フランスに揺られながら DANS LE HAMAC DE FRANCE

フランス的なものから呼び覚まされることを観察するブログ

J'OBSERVE DONC JE SUIS

促す言葉 LES MOTS QUI NOUS POUSSENT

2007-07-02 00:59:53 | Weblog

昨日、これからの道を明らかにした。その中に、「このブログでの観察の助けも借りながら」 という一節がある。これはどうしても言っておきたかったことである。振り返ってみると、この意味は非常に大きいような気がしている。解答を求めて何かを探しているような、格闘しているようなこれまでの2年ほど。この間に読み、見たことは血となり肉となっているように感じる。しかもそれらは単なる知識としてではなく、私自身を促す力としてあったということに気付く。このブログの中に埋まっている素晴らしい無数の言葉が、見えない形で私を促していたように感じている。私は生まれて初めて、本の読み方、ものの見方が少しだけわかってきたように感じている。その結果蓄積されていたものが、ここぞという時にものを言い出したのだろうか。何の目的もなしに本を読み、ものを見ておくことの大切さが身に沁みる。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 少し早めの退職、そしてこれ... | トップ | バス停で蟻 DES FOURMIS AU ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
変化 (ミコ)
2007-07-02 10:18:10
ポールさんの「読む」「視る」の姿勢は、環境が変わられても同じだろうと拝します。

最も長生きしてほしかった男の親友は、生を終える2週間前に夜明けまで推敲したレジメをもとに講座を終了し「ちょっと暇の間、遊ぼうか」とFAXしてきて消え去りました。

知らぬうちに醸造されていた「なにか」を活かせる生活は最良のものでしょう。

秋以降のブログの変化を楽しませて頂きたいと思います。

「ぽるとがるぶみ」がネットで売られていることを、同期生が教えてくれました。
返信する
ブログで育つ (paul-ailleurs)
2007-07-02 18:15:38
半分別人格を育てているような気分でいたのが、その人格に乗っ取られてしまったような印象もあります。それだけここでの観察は私にとって大きな意味があったように感じています。人生の時間がわかっていれば、別の時間割を組むこともできたかもしれませんが、わからない以上、できる時にやっておきたいという思いが勝ったのかもしれません。

「ぽるとがるぶみ」 見つかって何よりです。

返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事