ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

そういうものではない。

2016年10月31日 | 気になる人々

そういうものではない。
勇猛が自慢の男など、
いざというとき
どれほどの役にたつか疑問である。

かれらはおのれの名誉をほしがり
はなやかな場所では
とびきりの勇猛ぶりを
みせるかもしれないが、
他の場所では身を惜しんで
逃げるかもしれない。

(坂の上の雲1、司馬遼太郎)




他人の目なんか気にしない、
と言う人でさえ、

そういうセリフが出るところを見れば、
その「気にしない」と
言わなければならないほど
「他人の目」が心にあるかもしれない。

ただ、それが悪いことでもない。

「他人の目」を意識することで
力が湧いてきたり、
間違った道に踏み出さずに済んだり、
何らかの効果はある。

どこからがダメだという線引きは、
とても難しいことだけれど、

「他人の目」を気にしすぎて、
それがある時だけ、
反対に、それがない時だけ、

何かをしたり、しなかったり、
という面が多すぎると、人は
だんだん「自分」が
なくなるのではないでしょうか。


人は、見た目だけでは
分からないっていうのは確かですね。(´-ω-`)

知るタイミング

2016年10月30日 | 気になる自分

ものごとには
知るタイミング、
っていうのがあるの。
いったんそれを逃したら、
知らないままでいたほうが
いいこともあるんじゃないかな。

少なくとも、
しかるべき次のタイミングが
来るまではね。

(Another、綾辻行人)




知らないままでいることに
耐えられないという心理。

意外と、私は多いかもしれない。

だから、一生懸命に
問い合わせたり、
情報を集めようとしたりします。

実際、いまの時代は、
インターネットで色々と知ることが
できますからね。

しかし、問題はそこからで、
知ることで、さらに不安になって、
もっと知りたくなる
ということもあります。

それでいて、
それほど重要でないことを
知ろうとしている場合も多いですが。(´-ω-`)

知ろうとする努力というのも
大切ですが、

知らないままでいる努力というのも、
かなり価値ある時代かもしれません。( ´ ▽ ` )ノ
菅原洋一「知りたくないの」LIVE

広々としてきます

2016年10月29日 | 気になる言葉

冷蔵庫の中でも家の中でも、
物を片づけると広々としてきます。

その「何もない、何にでも使える」空間は
貴重なもので、私はそれを
一種の財産のように感じたものです。
或いは、その空間が、
魂の自由を与えてくれるとも思いました。

(我が家の内輪話、曽野綾子)




家の中にモノが増えると、見つからなくなります。(´-ω-`)

話の中にネタを盛りすぎると、伝わらなくなります。(´-ω-`)

PCのお気に入りを整理しないと 頭の中がグチャグチャになります。(´-ω-`)




将来の不安はあるけれど

2016年10月28日 | 気になる言葉

将来の不安はあるけれど
遠い将来のために
今、何をしたらいいのか
よく、わからないけれど
未来のためだけに
今を決めすぎることもない。
だってまだ 今、なんだし。

(結婚しなくていいですか。、益田ミリ)




「今」の時間の使い方って、
すごく難しいなと思うことが
あります。

忙しすぎて、
時間がとても欲しい、
と思っている時に、

ふとした時間が
手に入ったとして、

その時にやること、
っていうのは、だいたい、
たいしたことのないこと。

やりたいと思っていたことよりも、
しょうもないテレビ番組にハマって、
あ、もう、こんな時間か、
ということが少なくない。(´-ω-`)

よくよく考えてみれば、
そのどちらにも共通しているのは、
主体的に自分の時間を
使っていないこと。

アクシデントに振り回されるか、
メディアの誘いにハマるか、
そのいずれか。

自分はこうしたい、という
心底からの願望がある時だけ、
時間は初めて自分のものになるのではないでしょうか。( ´ ▽ ` )ノ


人生はあきらめてはならないのです。

2016年10月25日 | 気になる自分
人生はあきらめては
ならないのです。
破れた靴は捨てるしかありません。
でも人は必ず新しい靴をはいて、
地をしっかりとふみしめて
いかなければなりません。

はだしでは歩けないのです。
どんな靴も、やがては
足になれて来ます。

(切に生きる、瀬戸内寂聴)





人間は、
なんだかんだ言いながらも、
新しい環境に慣れていくもんだな、
と思います。

順応性の少ない自分ですら、
そのようです。(*´∀`*)

イヤだイヤだ、
と最初は騒いでいても、
次に、また変わる頃には、

その「イヤだ」と言っていた環境
こそが一番いいと思うまでに
なっているから不思議だ。

だから、最初の「イヤだ」
っていう感情は、
無視するか、がまんするかで、
やり過ごしたほうが賢明かもしれない。

ちょっと付き合ってみて初めて、
冷静な判断が下せるだろうから。( ´ ▽ ` )ノ

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^