐車場には
すで職員が駐車の誘導をしていた。

駐車場に車を止めて施設へ向かおうと歩きだすと…声をかけられた。
中学時代の同級生で、良かった~知ってる人がいてと
一緒に見学をする事になった。


さすがに館内の撮影ははばかられたのでパンフレットから。

玄関から施設内に入ると、まず案内されたのは認知症の人の為のグループホームから
ディサービスやショートステイへと、さらに工場の福利施設だけあってか
プールや体育館などもあって、リハビリ施設なども充実しているようだった。

全館床暖で、お風呂場などもかなりの広さの中に
機械浴の車いすタイプや寝たままで入れるもの…後は自分で入れる人用と
しかもお湯は人口ラジウム・ミネラル温泉だって!

一番気になるショートステイの場所は二階になっていて
階段の入り口とエレベーターの操作は暗証番号を入れないと
作動しないようになっているって…かなりの近代的。

部屋も個室から二人部屋四人部屋と分れており
個室なんかはホテル並みで…どの部屋のベッドにもテレビ付きとは
さぞかし利用料は高いんだべなぁと、二人で顔を見合わせてしまった。


明るく広々とした館内相応に部屋の広さもかなりなもので
障子戸風に仕切りがあったのは、かなりの高感度だった。


うちのばぁちゃんのように寝たっきりの人には、どこでも差がないように思えるが
ある程度動けて、思考もそれなりの人には極楽気分を味わえるのだろうと
参加者の中には自分が利用する為に来ていた人もいて…ちょっとビックリ。
まさに時代は変わりつつあるようで、ぼんやりしてたら取り残されそう~^^;

一通り案内が終わって、コーヒーやジュースとかのドリンクをいただき
アンケートに記入するのだが、パンフレットにはない料金の事など
いろいろと食い下がって聞いてくる事が出来た。

たぶん、ばぁちゃんの利用している施設から変わるって事はないと思うが
こうして施設内を見学できたのは、私にとっても有意義なことではあった。



今日の一枚 先日に蒔いたサヤエンドウの芽をUP♪


寒い日があったにかかわらず、種を蒔いて20日ほどでここまで育った。



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まさかの時のお粥は…。

2010-03-23 23:17:15 | 介護
朝ちょっとの間、春日和を思わせるような晴れ間が見えたのに
なんだかどんよりした肌寒いような一日になってしまった。

3日の連休も終わり、ホッと一息…孫太郎はお休みだし
ばぁちゃんは今日からショートステイへと出掛けて行った。
平日なので息子も出社して、夫も会社だけど…夜勤だから昼間は家にいる!
なんだか上手くいかないもんだと、たまには一人きりになってみたいもんだ…ブツブツ。

まぁ ぼやきはこのくらいで、昨日の朝の事。
ばぁちゃんの朝食が出来てベッドへと運んで行ったら
まったくのヌケ作で、ベッドにテーブルをセットしてなくて
テーブルを取るのに、朝食のお盆をちゃんとした台へ置いておけば良かったが
ベッドの傍にある加湿器の上へと、ホンのちょっとの間…だったのに!
ものの見事にひっくり返してしまった!

一瞬固まったが…あちこちに飛び散ったお粥や牛乳をティッシュでかき集めたけど
トロミがある分すぐには浸み込まないが、反面拭き取りにくくて
まったくの大バカ者だぁ~と、泣きたい気持ちを抑えて
セッセとティッシュで拭き取っては屑籠へと繰り返し。


朝食がシッチャカメッチャカ…シクシク

襖に飛び散ったお粥や半熟卵の跡はキレイになるだろうか…(~_~;)

また作り直せば良い事なのだが、こういう時に限ってショートステイへ出かけるので
お粥を昨日の分と今朝の朝食の分までと、計算して作っておいたもんだから
今朝の一食分のお粥が足りなくなってしまった。

