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「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

北九州市若松区  「 若松洞海湾口防波堤灯台 」

2018-06-23 18:00:48 | 福岡の灯台



海上から見た若松洞海湾口防波堤灯台








洞海湾の入り口に立つ








遥か防波堤の向こうにある灯台まで30分ほど歩かねばならない







海岸沿いを15分ばかり歩くと全景がハッキリと見えてくる







防波堤に遮られて外海と内海の波が違う







高さ9.2mの灯台








昭和49年初点と書かれた銘板








潮風に耐えて立つ灯台







単閃赤光で毎6秒1閃光の灯器







夕陽に光る赤いタイルと鼠色のハッチ








灯台下から来し方道の向こうの若松工業地帯を望む







響灘と洞海湾の安全を守る信号機





灯台表番号 / 5507
ふりがな / わかまつどうかいわんこうぼうはていとうだい
標識名称 / 若松洞海湾口防波堤灯台
所在地 / 関門港若松区 ( 若松洞海湾口防波堤外端 )
北緯 / 33-56-28.2
東経 / 130-51-02.2
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎6秒1閃光
光度 / 実効光度59カンデラ 
光達距離 / 4.5海里
地上~頂部の高さ / 9.36m
平均水面上~灯火の高さ / 11.85m 
地上~灯火の高さ / 9.15m
業務開始年月日 / 昭和49年93月27日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅲ型赤 )


若松洞海湾口防波堤灯台は、読んで字の如く
若松の洞海湾の入り口にある防波堤の外端に立つ灯台である。
ここへは工場の中に入れないので
手前から海岸沿いを30分近く歩かねばならない。
その昔、筑豊から運ばれて来た石炭の積み出し港だった。
そんな若松港の安全を昭和49年の初点から見守って来てた灯台は
現在もその役割を果たしている。



若松洞海湾口防波堤灯台へのアクセス
若松洞海湾口防波堤灯台へは、若松工業地帯から
馬島を真正面にして突き当たりを一番右に行った所にあるが、
工場内は立ち入り禁止なので手前のフェンスの破れた場所から
海岸沿いを歩いて防波堤まで行かねばならない。
駐車は、フェンス入り口の空き地に駐車できる。


北九州市門司区  「 大瀬戸第二号導灯 ( 前灯 ) 」

2018-06-13 18:00:58 | 福岡の灯台



どことなく消防の訓練用のタワーに見える









係留されている船だまりに立つ導灯








平成8年に改築された導灯







鉄柵で組まれたシンプルなタワー








青空に白三角がよく映える







導灯の近くにある 「 関門海峡海上交通センター 」






灯台表番号 / 5439 ・ F5340.3
ふりがな / おおせとだいにごうどうとう ( ぜんとう )
標識名称 / 大瀬戸第二号導灯 ( 前灯 )
所在地 / 北九州市 ( 門司船舶航路信号所の北東方150メートル )
北緯 / 33-53-53.0
東経 / 130-55-11.6
塗色 / 白色
構造 / 塔形 ・ 白色三角形頭標付 
灯質 / 不動黄光
光度 / 昼間 8500カンデラ ・ 夜間 8500カンデラ
光達距離 / 昼間1.0海里  夜間13.5海里
地上~頂部の高さ / 18.17m
平均水面上~灯火の高さ / 20.00m 
地上~灯火の高さ / 17.2
業務開始年月日 / 昭和41年3月31日
現用灯器 / LC管制器蛍光灯用


瀬戸第二号導灯の前灯は、関門海峡の管制塔のような役目をしている
「 関門海峡海上交通センター 」 という高い管理塔の横にある。
その形は周囲の景観に気を遣ったシンプルで、
目障りにならないように配慮されている。
アッサリとした鉄柵を組み合わせただけの物だが、
なかなかいい味を出している。
ライトは不動黄光で、高さは地上から18mあるが水面に近い関係からか?
そんなに高く感じられなかった。


大瀬戸第二号導灯(前灯)へのアクセス
大瀬戸第二号導灯(前灯)へは、小倉から国道199号線を門司方面に向かって走ると、
手向山を過ぎた辺りから左側に「海上交通センター」の高い建物が見えてくる。
その先の左側にある船だまりの堤防に立っているのが前灯である。
駐車は、堤防横に駐車できるが、
くれぐれも邪魔にならないように注意してもらいたい。


