我が家のばぁちゃんの場合は、状態が安定しているからと2年に一度の審査となり
市から書類が届いて、その手続きはケアーマネージャーさんが代行してくれるので
特に難しい事ではない。

ようやく食べられるようになった小玉スイカ。
mさん たっての希望で切り口をアップしてみた。
ディサービスをやめよう…と、決心をしたのは7月の最終ディサービス日
帰って来たばぁちゃんの姿に無理なものを感じて
日帰りのディサービスはキツクなったのだろうなぁと思った。
車いすから半分斜めに…クッションを当てても、まっすぐに座っていられなかったのだろう。
確かに暑さのせいもあったかもしれないが、そればかりではなく
リクライニングの車いすなのだが、ほとんど90度近くで
往復を入れると一時間近くを一日で、風呂に入ったりと…。
寝たきりで一日を過ごすばぁちゃんにとっては重労働に匹敵するのだと思う。

今日は立秋だもの…コスモスが咲き始めたっておかしくはないよね。
ピンクのコスモスの花言葉:愛情 少女の純潔
介護保険制度が始まる前から通っていたディサービスの施設は
今までもずっと変わる事なく同じ施設でお世話になっていた。
介護保険制度が始まる前は、けっこうゆるゆるというか
契約をしないと利用できないって面倒くさい事もなく
一日500円で入浴し食事と、簡単なリハビリを兼ねたゲームのようなものをして
帰って来ていた。
たまには、旦那さんもご一緒にいかがですか?と誘っていただいて
亡くなったじいちゃんも…確か2度ほど、ばぁちゃんと一緒にバスで出掛けたりもしていたが
まだら状態のじいちゃんには面白味がなかったと見えて、それ以来行く事はなかった。

田んぼの稲にも穂が出て花が咲き始めた。
一時期拒食症に陥っていた時など、施設の職員さんと頭を痛めて
いろいろな思考錯誤の後、何とか職員さんでも少しだけど食べてくれる様になった。
…そうそう冬に送迎バスが帰りに田んぼへダイビングした事もあったっけ!
しっかりとシートベルトのおかげか、はたまた運が良かったのか
かすり傷ひとつ負う事もなかったという、ばぁちゃんダイビングする!
どこでぶつけたのか、麻痺側の肘に何度か怪我をして帰って来た時もあって…。
今思い返すと、実にいろんな事があったなぁ~と
その度に責任者と何度も何度も改善策を検討したりして現在に至っていた。

夕焼け小焼けの赤トンボ…青い空を群れなして飛んで行く姿を見たいものだ。
こうしてタイピングをしながら、いろんな思い出を噛みしめて
長かった分、いざディサービスをやめるのは寂しい様な取り残されていく様な
なんだか心細い様な気がする。
初めてディサービスに出掛けた時は、自由な時間と引き換えに
まるで自分の子が初めて幼稚園へ行った時のように
なんだかソワソワして、帰って来るのを玄関を出たり入ったりで…(苦笑)
十何年かの寝たきり生活で、ここ2~3年の間に随分体重も減り
体力的にも、もう限界が来ているのだろう…と、気づいてはいたけど
もう少し様子を見ようと先延ばしして
自分可愛さに見て見ないふりをしていたのかもしれない。

メダカの水槽に入ってるホテイアオイの花。
花言葉:ゆれる心・移りやすい恋の悲しみ・恋の愉しみ・好意
それにディサービスという所は、ある程度体の自由が残って
意思の疎通があり簡単なゲームなどに興じられるくらいの人なら
楽しみでもあろうが…ばぁちゃんは行って風呂に入れてもらって
帰りの時間までベッドで横になっている…風呂に入る目的は達せられるけど
果たしてそれが、ばぁちゃんの苦痛になってたとしたら…考え過ぎかもしれないが。
ディサービスをやめても、まだショートステイがあるし何とかなるのではないかと
そんな思いをケアマネージャーさんと話しあって、ようやく決心がついた。
二年ごとの更新の時って、そういう人が多いみたいで…時期の変わり目っていうのかしらねぇと
いつまでも同じ状態でいられるはずもなく、その時期に年代に合わせた対応で
介護する人される人、どちらも思い通りにってわけにはいかないけど
少しでも歩み寄れる在宅介護生活であれたら良いのだけど…。
という事で、昨日見た夕焼けをUP!