ばぁちゃんのお粥は、いつも何日か分ずつを炊いて密封容器に入れて
冷蔵庫に保存…そして食べる分ずつ体調に合わせて
固めにしたりゆるくしたりしながらレンジでチンしてあげてたのだけど
さて~ 困ったぞと…茶碗一杯分のお粥ね~

新しく茶碗に一杯分作るとなると米から炊き込むので時間がかかるし
美味しさは半減だろうなぁ…量を多く作るからこそ美味しいと思ってる私。
施設から帰って来た時には、また新しく作ったお粥を食べさせたいし
さりとて炊いてあるご飯を使うと美味しくない!
パン粥なんて手もあるけど…どうもなぁ~と。


そこで思いついたレトルトのお粥~♪


なかなか美味しそうに出来あがったが、ネットリ感がもう少しあったら良かったかな。

あるジャン♪ こういう時に使わないでいつ使うよ?なんて
正直 家で米を作ってて、それで炊いたお粥ばっかりだったので
会津産コシヒカリで作ったお粥は超美味しいと自負してたし
だから、レトルトのお粥なんてトンでもないと思っていた。

不承不承ではあるが買ってみた、とあるメーカーのお粥。
土鍋で炊き上げたようにふっくらと美味しいと、ふっくら真空仕込み製法とかで
コシヒカリを使い米粒をつぶさない云々…富士山の名水で炊いたとか。

茶碗に開けてラップをしてレンジで約2分…なかなか良い塩梅のお粥が出来あがった。
けっこう良い具合にトロミもあり、これにはちょっとイケルかもと
今朝の朝食にばぁちゃんへ出してあげたが、いつもの様にペロリと完食!
そしていつもながら仏頂面で、だが元気に出発して行った♪

一時しのぎには充分な…なかなか侮れないと思ったレトルトお粥だった。


という事で、ホッと安心…春の小川をUP♪


我がpochiko地区でも、こういう小川はなくなりつつある…。



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オムツにまつわる話

2010-03-01 23:07:04 | 介護
先日ケアマネージャーさんがショートステイの予定と決定された日付表を持ってきた。
その時に何か手土産があって…他の利用者さんで、使わなくなった尿取りパットですが
良かったらpochikoさんのとこでお使いになりますか?と聞かれ
もちろん有り難くいただいた。

以前も同じ地区のお年寄りが亡くなった時も
使わずじまいだったオムツをたくさんいただいた事があり
ばぁちゃんが入院中も、未使用オムツをいただいたりしたが
こういうのって、相身互いとでもいうか何と言うか…。

気持ち悪いとか思うかもしれないけど、使わずに逝かれたお年寄りの分まで…って。
だからばぁちゃんが元気なのかなぁ~などと、そういうとこがあるかもしれない。

ちなみに尿取りパットとは、紙オムツの上に敷くもので
高い紙オムツを一回一回交換すると、とんでもい金額になってしまうので
安いパットだけを交換する事により、いつもサラサラで気持ちよく過ごす事が出来る。

私が気に入っている尿取りパットは、肌の弱いばぁちゃん用にと
いろんな尿取りパットを使ってみて、ようやく見つけたお気に入りのもので
長時間使用するものだから、少しでも肌に優しいものと選んだ商品だった。



ばぁちゃん…シップでさえ、長時間貼ったままだと
その部分が赤くなって痒くなるのは元気なころからだったし。

そんな事で先月末に、2月分のオムツ券を使わないと…と
たかだか2000円分だけど、それだけでも助かるもので
大型薬局へと、いつもの尿取りパットを買いに行った時の事。

目指すオムツをカゴに入れて、おしり拭きなんかも必要だと
物色していたら…そう年の頃70代半ばのおばあさんが
いつも買ってるはずなのに、どのオムツか忘れっちまってなぁ~と
私に話しかけてきたので、二言三言話をするうちに
このおばあさんは旦那さんの紙オムツではなく
娘さんの為だという事が分った。

