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ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

生きるというのは、 いつも宙ぶらりんなのだ。

2012年12月31日 | 気になる言葉
生きるというのは、
いつも宙ぶらりんなのだ。
いつだって
宙ぶらりんの状態だから、
なにごとか勃発すれば
あたふたおたおた、
そこをなけなしの
経験やら知恵やら動員して
どうにか波間を渡ってゆくのが
人生というものだろう。

あわてず騒がずスイスイ
泳いでゆく人生の達人など
というものはどこにもいないのだ。
いなくて、いい。

(野蛮な読書 平松 洋子)

人生、あたふたしながら、
いろんなところに
ぶつかりもしながら、
オモシロおかしく生きている。

どこにも
ぶつかることがないなら、
スルーっと生きていかれるけれど、
きっと、自分がどう生きているか、
ってことも感じないかもしれない。

物事を気にしなくなった、
という一つの状況があるとき、

それは、
気にするくらいのレベル
じゃなくなった、
という場合と、

油断をして
気にしなくなった、
という場合があると思う。

何ごとも、
気にしなくていいレベルの
ことばかりならいいけれど、
そんなことばかりじゃない。

ああ、油断しちゃってた…

という事態が起こる場合は、
けっこう多い。


でも、
スマートに生きている
ように見える人でも、
中身は、それほど
変わりないかもしれない。

そう願いながら、なぐさめを得て、
来年も、頑張って見よう。

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あんたたちは、そりゃあ、 たいした力は持ってないさ。

2012年12月30日 | 気になる本
あんたたちは、そりゃあ、
たいした力は持ってないさ。

でも、そんなぽっちりの力でも、
ないよりはましなんだ。

(七夜物語、川上弘美)


ないならないなりの、
力の使い方をすればいい。

あるようなフリをして、
どこかで墓穴を掘ってしまう。

本著にはこんな言葉もあった。

「自尊心とは、どんなものか。
 それは、へりくだる心を持っている、
 ということである。
 ここでくれぐれもまちがえてほしくないのは、
 へりくだる、というのは、
 人よりも自分が劣っていると、
 へいこらする気持ちではないということだ。
 へりくだるというのは、こういうことだ。
 自分は、世界の中心じゃあないんだ。
 自分よりもすぐれた人は、たくさんいるんだ。
 自分が生きてゆくためには、
 いろんな人の助けがいるんだ。
 自分は少しはもの知りだけれど、
 それはたいしたことじゃないんだ。
 でもそういう自分にだって、
 いくつもいいところがあるんだ。 」

力がないからって、
自分を卑下することなく、

それでも出来ることを
しっかりやっていく中で、
いっしょにがんばれる仲間を
見つけたり、
自分の力をちょっとずつでも
磨いていくこと。

そういうことが、
大切なんだと思う。

力のある人、才能のある人を、
いくらうらやんだところで、
自分を卑下したり、
コンプレックスでイライラしたところで、
力も、才能も、湧いてくるもんじゃない。

そういうことに気づけるのも、
力であり、才能だと思う。

今年1年も、 いろんなピンチが ありました。

2012年12月29日 | 気になる自分
何よりも大事なのは、
どんなに困ったときでも

そこから抜け出す方法は
かならずある。

(「こころのピンチ」を救うシンプルな考え方、和田秀樹)

今年1年も、
いろんなピンチが
ありました。

自分的にも、
家族的にも、
社会的にも...

そして、
なんだかんだ言いながら、
そのピンチを
乗り越えてきている気がする。

それは、
今年に限ったことじゃなく、
これまでもずっとそう。

ピンチだ、ピンチだと
自分の心に騒ぎ立てられ、
メディアに振り回され、

あたふたしたり、
どうしようと堂々巡りしたり、
そんな時間を
いくらか過ごしながらも、

結局は、
なんとかなっている。

そうなのだ。
人生は、なんとか、
なるもんなのだ。

いや、自分が、
なんとかしているんだな。

とは言っても、
それに調子こいて、
「なんとかなる」
とただ待つんじゃなくて、

「なんとかする」
って踏ん張れるクセを
忘れないようにしたい。

あせらず、あわてず、あきらめず。



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住む世界が違うって云ったって ここは地球で、 しかも日本じゃないか。 馬鹿なことを云うな。

2012年12月28日 | 気になる言葉
いい加減にしろ。
さっきから聞いていれば
うじうじと!
住む世界が違うって云ったって
ここは地球で、
しかも日本じゃないか。
馬鹿なことを云うな。

(狂骨の夢、京極夏彦) 




何か自分が
がんばらなくていい理由を示すためとか、

誰かをうらやんで
いじけていられるようにするためとか、

特別扱いされるために、

「住む世界」という言葉を
引き出してきたりするものだけれど、

住む世界が違うって言える権利は、
どれくらいの違いならあるのか、
本当のところ、分からない。(/ω\*)

宇宙人からしてみれば、
地球に住んでいる私たちは、

日本に住んでいようが、
アメリカに住んでいようが、
中国に住んでいようが、
きっと「同じ世界」の人間。(´∀`*)

ちいさな世界で言えば、
蟻から見た場合は、

男であれ女であれ、
若かろうが年とっていようが、
大きな動物にしか見えないはず。

人間なんて呼び名も、
性別なんてものもどうでもいい。

私たちは、
それほど違いもしないのに、
「住む世界が違う」
なんて言い切っていないだろうか?

そして、違うことにして、
何か大切なことを
うやむやにしていないだろうか?




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ネズミをつかまえる猫は、 猫なで声を出さない。

2012年12月27日 | 気になる言葉
ネズミをつかまえる猫は、
猫なで声を出さない。



(中国のことわざ)


自分でエサをとれるから、
何ものにもこびなくていい、
ということなんでしょうね。

自分でエサをとれないと、
何かに寄っていかなくては
いけないわけです。

世の中には、
いろんな世渡り術があって、
時おり「猫なで声」を使わないと、
かわいくないなんて
言われたりもします。

けれど、あまりにも使って
自分だけがうまくいってしまうと、
仲間うちから足を引っ張られます。

私は、周りから諭されて、
時に「猫なで声」を使おうとするものの、
途中で、そのバカさ加減にあきれて、
逆に噛み付いてしまうタイプ。

夏目漱石ではありませんが、たまに、
住みにくい世の中を感じます。
だいたいが、自業自得ですが…(/ω\*)


どこまでも、
ネズミを自分でつかまえて、
自活できる猫でありたいものですが、
いつかは、誰かの面倒になる時も
あるでしょう。

あまり意気込みすぎることなく、
かと言って甘えずに、
生きる道を見つけたいものです。

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^