フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

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7月の記事

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2007-07-31 あみん、あるいは地上に舞い降りる
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2007-07-12 フランスの大学危機 UNIVERSITÉS : AUTOPSIE D'UN GÂCHIS
2007-07-11 生存可能な最初の星 ? LA PREMIÈRE PLANÈTE HABITABLE ?
2007-07-10 雨の東京 TÔKYÔ PLUVIEUX
2007-07-09 チャールズ・テイラーと共同体主義 CHARLES TAYLOR - COMMUNAUTARISTE
2007-07-08 共同体主義の大御所 LE PAPE DU COMMUNAUTARISME
2007-07-07 英語だけでいいのか? とフランス語教育界 POURQUOI LE FRANÇAIS ?
2007-07-06 大岡昇平 「スコットランドの鷗」 MOUETTE DE L'ECOSSE
2007-07-05 フランスからのメール UN EMAIL D'UN PHILOSOPHE FRANÇAIS
2007-07-04 アメリカの恩師のこと MON MENTOR AUX ÉTATS UNIS
2007-07-03 バス停で蟻 DES FOURMIS AU ARRÊT D'AUTOBUS
2007-07-02 促す言葉 LES MOTS QUI NOUS POUSSENT
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あみん、あるいは地上に舞い降りる

2007-07-31 02:44:02 | Weblog

時差ぼけの夜。テレビをつけると SONGS という番組で岡村孝子さんと加藤晴子さんのデュオ、あみんが出ている。これまで真面目に聞いたことのないグループである。大学生の時に1年半ほどあみんとして一緒にやっていたが、加藤さんの方が違和感を感じ始めそれ以来別々の道を歩む。しかし40代に入って再び一緒に歌い始めるようになったと、何の衒いもなく自らを見つめ、淡々と語っている。そういう人生の歩みにある味を感じていた。

彼女たちの話や歌を聞きながら、長い間外国に滞在した後に日本に帰ってきて日本のものに触れた時、しばしばある変化が起こっていることを思い出していた。それは、そう実感していたわけではないのだが、それまで宙に浮いていた、あるいは天を舞うような感覚で生活していたところから、地上に降り立ったという感覚に陥ることである。これは特に時差ぼけの夜に訪れる。今日はそれを懐かしく感じていた。あみんの中にそう感じさせる何かがあったのかもしれない。

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