ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

人生の「勝ち組」「負け組」

2017年10月31日 | 気になる世間
人生の「勝ち組」「負け組」。
僕はこの考え方は
「罠」だと思っています。
人生の罠。

「部分最適」のみを見て、
それが同時に
「全体最適」であるかのように
思わせる罠です。

(ピンチに勝てる脳、茂木健一郎)




あなたは負け組だね、
って言われるよりは、

勝ち組に入っているね、
と言われた方が気分はいいはずですよね。(^.^)

けれども、
今見える「勝ち負け」は、
あくまで、今の勝ち負けにすぎない。

将来まで見通したものでもないし、
人生全体を見たものでもない。(´-ω-`)

下手すれば、
それを言っている人の好みとか、
偏見や願望で、
「勝ち組」「負け組」
って言っている場合だってありうる。

とにかく、分からないのです。

今のピンチが、
チャンスかもしれない。

逆に、
今のラッキーが、
後々のピンチに
つながっていくかもしれない。

人間の人生なんて分からない。

勝ち組、負け組、
なんて言葉にとらわれちゃいけない。

勝つこともあれば、
負けることもあります。

それが人生。

あきらめることも、
油断することもないのではないでしょうか。( ´ ▽ ` )ノ

人生でどちらの道に行くかを・・・

2017年10月29日 | 気になる自分
人生でどちらの道に行くかを
決めるとき、
「うまくいくか、いかないか」
で決める人がいますし、たぶん、
それが大半でしょう。

私はそこがはっきりと違っていて、
「もしもうまくいったら、
 面白いかどうか」
で決めています。

(「好き嫌い」と経営、楠木建)




うまくいかないことは、
いっぱいあります。

けれど、誰にも負けないくらい、
うまくいかないことを
たくさん経験しているかと言えば、
ちょっと避けたり、
逃げたりしていると思います。(´-ω-`)

年をとってくると、
やる前に、
うまくいきそうにないな、
と予想が立てられるようになり、

その予想の前に、
やることをあきらめてしまう。

どうやったら、
うまくいく可能性があるかな、

うまくいったら
どんな面白いことがあるかな、

なんて考えることも
少なくなったら、
今を打破するために
何が起こるというのでしょう。

周りから、
無理だろうに、
無駄な努力なのに、
あきらめればいいのに、

とか思われながらも、
がんばれることを持てたら、
「生きる力」は強くなるんじゃないでしょうか。( ´ ▽ ` )ノ

誰かと仲良くすることは・・・

2017年10月28日 | 気になる言葉
誰かと仲良くすることは、
誰かを激しく傷つけることなのだ。

(本屋さんのダイアナ、柚木麻子)




人の心は、
そんなに広くないと最近思います。

自分の好きな人が、
楽しそうに、
幸せそうに、
面白そうに、

ほかの誰かと
過ごしているのを見て、
おだやかでいられる
っていうのは、
本当の愛情がないと
難しい時もあります。

それが、
恋人や伴侶でなくても、
親であれ、子であれ、友達であれ、
そんな感情を抱くことはあります。

おそらく、
そんな感情が分からない、
っていう人は、

性格的に、
だれでも受け入れられる人か、
だれからも受け入れられる人か、
そのいずれかでしょう。

好き嫌いの激しい人、
限られた人にしか
心を開けない人には、

その限られた人が
自分以外の人と仲良くしている
っていうのを見るのが、
とても苦しいのです。

そう感じてしまう心を、
広げようっていうのは、
なかなか難しい。

歳をとってしまっていては、
さらに困難だろう。

そんな、心の老化が来る前に、
少しでも柔らかくありたいものだが。(´-ω-`)

知るタイミング

2017年10月27日 | 気になる自分

ものごとには
知るタイミング、
っていうのがあるの。
いったんそれを逃したら、
知らないままでいたほうが
いいこともあるんじゃないかな。

少なくとも、
しかるべき次のタイミングが
来るまではね。

(Another、綾辻行人)




知らないままでいることに
耐えられないという心理。

意外と、私は多いかもしれません。

だから、一生懸命に
問い合わせたり、
情報を集めようとしたりします。

実際、いまの時代は、
インターネットで色々と知ることが
できますからね。

しかし、問題はそこからで、
知ることで、さらに不安になって、
もっと知りたくなる
ということもあります。

それでいて、
それほど重要でないことを
知ろうとしている場合も多いですが。

知ろうとする努力というのも
大切ですが、

知らないままでいる努力というのも、
かなり価値ある時代かもしれません。( ´ ▽ ` )ノ


ごまかせないことがあるの。

2017年10月26日 | 気になる人々
どうにもならないの。
化粧でごまかせることと、
ごまかせないことがあるの。

ないものを
あるようには見せられるけど、
あるものを
ないようには見せられないの。

(黒笑小説、東野圭吾)




世のなか、
ごまかせることは、
けっこうあります。

言葉なんか、
その一つの例で、

知っていないのに、
知っているように
見せることなんか出来ます。

また、
知らない人々の前で、
長々としゃべって、

さも、意味のあることを
しゃべっているように
見せかけることさえも出来ます。(´-ω-`)

日本語というのは、
ある意味、便利です。

謝る気持ちがなくても、
それにふさわしい言葉を使えば、
それが謝意を示したことになります。

逆に、
謝る気持ちはあっても、
言葉を間違えば、
謝意がない、
と決めつけられかねない。

化粧でも、礼儀でも、
やり方を知っている、知らないでは、
人に与える印象が変わってしまいます。

その印象を大事にするか、
あきらめるか。

その思い次第で、
見せるために、
本当の努力をするか、
ごまかすか、
違ってくるんでしょうね。(^.^)

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^