オムツ生活を余儀なくされた娘を高齢の母親が介護をしている。

事故に遭い脳を損傷して、半身麻痺となり入院生活も二年になるという。
こういう言い方も何だが、高齢者であれば先も見えるというもので
だけど娘さんだったら…きっとお年頃で、親としたら切ない現実だろうと思うと
なんだか、なんて言葉をかけていいか分らなくなって
無理をしないように、自分の体も労わる様にと
気の利いた言葉もかけられなくて別れたけど
大人用の紙オムツを使う人は、何も老人ばかりではないのだと
その時あらためて気付かされた日だった。


という事でプリムラ・ジュリアンをUP♪


花言葉は…青春の喜びと悲しみ
プリムラの名は「プリマ(いちばんの)」に由来し「春の最初」に咲く花の意味とある。



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体重34キロの内訳は…。

2010-01-13 23:07:26 | 介護
先日ディサービスで測ってくれたばぁちゃんの体重は
測り間違いがなければ34キロだったと言う。

発病まえはゆうに60キロ近くあった体重が
長い寝たきり生活で随分と減ったものだと…。
確かに手足はやせ細り、背中も背骨が感じられるようになり
お腹は脂肪の為に遮られていた、動脈瘤が触れられるように…
まぁ この動脈瘤はサイレントらしいので心配はいらないと主治医の所見だが。


先日ヒメとの散歩時に見た景色。

自分の歯があり、入れ歯を外して顔が縮まない分
顔だけ出してたら、とてもそんな軽いようには見えないのだが
仰向けに寝てて肋骨が見える辺り、体重34キロは隠せないように思う。

この間ディサービスからから帰ってから、どうも咳っぽい。
熱はないし食欲もそれなりにあるのだけど、早めに風邪薬を飲ませて
気持ちおしっこの出も良くない様な…そんな心配をウツウツと過ごしていたが
突然にオムツに一杯の血尿に驚かされ、とにかく次のオムツタイムまで様子を見てみようと
だけど、やっぱり次もオムツ一杯の血尿が…。


枯れてしまったセイダカアワダチソウにも太陽の恵みが…。

さすがの私も焦り…だがそういう時に限って病院がお休みだったりする。
しかし!こういう時の為に主治医への緊急時連絡先がある。

電話をすると、すぐに主治医が…事の次第を話すと
たぶん膀胱炎ではないかとの所見で、今飲ませている風邪薬には抗生剤が入っているので
引き続き飲ませれば、すぐにおしっこはきれいになるはずです…と
本当に夜には透明なおしっこになっていた。
おしっこを連発してしまったが、このおしっここそお年寄りには重要な事で
健康のバロメーターと言っても過言ではない。


夕暮れになろうかと思う時間帯に太陽が二つになる。

そして次の日往診に来ていただき
薬ももう一日分くらい飲ませたら大丈夫…と言われてホッとした。

膀胱炎の症状  ポチっと!

ご老人を多く担当されている主治医は、こういう電話が休日だろうが夜だろうが
しょっちゅうあるんだろうなぁ~ ゆっくりと酒飲みなんかも出来ないのではないかと
以前主治医に言ってみた事があったが…事もなげに、大丈夫ですよ~ ちゃんと飲んでいますから
いつでも何かあったら電話してくださいと言ってくれた。

そう言われると、たいした事もないので電話した事が悪いような気がしていたのだが
大体の病状が分かれば、何となく安心できるような気がして
やっぱり電話をして聞いて見て良かったと、まぁゲンキンと言えばゲンキンなのだが…^^;

ともあれ、血尿事件は一件落着のようで
とかく水分は多めに摂取し、少しでも膀胱内の雑菌を流す事に専念。


厳しい寒さに凍ってしまったのか…触ればパリパリと崩れる茶色に枯れた椿

体重34キロ…すでに水分保有の容量が少なくなっている。
ちょっとした水分不足でも、すぐに症状に現れてしまうのか
なかなか 気が抜けないと思った。

体重の内訳は、頭の重さと手足の重さは全体重の約一割ずつだそうだ。
34キロから頭と手足分を差し引けば、残りは体本体が全体重の7割しか残ってなくて
多少の誤差があっても20数キロが本体で…確かに水分保有量は少なそうだ。
一食分でも水分不足だと、おしっこの量が少なくなり少なくなると…おしっこが濃くなり
雑菌に感染する可能性も高くなる…何だか頭の痛い話だ。



