うちの男性陣はお笑い好きだ。
私も幼い頃は祖父が毎日見ていたので漫才とか吉本新喜劇とかを見るともなしに見ていたので自然と身についているフシが有る。
その日テレビで漫才が放送されていた。
好みのタイプがあって
「つまらん」
とか
「さっきのコンビが良かった」
とか
ワイワイ見ていた。
私も時折見てクスっと笑ったり、ネタは関係無く好みの芸人さんに贔屓発言したり。
そんな中でツッコミが英語で返す場面が有った。
日本語のやり取りに英語で返すちょっとした違和感の面白みだろう。
で、思い出した。
私は何を思ったか小学生の頃、英会話教室に通い始めた。
今みたいに小学校に英語の授業が取り入れられるなど考えもしなかった時代。
ものすごく習いたくて、貧乏だったので親が夜中に相談しているのをこっそり聞いていたのは覚えている。
父がやり繰りできるならと許可したのを聞いて嬉しく思いながら眠りについた。
晴れて通い始めたある日、教室で習った単語を友達に披露した。
皆が知らない言葉はいい。「ほー!」とか「へー!」とか感心してもらえたりする。
しかし…。
「ヘロゥ」と習った通りの発音で挨拶したら爆笑されてしまった。
それは「はろー」だと訂正される始末。
そんなわけで発音に関してちょっとトラウマになった。
中学に入って英語の授業が始まり、あの時笑った子がわざわざ謝ってくれた。
「ヘロゥ」は彼女に強烈なインパクトを与えていたらしい。
私は綴りの覚えが悪いし、文法がからきしダメなので、中学英語ではあっという間に落ちこぼれ、英会話教室から英検を受験する事になった時、学校の先生にもアドバイスを貰うといいと言われて素直に助言を求めたら鼻で笑われた程だった。
教室の先生は一つの言葉を授けてくれた。
「アイ ベッグ ヨァ パードン プリーズ?」
綴りは覚えてません;
試験でしっかり役に立ちました。
でも後から間抜けな所で使ったなーと自分の融通の利かない頭にがっかりしました;
その面接試験では知らない単語もいっぱいあって、日本語は一切受け付けられません。
リーディングでつまづいたものの、書かれた内容は大体把握できました。
さて、内容に関する質問をされます。
どうでもいい事に気を取られやすい私は試験監の素晴らしい発音に聞き惚れて質問の内容を聞き逃す事数回。
そこで授かった呪文(笑)を唱えればいいものを、焦ってあてずっぽうに答えてしまいました。
さらなる混乱が来ました。
How old ××?と言うフレーズは習います。
が、試験監は
How young is his brother?と尋ねました。
youngに特別な意味があるのかとパニックった私は呪文を唱えました。
試験監は柔和に微笑み再度質問を繰り返して下さいました。
試験開始前の軽い会話(これも勿論英語)といい事務的な雰囲気はなく本当に紳士でした!
でもoldとは置き換えてくれませんでした。
何かトンチンカンな答えをしたように思います;
それまで耳にしたどんな言葉よりも心地良い発音に感動はしたものの、試験の手応えとしては肩を落とすしかありませんでした。
結果
英検3級合格
不思議な事もあるもんです。おそらく呪文が効いたのでしょう(笑)
中学の先生にも報告したら表情が強張ってしどろもどろなおめでとうだけで逃げるように出て行きました。
半分は自分が教えたんだと自信を持ってもらっても差し支えないかと思うんですけどね(笑)
私より学校での成績は良いのに不合格だった子がいたようでした。
同じ英会話教室から受けた他校の友達も自信なさ気だったけど合格。
学校英語とはポイントが違ったんでしょうね。
今となっては学校英語どころか簡単な日常会話も抜け落ち、それどころか日本語もアヤシイ私です;
私も幼い頃は祖父が毎日見ていたので漫才とか吉本新喜劇とかを見るともなしに見ていたので自然と身についているフシが有る。
その日テレビで漫才が放送されていた。
好みのタイプがあって
「つまらん」
とか
「さっきのコンビが良かった」
とか
ワイワイ見ていた。
私も時折見てクスっと笑ったり、ネタは関係無く好みの芸人さんに贔屓発言したり。
そんな中でツッコミが英語で返す場面が有った。
日本語のやり取りに英語で返すちょっとした違和感の面白みだろう。
で、思い出した。
私は何を思ったか小学生の頃、英会話教室に通い始めた。
今みたいに小学校に英語の授業が取り入れられるなど考えもしなかった時代。
ものすごく習いたくて、貧乏だったので親が夜中に相談しているのをこっそり聞いていたのは覚えている。
父がやり繰りできるならと許可したのを聞いて嬉しく思いながら眠りについた。
晴れて通い始めたある日、教室で習った単語を友達に披露した。
皆が知らない言葉はいい。「ほー!」とか「へー!」とか感心してもらえたりする。
しかし…。
「ヘロゥ」と習った通りの発音で挨拶したら爆笑されてしまった。
それは「はろー」だと訂正される始末。
そんなわけで発音に関してちょっとトラウマになった。
中学に入って英語の授業が始まり、あの時笑った子がわざわざ謝ってくれた。
「ヘロゥ」は彼女に強烈なインパクトを与えていたらしい。
私は綴りの覚えが悪いし、文法がからきしダメなので、中学英語ではあっという間に落ちこぼれ、英会話教室から英検を受験する事になった時、学校の先生にもアドバイスを貰うといいと言われて素直に助言を求めたら鼻で笑われた程だった。
教室の先生は一つの言葉を授けてくれた。
「アイ ベッグ ヨァ パードン プリーズ?」
綴りは覚えてません;
試験でしっかり役に立ちました。
でも後から間抜けな所で使ったなーと自分の融通の利かない頭にがっかりしました;
その面接試験では知らない単語もいっぱいあって、日本語は一切受け付けられません。
リーディングでつまづいたものの、書かれた内容は大体把握できました。
さて、内容に関する質問をされます。
どうでもいい事に気を取られやすい私は試験監の素晴らしい発音に聞き惚れて質問の内容を聞き逃す事数回。
そこで授かった呪文(笑)を唱えればいいものを、焦ってあてずっぽうに答えてしまいました。
さらなる混乱が来ました。
How old ××?と言うフレーズは習います。
が、試験監は
How young is his brother?と尋ねました。
youngに特別な意味があるのかとパニックった私は呪文を唱えました。
試験監は柔和に微笑み再度質問を繰り返して下さいました。
試験開始前の軽い会話(これも勿論英語)といい事務的な雰囲気はなく本当に紳士でした!
でもoldとは置き換えてくれませんでした。
何かトンチンカンな答えをしたように思います;
それまで耳にしたどんな言葉よりも心地良い発音に感動はしたものの、試験の手応えとしては肩を落とすしかありませんでした。
結果
英検3級合格
不思議な事もあるもんです。おそらく呪文が効いたのでしょう(笑)
中学の先生にも報告したら表情が強張ってしどろもどろなおめでとうだけで逃げるように出て行きました。
半分は自分が教えたんだと自信を持ってもらっても差し支えないかと思うんですけどね(笑)
私より学校での成績は良いのに不合格だった子がいたようでした。
同じ英会話教室から受けた他校の友達も自信なさ気だったけど合格。
学校英語とはポイントが違ったんでしょうね。
今となっては学校英語どころか簡単な日常会話も抜け落ち、それどころか日本語もアヤシイ私です;