北九州市小倉北区  「 馬島港西防波堤 」

2018-06-04 12:00:41 | 福岡の灯台



若松にある北九州工業地帯が向こうに見える








望遠で撮った銘板







工業地帯からの煙が独特な雰囲気を醸し出している







馬島入り口にある切れた防波堤の外端に立つ







高さが5.5mの白灯台が凛々しく見える







等明暗緑光で4秒暗4秒で点滅する







飾り気のない煙突のような塔にハッチが付いている








港内から見た灯台







防波堤の外はテトラで保護されている







この島に住む家は15軒と決められている馬島







海上から馬島の遠望






小倉の砂津港から馬島を経由して藍島とを連絡している







砂津港に停泊している 「 こくら丸 」





灯台表番号 / 5536.5
ふりがな / うましまこうにしぼうはていとうだい
標識名称 / 馬島港西防波堤灯台
所在地 / 北九州市小倉北区馬島 ( 馬島港西防波堤外端 )
北緯 / 33-57-51.22
東経 / 130-51-13.8
1塗色 / 白色
灯質 / 等明暗緑光 明4秒暗4秒
光度 / 40カンデラ 
光達距離 / 4.0海里
地上~頂部の高さ / 5.52m
平均水面上~灯火の高さ / 11.04m 
地上~灯火の高さ / 5.3m
業務開始年月日 / 平成1年2月28日
現用灯器 / LED灯器Ⅱ型


馬島は洞海湾沖に浮かぶ
山口県の六連島の南西約200mほどに位置する島である。
海域が北九州市ということで渡船などは
小倉から出ている藍島行きの船と同じ便になる。
そんな馬島には決まりがあって、島に住む者は島の長男であり、
家の数も15軒と決められている。

いくら馬島出身といっても二男や三男は島外に出て行かねばならない決まりがある。
それは魚の漁場から来ていると聞いたが、
年々少なくなる魚獲に対しての生き残りを懸けた対策だと思うが、
何かと大変だと思う。
そんな少数島民の港を守る灯台の初点は平成元年と新しい。
これからも馬島の歴史と港の安全を照らし続けてほしいものである。


馬島港西防波堤灯台へのアクセス
小倉駅裏の馬島経由藍島行きの渡船にて乗船すれば小倉から約20分で到着するが、
防波堤が切れた防波堤なので上堤できない。
よって、一番よく見えるのが渡船の上からになるので、
船の上からをお薦めしたい。

小倉砂津港より渡船にて馬島への出航時間は次のとおりである。  ( H17・4・1改定 )

小倉発                           馬島発

月~金曜

① 10:30  ② 14:30  ③ 17:30      ① 7:13  ② 13:43  ③ 15:43

土曜日

① 10:30  ② 14:00  ③ 17:30      ① 7:13  ② 13:13  ③ 16:43

日曜・祝日

①  9:00  ② 15:30  ③ 17:30      ① 7:13  ② 14:43  ③ 16:43


北九州市門司区  「 関門海峡海上交通センター ( 関門マーチス ) 」

2018-05-04 12:39:16 | 福岡の灯台














関門海峡海上交通センターは、関門海峡における船舶交通の
安全性及び効率性を向上させることを任務とし、
海上保安庁が設置し運用している。
関門海峡海上交通センターが船舶に対して提供している業務を概説するとともに、
関門海峡を航行する際の主要注意事項について
できる限りわかりやすく説明することにより、
船舶の航行の安全に寄与することを目的としている。


関門海峡海上交通センターの業務

関門海峡海上交通センター(以下「センター」と言う。)は、

① レーダー、テレビカメラ及び船舶自動識別装置(以下「AIS」という。)からの
データ並びに船舶とのVHF無線電話による通信により
船舶交通に関する情報を収集、把握、監視し、

② 船舶に対し安全のために必要な情報を提供し、

③ 危険防止等のため必要な場合には船舶に対し勧告を行うとともに、

④ 視界制限状態又は早鞆瀬戸で優速規定を遵守できない船舶に対し
  航路外での待機を指示することにより、

関門海峡における船舶交通の安全増進を図っている。

また、VHF無線電話以外には電光表示板により
潮流及び大型通航船舶に関する情報を、
ラジオ放送、テレホンサービス及びインターネット・ホームページにより
関門海峡の航行援助情報を提供している。