と言う事で、気持ち陰りを帯びた磐梯山をUP


ハッキリクッキリの磐梯山も良いけれど、こんな磐梯山も捨て難いなぁ…。

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おしっこがたくさん出ると嬉しい。

2009-12-13 23:08:30 | 介護
なんて初っ端から意味深なタイトルだが
寝たきりのばぁちゃんにとっては、一番重要な健康のバロメーターなのデス!(^o^)b

尿の重要性  こちら

ばぁちゃんのように寝たきりになると
水分不足で尿路感染症などに陥りやすい!

よくお年寄りがおしっこが出るからって水分の摂取を控えたりしがちだが
あれは間違いだと思う…しっかりお茶なんか飲んで…緑茶には薬効もあるし(^^)v

元々お年寄りは…まぁ 悪く言えば干乾びた状態なもんで
因みに胎児で体重の約90%、新生児で約75%、子どもで約70%で
成人では約60~65%、そして老人では50~55%。
水分を補ってあげないと、即座におしっこの出に影響が出ちゃうって事。

特にうちのばぁちゃん、水分を控えているわけじゃなく
反面いかにして水分の補給をと頭を悩ませてるところではあるのだが…。
去年も痰の絡みが酷くて主治医に見てもらったり病院に駆け込んだり…思い出すだけでも何度あったか。

特に冬は空気が乾燥しやすいので、痰がからんだりインフルエンザも蔓延している。
湿度が高いとインフルエンザの感染の防止にもなるようで
とかく湿度と水分摂取には気を使うところで
最近は朝の牛乳に限らず水分にはすべてトロミを付けて摂取させている。
咽り効果もあるし、何といっても飲ませやすい!\_(▼▼*)ココ重要♪

で、最近心がけている事!! 

① 室内の湿度は60%を心がける。
② 水分摂取に力を入れる。

 
たったこれだけで痰の絡みやゼロゼロがだいぶ改善されたような。
加湿器は思い切ってばぁちゃんの枕もとに!
よく耳鼻科で吸入する機械を見かけるが
あれに近い状態にし、寝てる頭の高さに湯気が届けばOKって事で^^

水分摂取は食事の他に、一食に180~200ccを心がけて
オヤツタイムも水分の多いものをと…随分おしっこの量が増え
オムツ交換の時にずっしりと重いオムツを見るのは楽しみでもあったり( ̄ー ̄)ニヤリッ

おかげで今のとこ、すこぶる順調のよう…♪


という事で、すっかりモノクロームの世界と化してしまいました。
何でも明日の午後か夕方辺りから雪になるとか…。



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誕生日のプレゼントは塩まくら

2009-12-10 00:10:55 | 介護
寒い日が続いた後に、たまに暖かい日が来ると
何だか気持ちもほっこりとするようで良いなぁ~
けど風は思ったより冷たく、来る冬将軍を暗示してるかのようだ。

ばぁちゃんの年金の口座がある信用金庫では
誕生日の月にになると、毎年何かしらプレゼントを持って来る。
エコバッグの時もあったし、乾電池式の小さいマッサージ機のような時もあった。


どこの銀行もだろうか…年金の口座振替の争奪戦みたいなのもあるのかな?  
いろんなプレゼントで…ぜひ我が銀行or金庫へと~とか(笑)


今年も信用金庫で来てプレゼントが2種類あるけど、どっちが良いかと言われ
何があるのかと聞けば、薬箱と塩まくらだという。

何なんでしょうか?その塩まくらって…と聞けば塩の入った枕で
血行を促進して高血圧・不眠症・頭痛・肩こりなどに効果があるとか
どうせもらうのなら、ばぁちゃんの誕生日のプレゼントだもん
体に良い物の方が良いと思い、塩まくらをお願いした。


