ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

勉強すればするほど、 頭はやわらかくなるものなのだ。

2014年03月31日 | 気になる言葉
勉強ばかりしていると
「頭が硬い人になる」なんて
言う人がよくいるけれど、
本当はその逆。

勉強すればするほど、
頭はやわらかくなるものなのだ。
しかも勉強にはキリがない。青天井だ。
ぼくだってまだわかないことだらけで、
今でもいつも必死に勉強している。
だけど、どんなに勉強しても、
結局わからないことが増えるばかり。

(どうすれば頭がよくなりますか?、茂木健一郎)



もう分かったと思えば、
それ以上のことを
知りたいとは思わないだろう。

だから、
分かったと思った瞬間から、
頭が固くなる。

勉強していることだけで、
頭が固くなるわけじゃない。

自分の勉強を
どうとらえるかで、
違ってくる。

本当の勉強は、
勉強すればするほど、

知っていることは
増えていくけれど、

わからないことも
ますます増えていく・・・


だから、勉強に
終わりはなく、
いつも現在進行形。

そして、
広く言えば、
勉強に限らず、
人間関係も
「もう大丈夫」
なんてことはなく、
いつも現在進行形だと思う。

そう理解しておけば、
学ぶことについても、
人間関係についても、
過ちは少なくなるんじゃないだろうか。

どんな困難が来ようとも平気で 立ち向かって生きる・・大切なことですね。

2014年03月30日 | 気になる言葉
余は今まで…いわゆる
悟りということを
誤解していた。

悟りということは、
いかなる場合にも、
平気で死ぬることかと
思っていたのは間違いで、

悟りということは、
いかなる場合にも、
平気で生きていることであった。

(病牀六尺、正岡子規)


「いつ死んでも、悔いはない。」

たしかに、格好いい言葉であり、
悟りに近い心境かもしれない。

死を覚悟するというよりも、
死を恐れずに生きるという意味で、
そうありたいものです。

こんな話を聞いたことがあります。

首つり自殺を図った人が、
首をつりながら苦しんでいる最中に、
ロープが切れて、落ちてしまった。
そして一言。
「あああ、死ぬかと思った。」


笑い話にもなりますが、
この人は、幸いにも、
生きる苦しみも大変だけど、
死ぬ苦しみもかなり大変だと、
というのを経験できたわけです。

どんな困難が来ようとも平気で
立ち向かって生きる・・大切なことですね。



一年一年、年をとり、 死は確実に近づいてくる。

2014年03月29日 | 気になる言葉
一年一年、年をとり、
死は確実に近づいてくる。
しかし一年一年、一つひとつ
束縛を外していけばいい。
重いコートを脱いで、
だんだん自由になって、
裸になっていけばいいのだ。

ちょっとだけ相手のことを考えたり、
誰かのことを思い巡らせながら、
心は軽快にフットワークを良くする。
どうせ人はいつか死ぬんだから、
自分らしく生きてみようか。

(大・大往生、鎌田實)


こうしたい、
ああなりたい、
というこだわり、
あるいはプラス思考も、、

あれはイヤだ、
これもイヤだ、
というこだわり、
あるいはマイナス思考も、

心の束縛になっている気がする。

うまくいったならいったで、
うまくいかないならいかないで、
こだわりが出てくる。

一つの経験が、
一つのこだわりを生んで、
自分をがんじがらめにする。

成功からも失敗からも、
解放されるというのは難しい。

昨日とは違う今日、
まっさらな今日。

そういう気持ちで、
今日を生きるというのは、
簡単なことのようで、
なんと難しいことか。

ああすれば良かった、 こうすれば良かったのにと、 思い悩む

2014年03月28日 | 気になる言葉
あなたの行為の中で最悪なものは、
ああすれば良かった、
こうすれば良かったのにと、
思い悩むことである。

(リヒテンベルグ)


「タイムマシン」、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、
これらは、時間旅行をするSF映画。

日本で言えば、「ドラえもん」の
タイムマシンなんかも同類ですね。

共通するテーマは、
今のために、過去を変える。
あるいは、
未来の危機のために、今を変える。

いずれにしろ、
人の心のなかには、
リセット、または、やり直しを
切望する思いが強いらしい。

そして、人類の記憶によれば、
それを実現できた人は、
いまだに存在しないと聞いている。

誰しもが、一度は思うことでしょう。
ああすれば…、こうすれば…

一時的に思うだけならいい。
しかし、それ以上の深入りは、
自分の時間を無駄にするか、

その記憶なり、過ちを消すために、
さらなる過ちを繰り返すのがオチ。



やり直し、という選択ができる状態よりも、
今しかない、という気概のある状態の方が、
人にとって、大切なものが見えやすいように思います。

今でさえ、それを見失いそうな時があるんだから、
時間は、一方通行でいいと思うんですけどね。

できないと思ったらできないの。 できると思ったら何とかなるの。

2014年03月27日 | 気になる言葉
できないと思ったらできないの。
できると思ったら何とかなるの。
そう考えると世の中なんて単純よ。

(やさしい訴え、小川洋子)



世の中は、実際、
単純じゃないかもしれない。
複雑なことも多そうだ…

とは言っても、
自分の行動については、
やるか、やらないか、
その単純な決断しかない。

世の中を
変えるまでには至らなくても、
自分の人生のどこかを
変えるか、変えないかは、
自分が行動を起こすか、
あきらめるかで、
どうにかなることも多い。

言い訳している暇があったら、
失敗したほうがいい。

失敗することで、
前に進める。

失敗しなければ、
何も得られないまま、
同じ場所に
居続けることになる。

やるか、やらないか。

やりたいか、
やりたくないか。

やりたいなら
やればいいし、

やりたくないなら、
何だったらやりたいのか、
という話。

やりたい「何か」が
見つからないなら、
時間があるうちに、
見つけた方がいい。

何もしないで、
ボーっとしているうちに、
それが見つかるとは限らない。

人は、自分の決断で、
動いていくしかないのですよね。

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^