ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

人の命は 「三つのつながりによって守られている」 と思っています。

2014年04月30日 | 気になる言葉
人の命は
「三つのつながりによって守られている」
と思っています。

その三つとは
「人と人のつながり」
「人と自然のつながり」、そして
「体と心のつながり」で、
この三つのつながりが一つでも切れると、
人間は生きづらくなると感じています。

(生きる力を磨く66の処方箋、鎌田實)




ケータイやスマートフォンで、
人と人のつながりばかりを
大切にして、

ほかのつながりを忘れていると、
思いがけないことが起きて、
その大切さを気づかされたりします。

自然災害や事故、病気など、
これは誰にも避けがたいこと。

生きている以上は、
いつか、どこかで、必ず遭遇する。

つながるのが自由な、
新しいことにつながるのは、
なんだかワクワクして楽しい。

一方、
つながっていないといけない、
束縛感のある古いものからは、
できる限り、逃げたい。

けれど、
逃げられないものもある。
自分の体なんか、
いい例です。

一秒一分、
着実に古くなっていくけど、
古くなったからって、
入れ替わることはできない。

古くなっていく体とのつながりを大切にし、
その体の状態で決まってくる時間の長さも
大切にしながらも、
不便さや、不都合をも楽しんでいくしかない。

それは、人とのつながり、
自然とのつながりにも、
同じことが言えるのではないでしょうか。

ささやかでもいいから、
つながってることを大切にしたいです。

人間の心の弱さをとらえるツールは、 これから、どんどん生まれるだろう。

2014年04月29日 | 気になる世間
心が人間の最大の弱点であることは、
現代において、
人をターゲットにする行為は、
マーケティングから詐欺まで、
すべて心を狙い撃ちことで
成立しているのを見てもわかるはずだ。

(極悪鳥になる夢を見る、貴志祐介)




Facebookの本来の目的が、
そういうことではないだろうけど、

ページ、タイムライン上の
他の人の行動や
手に入れたものを見て、

「いいなぁー」

と思うことが多いように感じる。

見なければ、
そんなことは
あまり感じない。

ということは、
現状において、
それほど不満はないのだ。

しかし、
比べる対象が目に入ってくると、

なんだか「いいなぁー」
と思えてくる。

これは、
どこかの会社の企みでは
ないだろうけれど、

他人がそういう情報を
発信し得ることを想定すれば、
FacebookなどのSNSサービスは、

何かを「欲しがらせる」手段として、
かなりの効果があるのだろう。

根底的なマーケティング、というか、
そういうことが企まれているとしたら、
とても、すごいことであり、
恐いことだ。

人間の心の弱さをとらえるツールは、
これから、どんどん生まれるだろう。

あなたの一日は、 思っている以上に長い。

2014年04月28日 | 気になる言葉
あなたの一日は、
思っている以上に長い。
あなたの一年は、
想像よりもたっぷりしている。

この一日、この一年を、
かわいがってやりなさい。

(セフティ・マッチ氏の銀の言葉)



長くて、
もてあましている人も
いるんだろうなぁ~

私は、そんな人の時間も
欲しいくらい、やりたいことが
あるんだけどなぁ~

でも、実際は、
時間ばかりがあっても
しょうがないわけで、
それを支える体力とか、お金も
必要だったりする。

たっぷり長い時間というものを、
ちゃんと分かっていないと、
多分、思ったより短く
感じるかもしれない。

「空間や時間は、
 情報のいれものにすぎない。」
 (情報の文明学、梅棹忠夫)


こんな言葉があるように、
時間は、何らかの情報や感情で、
埋まっていく、自然に…

苦しみ、悲しみ、葛藤、怒りだけで、
いっぱいになる時間もあれば、
満足できることができて、
別の感情でいっぱいになる時間もある。

時間には、それぞれ、
いろんなものが埋まっていく。
だから、心を自由にしておけば、
新しい時間には、いつも、
新しいものを入れることが出来るけど、

心が何かに囚われすぎていれば、
新しい時間とは言っても、
「古い」ものばかりで埋まってしまい、
「新しい」役目が果たせないだろう。

せっかく、たっぷり長いのに、
本当にもったいないよねぇ。
そして、
そうならないように、
気をつけようとも思う。

他人と話すことこそが、 最高の「脳トレ」の一つだ。

2014年04月27日 | 気になる世間
他人と話すことこそが、
最高の「脳トレ」の一つだ。

(茂木健一郎の脳力のヒミツ!)



無駄な会話、
っていうのは、
たしかにあると思います。

たとえば、
芸能人のスキャンダルを
毎日のように聞かされるとか、
人の噂話を話すとか、
いつも自慢話を聞かされるとか、
・・・・

そんなものをのぞけば、
会話が脳トレになる
と言われれば、
そうかもなぁ、という気がします。

いい質問をしてくれたり、
いい答えを返してくれる人との会話。
間違いなく、儲けものの時間
となるでしょう。

子どもとの会話であれば、
知っている言葉も言い回しも、
少ないから、どうやったら、
分かってもらえるか、
ということを考えるのは、
お互いに育てられる時間。

老人との会話。

昔話とか同じ話の
くり返しかもしれないが、
上手な相づちと質問によって、
自分の知らないことを
引き出せるチャンス。

その他にも、
いろんな人との会話は、
脳トレになりそうです。

一方的にしゃべるとか、
ただ黙って聞かされているとか、
でないなら、

本当の会話が成り立つには、
耳と口とそれをつなげる脳が、
うまく連携しないといけませんからね。

このゴールデンウイークは、色んな人と
会ってもっと会話しよう、
なんて決心をしてみました。

超一流のシェフは今ある食材で 最高の料理をつくってみせる。

2014年04月26日 | ことわざ
一流のシェフは
最高の料理をつくるために
最良の食材を集めようとする。
しかし、
超一流のシェフは今ある食材で
最高の料理をつくってみせる。

(フランスの格言)




私も、料理をしますが、
最高の食材は扱えません。

今ある材料で
どんなおいしいものを作れるか、
っていうことを考える方が
すごく楽しいです。

料理については、
そういうことが出来るんです。



けれど、会社などの組織というものを考えると、
組織のリーダーは
「あんな人が欲しい」
「うちにも、こんな人がいたらなぁ…」
「その人みたいなエース、なんとか…」
なんてことを考え出すのではないでしょうか?


今ある人材を使って、
どんな最高をつくりあげられるか、
っていうことに、心が背を向けている。

組織をつくることから
逃げるなら逃げてもいいと思う。

しかし、逃げたら、
逃げた自分を認めるべきであって、
出来が悪いのを、自分を棚に上げて、
組織だけのせいにしちゃいけない。

組織のリーダーは、
ないものをねだるのではなく、
あるもので最良の組織をつくるべきでは
ないのだろうか・・


今日の夕食も安い食材で、
何かうまいものを
作りたくなりました。

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^