北九州市小倉北区  「 大瀬戸第一号導灯 ( 後灯 ) 」

2018-04-29 14:07:04 | 福岡の灯台



公園の木々の中に立つ導灯







平成5年に改築された純白のタイル設置された銘板







木々の間の塔は教会の塔屋といった感じである







真下から見るとどことなくモニュメントを思わせる





灯台表番号 / 5444 ・ F5340.1
ふりがな / おおせとだいいちごうどうとう ( こうとう )
標識名称 / 大瀬戸第一号導灯 ( 後灯 )
所在地 / 北九州市 ( 前灯の南東方約260メートル )
北緯 / 33-53-24.7
東経 / 130-54-49.1
塗色 / 白色
構造 / 塔形 ・ 白色三角形頭標付 
灯質 / 不動黄光
光度 / 昼間 22000カンデラ ・ 夜間 11000カンデラ
光達距離 / 昼間1.5海里  夜間14,0海里
地上~頂部の高さ / 11.60m
平均水面上~灯火の高さ / 79.1m 
地上~灯火の高さ / 9.5m
業務開始年月日 / 昭和41年3月31日
現用灯器 / LC管制器 ( 蛍 )


大瀬戸第一号導灯(後灯)が設置されている手向山(たむけやま)公園の一帯は、
今でこそ公園化されて市民の憩いの森として活用されているが、
もともと明治時代からの要塞地帯であり、
昭和20年8月の終戦まで一般人は立ち入り禁止区域となっていた。
そんな公園内に立つ導灯は、地上からの高さが12mの
純白のタイルをあしらったデザインが教会やモニュメントを思わせる。
導灯頂部には白三角の頭標に不動黄光が点灯している。
初点灯は昭和41年3月であるが、平成8年1月に現在の形に改築されている。



大瀬戸第一号導灯(後灯)へのアクセス
大瀬戸第一号導灯(後灯)へは、大瀬戸第一号導灯(前灯)を参考 にしてもらいたい。


福岡県行橋市  「 稲童港二号防波堤灯台 」

2018-04-19 12:00:33 | 福岡の灯台



高さ5m弱の灯台が近くから見ると大きく見える









銘板の揮毫者は地元の仲津小学校の児童によるもの








単閃赤光が毎3秒に1閃光で瞬く赤色灯台








太陽電池のため太陽光を受け入れるガラス板







船着場近くにある堤防の突端にある旧・灯台








平成12年10月末まで現役で照らし続けた旧・灯台





灯台表番号 / 5268.2
ふりがな / いなどうこうにごうぼうはていとうだい
標識名称 / 稲童港二号防波堤灯台
所在地 / 福岡県行橋市 ( 稲童港二号防波堤外端 )
北緯 / 33-42-14
東経 / 131-02-11
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎3秒1閃光
光度 / 実効光度19カンデラ 
光達距離 / 3.0海里
地上~頂部の高さ / 4.88m
平均水面上~灯火の高さ / 8.76m 
地上~灯火の高さ / 4.66m
業務開始年月日 / 平成12年10月30日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅱ型赤 )


福岡県行橋市の東側に位置する稲童地区の漁港を守るように
囲まれた堤防の突端に立つ鮮やかな赤色が目に飛び込んで来る。
地上から4.9mと小振りでスマートな灯台は、
どこか糸トンボを思わせる。
そんな灯台の灯りは単閃赤光で、毎3秒に1閃光の割合で光を発している。
設置点灯年月日は平成12年10月30日と新しい。

かつて築城海軍航空隊が戦闘に使った 「 赤とんぼ 」 の
 稲童1号掩体壕 が近くにある。


稲童港二号防波堤灯台へのアクセス
稲童港二号防波堤灯台へは、九州自動車道小倉南ジャンクションより
東九州自動車道の苅田インターを下車し、
そのまま国道10号線を南下して行橋方面へと進み
 「 ニッサン自動車九州工場 」 の前を通って今川の橋を渡り、
そこからさらに南下して海沿いを走ると
左側に老人ホームの 「 石並園 」 の看板がある。
そこから左折して300mほど下りて行った突き当りが灯台のある港になる。
駐車は、灯台のそばの空き地に駐車できる。