けっこう年寄りの喜びそうなものをチョイスしてくる…当り前か年金だもんね^^;

次の日に持って来た塩まくらの箱は思ったよりも小さくて
しまった~ 薬箱の方が良かったかな?とは思ったけど
手に取ってみると意外にズッシリと重たく…ばぁちゃんの先を越すのは申し訳ないが
一足先に私が頭を乗っけてみたけど、思ったより悪くはないみたい^^

けっこう薄っぺらで、普通の枕の上に乗っけてちょうど良いくらいかな。
夏の暑い時には枕を冷やして寒い時はレンジで温めて使用すると良いようだ。

効能として、高血圧や現代病の一因として塩分の取り過ぎが指摘されているが
塩には食する以外にいろんな効力があると言われている。
血圧の高い人は頭が熱く足が冷える…いわゆる頭寒足熱とは逆になっているらしい
なので、血管や細かい神経が集中している首に、この塩まくらを当てれば
塩の血行を促す作用で血行をよくし頭冷足熱による快適な睡眠を保たれると
…そう箱の裏には書いてあった^^;


なんとまぁ 枕カバーの可愛いらしい柄♪

脳の血流が促進されるため、脳細胞が活性化し
全身の老化やボケの防止にも役立ち肩こり解消にも効果が期待できるそうだ。
まぁ ボケちゃったのは治らないとは思うのだが…^^;

それでも、ちょっとでも体に良かったらって、取りあえず使ってみたけど
どうも固さがあって、頭の後ろ床ずれ状態にならないかしら?
良い品物なんだけどなぁ~ しばらく使ってみようか
それとも、いつもの低反発の枕に戻した方がいいのか…どうしようか…!?


という事で、晴れた日に見える飯豊連峰をUP~♪



追記ですが。
この塩まくらの使い心地は、塩だけにふっくら感はありません。
頭を乗っけると徐々にひんやり~と、まさに頭寒足熱。
寒いと思われる時は、レンジでチンも必要かと。
微熱で水枕とか冷えピタを使うほどでもないなぁ~なんて時にお薦めかも。
あと、感想としては頭よりも首筋に使った方が気持ち良かったみたいです(^o^)b



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ばぁちゃんの口腔ケアグッズ

2009-11-30 23:11:10 | 介護

ー今日の空ー

予報に反してか、なんとなくぼんやり~と暖かい日になった今日は
11月も終わりの日で…明日っから師走だなんて思えないなぁ~
なんてのんびりしてる場合じゃなく、市からのオムツ券が使えなくなるー!と
11月分のオムツを交換しにへと、近くの薬局に行った。

最近のばぁちゃんのオムツも、手抜きして長時間用を使っているので
せめてお肌に優しいオムツって事で、普通のオムツよりかは少々高いけど
肌の弱いばぁちゃんに取っちゃ、品質重視の必需品だ。

と、もうひとつ買いたいものがあった。



それは口腔用グッズで、我が家のばぁちゃんは歯を磨いた後に口を濯げない。
要するにグチュグチュペッ!が出来ないのだ。
まず、口内の食べかすをふき取ってから歯ブラシで磨く
その後にもう一度磨いた時に出た食べかすを取る…そんな磨き方をしていた。

なんせ、今でも入れ歯じゃないもんで!



なもんで、口腔用の歯磨きティッシュを使っているのだけど
いろんなメーカーや仕様があり、試行錯誤の結果…今使っているものが
価格的にも使い易さにおいても、一番に気に入っている。

ところが先日ショーステイから帰って来て、送って来た職員さんの話によれば
歯磨きティッシュは指先に巻いて、口の中をきれいにするのだが
今 新型を含めてインフルエンザが流行っている。
だから いくら消毒をしたとはいえ、口の中に指を入れるのは如何なもんかと。

要はインフルエンザが蔓延している中、口に手は突っ込みたくないという事らしい。

確かに頷けるのだが、じゃ 歯磨きはどうしたらいいのか? 疑問!
ビニール手袋を着用したらどうかと提案があったが、どうもそれには抵抗感があり
自分的にもいろいろと、何か良いものはないかと探してみた。

最初に見つけたのは、口腔ケアスポンジ。
(先にスポンジの付いた、長い綿棒と思っていただければ分かりやすいかと。)
これならイケるかと思ったのだが、何と10本で480円。
もちろん使い捨てなので毎日3回使うと思うと、けっこうな出費だ。

いちおう一袋買って来たけど、経済面から却下かなぁ(~_~;)


次に見つけたのが『たんぽぽの種』歯ブラシ!

