ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

強いふり

2017年05月29日 | 気になる人々
強くないから、
強いふりをするんでしょ!

(リカーシブル、米澤穂信)





それほど知らないことでも、
知っているふりをして
うなずいていた方が面白い。

テストじゃない限り、
本当に知っているかどうか、
確かめる人も、そういない。

要は、自分の話を
聞いてくれる人がいれば、
いればいいだけだから。

話の内容が分からなくても、
相手のために
分かっているふりをするのは、
善意かもしれないですが、

自分の見栄のために
知ったかぶりをするのは、
いつか化けの皮がはがれます。^^

強いふりをしている人を見たら、
その人につきあってあげたらいい。

何か心に問題があるのでしょう。

それを突き詰めたところで、
その人がちゃんと向き合って
解決できる能力があるとは限らない。

強いふりをしても意味がない、
と分かるまで、人は成長しないのでは
ないでしょうか。

共感してもらいたい つながっていたい 分かり合いたい うちとけたい 納得したい

2017年05月27日 | 気になる言葉
そうだ
共感してもらいたい
つながっていたい
分かり合いたい
うちとけたい
納得したい
私たちは
本当は
みな

(春になったら苺を摘みに、梨木香歩)





私たちは、
誰のことを意識するかで
気分や感情が違ってきます。

怒られないようとか、
気に入られるようにとか、
近づかれないようにとか、
その理由は色々あるでしょう。

人は、神さまでないから、
どれだけ気にかけようとも
完璧な反応は返ってこない。

どこかに、
不完全さや移ろいやすさが
必ず表れるのは仕方ない。

それを分かって
付き合っていればいいのですが、

それが見えないほど
盲目になっているか、
それはないものと思い込んで
近づきすぎて、相手によっては
振り回されることも少なくない。

誰を見ているか、
それってホントに大切だと最近つくづく思います。^^


他人のことはわかりゃしない・・・

2017年05月26日 | 気になる言葉
自分は誰よりも仕合せだとか、
世の中でいちばん苦労したのは
自分だとかって、-
他人のことはわかりゃしない、

いくらひとの身になって考えたって、
その人の傷の痛さまでは
わかりゃしないでしょ。

(あんちゃん、山本周五郎)





あの人に比べて、
一生懸命がんばっている。

あるいは、
この人よりは
練習している時間が少ないのに、
結果は良かった。

価値観や目標しだいで、
比べるモノサシは色々あります。

いずれにしろ、そこには、
他人と比べることでしか、
安心したり、
がんばってみようと
いう気持ちになれない思考が、
共通しています。

とは言っても、
比べたり、こうだと思っている他人は、
自分が勝手に思い込んでいるだけで、
分かっていない場合が多い。^^

それなのに、
必死に比べたり、
分かったつもりになっているから、
人って面白い。

そして、
その中途半端な「知ってる」ことで、
しゃべったり、行動したりするから、
問題が生まれるのではないでしょうか。

生きている間に、
物事について100%
知ることはできない。

謙虚に、
そう思っていた方が、
いいかもしれません。^^

共有できる経験

2017年05月25日 | 気になる言葉
共有できる経験を持ってるって、
友達になるのにとても
大切なことだと思うんです。

(百年法 上、山田宗樹)





腰が痛いと言えば、
腰が痛い人と友達に
なれるかもしれない。

腰なんて痛くない、
ピンピンしていて元気だ、
なんて言ってると、
腰が痛い人は遠ざかっていく
かもしれない。

ただ、腰の痛い人同士が
寄りそって集まれば、
「私の方が痛い」
「そんなことない、
 あんたなんてたいしたことない、
 私の方こそ痛い」
とか口論になるかもしれない。^^


同じ痛みとか、境遇で、
友達になるパターンというのは、
いいこともあれば、悪いことも
あるのではないでしょうか。

例えば同じ30歳が、
「私は独身だ」
「私は結婚して子供が2人いる」
と言えば、それだけで
溝ができそうな空気さえ感じる。

それは、やっぱり、
共有できるような「時間」が、
どこにも見当たらない気がするからでしょう。

立場の違いはあっても、
「親の介護、大変だった」
とか共有できる経験があれば、
また変わってきます。

老いるとは こういうことか 老いて知る

2017年05月24日 | 気になる自分
少子高齢化が叫ばれて久しいが・・・

川柳サイトでこんなものが。^^

おじぎして 共によろける クラス会

古希になお 叱ってくれる 母がいる

3時間待って 病名「加齢」です

忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ

誕生日 ローソク吹いて 立ちくらみ

友白髪 まっぴらごめんと 妻茶髪

老いるとは こういうことか 老いて知る




他人事じゃないと苦笑いしました。^^



おもしろシルバー川柳がリアルすぎて、笑っていいのか悩む件www

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^