北九州市小倉北区  「 大瀬戸第一号導灯 ( 前灯 ) 」

2018-04-03 11:22:22 | 福岡の灯台



下から見るとそうでもないが上から見ると高く見える









導灯の上部は結構広くなっている









国道3号線の挟むように手向山公園の下に立つ









この不動黄光の導灯は昼間でも点灯している








海上からの遠望でも黄色い灯火が確認できる






灯台表番号 / 5443 ・ F5340
ふりがな / おおせとだいいちごうどうとう ( ぜんとう )
標識名称 / 大瀬戸第一号導灯 ( 前灯 )
所在地 / 北九州市 ( 門司船舶航路信号所の南西方850メートル )
北緯 / 33-53-31.2
東経 / 130-54-42.7
塗色 / 白色
構造 / 塔形 ・ 白色三角形頭標付 
灯質 / 不動黄光
光度 / 昼間 22000カンデラ ・ 夜間 11000カンデラ
光達距離 / 昼間1.5海里  夜間14,0海里
地上~頂部の高さ / 17.94m
平均水面上~灯火の高さ / 39.7m 
地上~灯火の高さ / 16.6m
業務開始年月日 / 昭和41年3月31日
現用灯器 / LC管制器 ( 蛍 )



この導灯は灯台巡りを始めて、
一番最初にめぐった導灯で、思い入れが強い導灯である。

導灯というのは、灯台とは違った機能をするもので、
海の上の交通整理をする上において必要不可欠な目印である。
この導灯などの資料をいただいたのは、
門司港にある第7管区海上保安部交通課で、
たくさんの灯台やブイなどの管理や
船の交通安全に携わる仕事をしている場所である。
大瀬戸第一号導灯 ( 前灯 ) は国道3号線沿いの丘の上に立っているから、
門司方面に行くほとんどのドライバーが、
無意識のうちに見ていると思われる黄色のライトが人懐っこく見える。
初点灯が昭和41年3月の導灯は下から見るとそんなに高くは見えないが、
手向山の上から見ると意外と高く、
18mの高さを自慢するようにスマートに「ツン!」と立っている。


大瀬戸第一号導灯(前灯)へのアクセス
大瀬戸第一号導灯へは、北九州市小倉北区の砂津から国道3号線を門司方面に走り、
小倉と門司の境界付近の赤坂にある手向山トンネルの左手前になる。
ちなみに右側が手向山公園になる。
駐車は、その手向山公園の無料駐車場を利用した。



北九州市門司区  「 門司大里防波堤灯台 」

2018-03-23 15:04:34 | 福岡の灯台



対岸のホテルを分けるように 「 ツン! 」 と立つ









新しく見えるが改築されてから38年になる







群閃赤光の灯りが毎6秒に2閃光の割合で点る








船溜まりの防波堤の外端に立つ







灯台の向こうに下関の 「 海峡ゆめタワー 」 が見える





灯台表番号 / 5437
ふりがな / もじだいりぼうはていとうだい
標識名称 / 門司大里防波堤灯台
所在地 / 北九州市門司区 ・ 関門港門司区 ( 大里防波堤外端 )
北緯 / 33-54-34.7
東経 / 130-55-57.6
塗色 / 赤色
灯質 / 群閃赤光 毎6秒2閃光
光度 / 実効光度78カンデラ 
光達距離 / 5.0海里
地上~頂部の高さ / 9.21m
平均水面上~灯火の高さ / 12.0m 
地上~灯火の高さ / 9.00m
業務開始年月日 / 昭和41年2月1日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅲ型赤 )