ちょっと この歯ブラシは画期的で、普通のと比べると少々価格は高いけど
なかなかの優れ物の歯ブラシのようで
丸いブラシ状になって入るので、口の中に残った食べかすも取れるのではないかな?
歯磨きティッシュと一緒に使ったら、口腔ケアの最強なコンビだと思うのだが。

早速試しに磨いてみたが、先のブラシで食べかすをも取れて…かなり良い感じ。
あとは手指の清潔さに注意を払って、今までどおりに口腔ケアしてもらうしかないかと
今度施設の職員さんに聞いてみよう~~っと♪


という事で、11月も最後の日に見つけた『はやにえ』をUP!


イナゴバージョン!



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窓越しの紅葉

2009-11-13 23:37:52 | 介護
久しぶりに誰もいない昼下がり。
二日の連休で帰って来ている次女も、今日はお友達とのランチだと
うきうき気分で出掛けて行ったのが昼少し前の事。
ちょっと早めだけど…と、ばぁちゃんのオムツを換えて
バナナと野菜ジュースのお昼ご飯。

窓越しに見えるモミジが、いつの間にか真っ赤に色づいて。
今年は天候不順の為に、きれいな色が出ないと思っていたけど
そんな事はないんだねぇ~ 時期が来れば色づく事…今日分かった。


ばぁちゃんの部屋から見える庭のモミジ


すっかり色鮮やかに…風に揺らいでいる。

お茶碗にひとつ…トロトロに崩したバナナに野菜ジュースを入れて
とろみをつける粉末で作ったお昼ご飯は、スプーンで一匙ずつの
たっぷりと30分かかるようになってしまった。

普通のお粥じゃ口に含んで飲み込むのに時間がかかるようになって
重湯っぽくしないと、食べるのが難しくなって来るんだろうなぁ。
少しずつ少しずつ…体が衰退していくのが感じられるようになったこの頃。


ノコンギク(野紺菊)名の由来 は野に咲く紺色の菊という意味…そのまんまだよね。

今までのスプーンじゃなくて、孫太郎用の小さいメラミンのスプーンを使ってみた。
ステンレスのよりも口当たりが良いかと思って…。
今日はそんな話をケアマネージャーさんと話をしていたら
どこかでスイッチが入ったようで、今夜は珍しく完食となる。

また寒さが乾燥を呼び起こす季節となる。

一昨日の夜に、かなり激しい痰の絡みに加湿機を…今年初めて使った。
昨夜は深夜まで息子と次女と、いろんな話で盛り上がってしまったけど
ついぞ、ばぁちゃんの痰が溜まる音は聞かれず…思わず顔を覗き込みに行く。
途端に大きいいびきに…ほぉ~っと安堵の溜息。

ばぁちゃん 大丈夫だったよ…と子供たちへ。


必死でつかまっている姿に悲壮感さえ覚える。


アシタバの種を一心に食べている。

朝から冷たい風が…最後のトンボが風に吹かれて必死に枯れた雑草にしがみ付く。
アシタバにいたキアゲハの幼虫は無事羽化する事が出来るのだろうか。
そんな心配に、今朝見た時には一匹も姿を見つけられずに
きっと野鳥たちの餌食になったしまったのだろう…自然の摂理かな。

寒い一日も暮れようと…明日は暖かい日であれば良いのだが。
どうも雨の確立は高そうだ。



これから…こういう底冷えのする夕方をいくつ迎えなくてはならないのだろうか。



コメント (24)
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