ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

自分に必要のないものを、どれだけ捨てられるか。

2013年10月31日 | 気になる自分
自分に必要のないものを、
どれだけ捨てられるか。

今は、それが問われる
時代でもあるんです。

(金子勝、「プロ論」にて。)



情報、ニュース、噂、
それに加えて、
物、もの、モノ。

いっぱいあります。
だから、私達の
好奇心や興味もフル回転。

それだけ人の心が動くのは、
経済や景気のことを考えれば、
とてもいいことでしょうね。
間違いなく…

ただ、自分自身の
仕事や生き方を考える時には、
フィルタか、捨てる技術が必要。

それが出来ないと、
知らず知らずのうちに、
抱えきれないほどのモノや情報を
負わされて、溺れてしまう。

溺れてしまったら、
自分の生き方が
出来るわけがない。

私たちを船だと思えば、
このことは理解しやすい。

もちろん、船の大きさは様々。
人それぞれの心や時間、お金など
によって、違ってくる。

しかし、気をつけるべき原則は同じ。
船に載せる前に判断するか、
船が沈みそうになる前に捨てるか
しなくちゃいけない。

その原則を無視したら、
どうなるかは…

わたしの船は、
沈みそうになっていないだろうか?
ちなみに、この本は、
あおるだけでない、現実的な名言集に思えます。



あせることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。

2013年10月30日 | 気になる人々
あせることは何の役にも立たない。
後悔はなおさら役に立たない。

前者はあやまちを増し、
後者は新しい後悔をつくる。

(ゲーテ)



テレビを見ていて、
芸能人の浮き沈みを感じると、
とても大変な職業だなぁ…
と思うことがあります。

うまくブームに乗れば、
引っ張りだこになりますが、
その波がさぁ~っと
引いていく空気になると、
やはり焦ります。

その流れを少しでも
とどめるために、
いろんなことを
始めることでしょう。

女性は女性で、男性は男性で、
パターンが決まっているか
のように見える時もあります。

人ごとのように言って
申し訳ないですが、
焦りで選択した行動は
付け焼刃であることが多く、
ちょっとの注目を
浴びることはあっても、
長続きするのは難しいようです。

後悔する人もいれば、
しょうがなかったんだ
という人もいるでしょう。

考えさせられます。

ただ考えているだけでは
何も生まれないので、
芸能人でなくても、
焦ったり、後悔したりして、
自分の流れを見つけていくしか
ないですね。



ある一日の経験と、一冊の本を読んだという経験と、どっちがすばらしいと考えますか?

2013年10月29日 | 気になる言葉
ある一日の経験と、
一冊の本を読んだという経験と、
どっちがすばらしいと考えますか?

実は、答えは
どっちもあるとは思うのです。

(ほぼ日、糸井重里)




やはり、比重としては、
経験の方に重きを置きたい
ところではあるけれど、

新しい生き方や考え方を
邪魔するような経験しか
繰り返せないよりだったら、

時には、一冊の本に
救われる時があると思います。

人は、自分の生き方から
吸収するのと同じくらい、
もしくはそれ以上を、
他人の生き方から
吸収する存在だと感じます。

自分の経験したことだけで
生きるなんていうのは、
最初っから難しいと
分かっている。

だからと言って、
自分の周りで
生きている人からだけ
学ぶというのも無理がある。

しきたりとか伝統とかに、
疑問や反対を押し殺して
生きている人々ばかりのところに
居るとすれば、どの他人からも
新しい発想は学べないことに
なりますからね。

最初は、写本から始まり、
印刷技術が生まれ、
電話や放送が生まれ、
今はインターネットという流れで、
人々が自分の周りにある声以外を
求めているとすれば、
それは本能なのでしょう。

「百聞は一見にしかず。」
と言いますが、私たち次第で、
百聞を一見くらいの価値に
変えられるパワーも
人間はもっていると思うのです。

でなければ、身も心も時間も
いくつあっても足りないですよ。



ほんとうの老化は、夢も見ず、自分の可能性にも見切りをつけたところからはじまる。

2013年10月28日 | 気になる言葉
ほんとうの老化は、夢も見ず、
自分の可能性にも見切りを
つけたところからはじまる。

(借りのある人・貸しのある人、
 フランチェスコ・アルベローニ)



います、います。
やはり、若くして老化している方。

その原因の一つが、
「夢と可能性に見切りをつけた」
と言うのにも、ナットクできる気がします。

今の時代は、夢というと、
どこかしら他人がもっている夢に憧れたり、
強欲な夢ばかり追う傾向もありますが、
その夢そのものから考えてみるのも
いいかもしれません…

テレビでも、自分の身近でも、
年齢の割りにイキイキしている人もいれば、
「え、まだそんな年なの?」と
思わせられる人もいます。

ま、見た目だけというケースもありますが、
「心のあり方」が一番なようです。

そう考えると、
老化させる夢もあれば、
若返らせる夢もあるでしょう。

見た目を若返らせたいという「夢」は、
本当の夢でないように思います。

本当の夢が、結果的に、
見た目を若返らせることはあるとしても…

そう言えば、老人ホームに勤めている知人が、
「ここでは夢がしぼんじゃうね。
 出会いにも期待できなくなるし…」
ってなことを言っていたのを思い出しました。

やはり、確率的には、
身も心も老化した人々の多い場所では、
気分もそうなっちゃうんでしょう。

これからの時代は、ますます
そんな環境が増えます。
そのなかにあっても、
ほんとうの老化だけは、
避けておきたいものです。



世界に一つだけの花

2013年10月27日 | 気になる曲
槇原敬之作詞で、SMAPが歌う
「世界に一つだけの花」。

この歌のイメージは、
「ナンバーワンよりオンリーワン」
でした。

競争社会の息苦しさから
解放されるような気分になった人も
多かったと思いますから、
大ヒットだったのでしょう。

いい言葉だったと思います。

そんないい言葉も、
言い訳に使われることがあります。

ナンバーワンを
目指すわけじゃないから、
そんなにがんばらなくていい、

個性が大切だから、
そのままでいいし…、

みたいな感じです。

何事も競争だ、
という考え方も極端ですが、

どんな競争も悪だ、
という考え方も何かおかしい。

そんな気がします。

人の受精卵が出来るまでには、
細胞レベルで何億という競争が
あると聞きます。

競争することで、
いいものを生み出す、作り出す、
という手順は、
何かと意味のあることが多く、

それなのに、最初から、
ナンバーワンでなくていい、
とやってしまったら、
いいものは生まれないでしょう。

ナンバーワンを目指すことが、
みんなの益になることもある。

そのなかで、
オンリーワンを見つけられたら、
自分のためにもなる。
そういうことではないでしょうか。



買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^