北九州市小倉北区藍島  「 藍島港寄ノ浦D防波堤灯台 」

2018-02-02 16:07:38 | 福岡の灯台



高さが5.6mのシンプルな灯台








初点が平成2年のわりに銘板の腐食が激しい







単閃緑光で毎3秒に1閃光の灯器








ハッチもコンパクトで可愛いく見える







防波堤の外端に立つ灯台








先端はテトラで守られている







港の入り口付近からの眺望








漁船を係留している寄ノ浦港






灯台表番号 / 5542.2
ふりがな / あいのしまこうよせのうらディぼうはていとうだい
標識名称 / 藍島港寄ノ浦D防波堤灯台
所在地 / 福岡県北九州市小倉北区 ( 藍島港寄ノ浦D防波堤外端 )
北緯 / 33-59-47.76
東経 / 130-48-43.7
塗色 / 白色
灯質 / 単閃緑光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度 26カンデラ 
光達距離 / 3.5海里
地上~頂部の高さ / 5.62m
平均水面上~灯火の高さ / 9.08m 
地上~灯火の高さ / 5.4m
業務開始年月日 / 平成2年3月12日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅱ型緑 )



藍島港寄ノ浦D防波堤灯台は、
藍島上部の西側にある漁港の防波堤に設置された灯台である。
灯台の歴史自体はそんなに古くはないが、
潮風がひどいのか?灯台の初点を示す銘板が腐食して
文字を読み難かった。
位置的に若松や芦屋方面に港が向いており、
遠望ではあるがここからが沖の白洲灯台が一番近くに見える場所である。


藍島港寄ノ浦D防波堤灯台へのアクセス
藍島港寄ノ浦D防波堤灯台へは、
藍島までは本村南二防波堤灯台を参考にしてもらいたい。
その本村港に着いてから左に200mほど行くと
トンネルの手前に島で唯一のスーパーがある。
そこから左に坂を上って道なりに500mほど行くと左に下りる道があるので、
そこを下りると灯台が見える。



福岡県豊前市  「 宇島港西3号防波堤灯台 」

2017-11-21 11:07:41 | 福岡の灯台



灯台の向こうに周防灘が広がる










赤いタイルに黒い文字が映える銘板









瀬渡しの船頭に頼んで孤立した堤防まで行く








船上から見た西3号防波堤にある灯台









防波堤近くの海上から灯台を望む







毎8秒おきに2閃光を照らす







真下から写すと雲と一緒に回ってしまった








赤いタイルに色いハッチがお洒落に感じる





灯台表番号 / 5267
ふりがな / うのしまこうにしさんごうぼうはていとうだい
標識名称 / 宇島港西3号防波堤灯台
所在地 / 福岡県豊前市 ( 宇島港西3号防波堤外端 )
北緯 / 33-38-01
東経 / 131-07-30
塗色 / 赤色
灯質 / 群閃赤光 毎8秒に2閃光
光度 / 実効光度280カンデラ 
光達距離 / 7.0海里
地上~頂部の高さ / 9.42m
平均水面上~灯火の高さ / 13.17m 
地上~灯火の高さ / 9.15m
業務開始年月日 / 昭和39年9月8日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅴ型赤 )



宇島港西3号防波堤外端にある灯台は、
単独で浮いたような形の防波堤の外端に設置されたもので、
その色が赤色ということでそこへの上堤をかき立てる。
高さ9.4mの灯台は群閃赤光で毎8秒に2閃光の灯りを放ち、
港内を行き交う船の道標として活躍している。


宇島港西3号防波堤灯台へのアクセス
宇島港西3号防波堤灯台へは、国道10号線を
豊前市の千束(ちづか)交差点から宇島港方面に進み、
JR日豊線の踏み切りを渡って、そのまま港まで行くと
「 豊前火力発電所 」 の裏の防波堤に灯台が見える。
灯台までは港の近くの瀬渡しに堤防まで渡してもらわなければならない。
駐車は、船着場の前に停められる。
ちなみに渡船料は500円であった。


11月1日 ・ 灯台記念日 「 白洲灯台 」

2017-11-01 11:11:11 | 福岡の灯台



























































白島展示館の展望室から観た 「 白洲灯台 」







北九州市若松区にある 「 白島展示館 」







小倉北区にある白洲灯台の建設に尽力を注いだ岩松助左衛門の生家












今日は 日本最初の洋式灯台である観音埼灯台の起工日が、
1868年 ( 明治元 ) の新暦で11月1日 ( 旧暦では8月30日 ) であることにちなみ、
1949年に海上保安庁により制定された「 灯台記念日 」 である。

