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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

沖縄県伊平屋島 「 ヤヘーグスク 」

2013-08-08 05:58:06 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



海水で孤立した状態のヤヘーグスク








逆光のヤヘーグスクも魅力的である








ヤヘーグスクの入り口に立つ路標







引き潮になったときのヤヘーグスク








ヤヘーグスクの遠望








一の郭の平場下の石積み








一の郭からの眺望







一の郭の石摘み







二の郭にある石積み







海に出っ張った下から見た一の郭







一の郭から見たヤヘー岩







かなり無理して登ったが、八合目のこの場所までが精一杯







ほぼ垂直になった岩壁







輝石安山岩が平たく積まれたようになった岩肌







八合目付近からの眺望







上空から見た伊平屋島のヤヘーグスク







上の写真と同じ方向から見た伊平屋







ハブのようにひょろ長い伊平屋島





ヤヘーグスクは、第一尚氏発祥の地として知られる伊平屋島の北海岸の海岸べりから
200mほど沖合いの岩礁の上に築かれたグスクである。
満潮時になると渡ることは不可能なので干潮時でないとグスクへは渡れない。

岩礁の頂部から東側の裾野に広がる岩盤の上に二つの郭を配し、
周囲を幅およそ1~1.7mほどの石積みをめぐらしている。
海に近い郭は大岩に接する所に築かれており、
80平方メートルほどの広場で、ほぼ平坦になっている。
特別な加工を施した跡は見えず、自然地形のままである。
南北に細長く小さな平場を有している。
郭内は平坦となっているものの、岩盤がむき出した状態になっており、
先の郭同様に自然の地形のままである。

両郭は1mほどの段差がついているが、往来を示す特別な遺構は見当たらない。
岩礁への登り口から右側に砲台形になった場所の周りに石垣が築かれており、
頂部への道も八分目までが精一杯であった。

グスクの広さや立地の条件からすると、恒常的に人が住んでいたとは考えにくく、
臨時的なグスクであったのではないかと思われる。


ヤヘーグスクへのアクセス
ヤヘーグスクへは、伊平屋島の田名集落入り口から左に曲がり、
田名漁港方面の突き当たりを右にアッチャビシ線を1.5kmほど行けばヤヘー岩が見える。
駐車は、ヤヘーグスク入り口に無料駐車場がある。


沖縄県那覇市  「 那覇港左舷灯標 」

2013-08-08 05:55:12 | 沖縄の灯台



浮標と灯台が一直線上に見える






灯台表番号 / 7073
ふりがな / なはこうさげんとうひょう
標識名称 / 那覇港左舷灯標
所在地 / 沖縄県那覇港(那覇港新港第一防波堤南灯台の南東方約1.5km)
北緯  / 26-12-55 
東経  / 127-39-47
頭標 / 緑色円筒形頭標1個付
塗色 / 緑色
灯質 / 単閃緑光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度 78カンデラ
光達距離 / 5.0海里
平均水面上~頂部の高さ / 5.6m 
平均水面上~灯火の高さ / 5.8m 
業務開始年月日 / 昭和47年5月15日
光源 / LED(発光ダイオード) 
電源 / 自然エネルギー(太陽電池)