岩松 助左衛門 ( いわまつ すけざえもん )
1804年 ( 文化元年 ) - 1872年5月31日 ( 明治5年4月25日 )は、
幕末・明治時代の豊前国小倉藩の庄屋で、
白州灯台の建設を小倉藩に進言し、その実現に尽力した事跡で知られる。


北九州市門司区  「 門司第4船だまり防波堤灯台 」

2017-10-30 14:00:01 | 福岡の灯台



高さが5.3mの可愛い灯台である








細長い防波堤が灯台の先まで続く







門司や赤坂富野をバックに灯台が立つ








灯台付近は太公望たちの絶好のポイントになっている








単閃赤光で毎5秒1閃光の灯器








郵便ポストのような雰囲気がするハッチ部分








小森江と門司港の中間にある第四船だまり防波堤






灯台表番号 / 5432
ふりがな / もじだいよんふなだまりぼうはていとうだい
標識名称 / 門司第4船だまり防波堤灯台
所在地 / 北九州市門司区 ( 門司第4船だまり防波堤外端 )
北緯 / 33-55-30
東経 / 130-56-23
塗色 / 赤色
灯質 / 単閃赤光 毎5秒に1閃光
光度 / 実効光度26カンデラ 
光達距離 / 3.5海里
地上~頂部の高さ / 5.33m
平均水面上~灯火の高さ / 7.10m 
地上~灯火の高さ / 5.1m
業務開始年月日 / 昭和7年1月10日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅱ型赤 )



門司第4船だまり防波堤灯台は、小森江駅と門司港駅のやや中間に位置し、
風師山のふもとにある細くて長い防波堤の中間に
ポツンと立つ小さな灯台である。
防波堤も灯台もやや頼りなく感じられるが、
小じんまりとして可愛いものである。


門司第4船だまり防波堤灯台へのアクセス
門司第4船だまり防波堤灯台へは、国道199号線を小倉から門司港方面に進み、
小森江駅を過ぎて300mほど行った左側にある。
灯台への入り口となる場所には山九運輸の倉庫とラブホテルが並んである。
駐車は、その入り口の広場の端に邪魔にならないように駐車した。



北九州市門司区  「 井ノ浦港防波堤灯台 」

2017-10-04 11:15:54 | 福岡の灯台























































灯台の向こうに見える新北九州空港







宇部興産の工場横から望遠で写したもの






弧を描くようにかなりフックした先にある灯台








灯台下から来た道のりをたどる







石灰岩の山の下に宇部興産の工場がある





灯台表番号 / 5284
ふりがな / いのうらこうぼうはていとうだい
標識名称 / 井ノ浦港防波堤灯台
所在地 / 福岡県北九州市門司区 ( 井ノ浦港防波堤外端 )
北緯 / 33-50-47.7
東経 / 130-59-27.8
塗色 / 白色
灯質 / 群閃緑光 毎8秒に2閃光
光度 / 実効光度78カンデラ 
光達距離 / 閃光5.0海里
地上~頂部の高さ / 9.77m
平均水面上~灯火の高さ / 12.95m 
地上~灯火の高さ / 9.55m
業務開始年月日 / 昭和46年3月13日
現用灯器 / LED灯器 Ⅲ型


井ノ浦港防波堤灯台は、裏門司の門司と
小倉の境界近くにある井ノ浦漁港の入り江にある灯台である。
ここの灯台は他の灯台に比べて灯台までの距離が長く、
車を停めた 「 ニュー小倉ゴルフセンター 」 からだと2キロ以上あり、
徒歩で30分以上かかる距離である。
そんな場所に設置された灯台は昭和46年から見守っている。


井ノ浦港防波堤灯台へのアクセス
井ノ浦港防波堤灯台へは、裏門司の恒見から海に向かって峠を越え、
突き当りを右に進んで約500mほど行った左側に見えるが、
灯台へつながる防波堤の入り口は
「 ニュー小倉ゴルフセンター 」 の横から入らなければならない。
灯台まで30分以上かかるので運動靴を履くことをお薦めしたい。
駐車はゴルフセンター手前の入り口付近の空き地に
邪魔にならないように駐車した。


北九州市門司区  「 柄杓田港防波堤灯台 」

2017-09-23 11:07:54 | 福岡の灯台



海側のテトラからの眺め








高さが8.4mの柄杓田港防波堤灯台







初点が昭和41年と書かれた銘板







防波堤の内側はかなり広くなっている







赤いタイルが陽射しに光る








階段部がくりぬかれた頂部の笠








色が塗り替えられて古さを感じるハッチ








柄杓田港の遠望








灯台近くの岳ノ鼻






灯台表番号 / 5292
ふりがな / ひしゃくだこうぼうはていとうだい
標識名称 / 柄杓田港防波堤灯台
所在地 / 北九州市門司区 ( 柄杓田港防波堤外端 )
北緯 / 33-54-07.5
東経 / 130-59-54.7
塗色 / 赤色
灯質 / 群閃赤光 毎8秒に2閃光
光度 / 実効光度 78カンデラ 
光達距離 / 5.0海里
地上~頂部の高さ / 8.37m
平均水面上~灯火の高さ / 11.73m 
地上~灯火の高さ / 8.16m
業務開始年月日 / 昭和41年3月25日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅲ型赤 )


柄杓田港防波堤灯台は、部埼灯台と新門司港の中間よりも
やや新門司側に位置する柄杓田漁港に設置された灯台で、
漁港の先にある海に面した防波堤の外端に
高さ8.4mの赤い灯台が立っている。
漁港の中心に集落があり、
近くには郵便局や小学校があるほのぼのとした漁村である。


柄杓田港防波堤灯台へのアクセス
柄杓田港防波堤灯台へは、
門司港より春日インター入り口を白野江方面に進み、
途中の大積から海岸沿いを「門司少年自然の家」の前を通り過ぎて
岳ノ鼻の裏を抜けるとグラウンドがある。
その左側が灯台入り口になる。
駐車は、漁協付近のグラウンドの横に駐車できる。


北九州市小倉北区藍島  「 藍島港本村南二防波堤灯台 」

2017-09-19 12:30:08 | 福岡の灯台



高さが8.4mの灯台







プレートが真新しく感じる







防波堤の外端に立つ灯台







初点は昭和48年だが平成10年に改築されている







群閃緑光で毎6秒に2閃光の灯器







船上から見た防波堤灯台







テトラに守られるように立つ灯台







藍島港に停泊する砂津港と藍島港を結ぶ 「 こくら丸 」







響灘に浮かぶ藍島






灯台表番号 / 5543
ふりがな / あいのしまこうほんむらみなみにぼうはていとうだい
標識名称 / 藍島港本村南二防波堤灯台
所在地 / 福岡県北九州市小倉北区 ( 藍島港本村南二防波堤外端 )
北緯 / 33-59-11
東経 / 130-49-07
塗色 / 白色
灯質 / 群閃緑光 毎6秒に2閃光
光度 / 73カンデラ 
光達距離 / 4.5海里
地上~頂部の高さ / 8.41m
平均水面上~灯火の高さ / 10.45m 
地上~灯火の高さ / 8.2m
業務開始年月日 / 昭和48年3月30日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅲ型緑 )


藍島港本村南二防波堤灯台は、
以前は海だったところを埋め立てて造られた港を囲む
防波堤の外端に立つ灯台である。
その昔は、本村の入り口付近まで海が広がっており、
現在、港の左側にある恵比寿さんが祭られてある場所付近に昔の港があったと聞いた。
島民は地元以外にも島外から居住する者が最近増えたという。
島を結ぶ交通手段の渡船は、藍島と小倉砂津港との間を1日に3往復している。
そんな渡船や漁船を迎え入れる港の安全を守る本村南二防波堤灯台である。


藍島港本村南二防波堤灯台へのアクセス
藍島港本村南二防波堤灯台へは、
小倉駅の裏にある砂津港から馬島経由藍島行きの渡船にて約35分で到着する。
藍島港入り口の防波堤に立つ灯台が一番に出迎えてくれる。
ちなみに出航時間は次のとおりである。


小倉発  月~金曜                    藍島発
①  10:30  ②  14:30  ③  17:30    ① 7:00  ② 13:30  ③ 15:30
      土曜
①  10:30  ②  14:00  ③  17:30    ① 7:00  ② 13:00  ③ 16:30
      日曜・祝日
①   9:00  ②  15:30  ③  17:30    ① 7:00  ② 14:30  ③ 16:30

運賃は、片道 400円 小人は半額となっている。