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ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

生きることと引き替えに、現代人は、際限もないうるささに耐えてる。

2018年03月31日 | 気になる世間

生きることと引き替えに、現代人は、
際限もないうるささに耐えてる。
音ばかりじゃない。
映像も、匂いも、味も、ひょっとすると、
ぬくもりのようなものでさえも。...
何もかもが、我先にと
五感に殺到してきては、
その存在をめいっぱい
がなり立てて主張している。...
社会はそれでも飽き足らずに、
個人の時間感覚を破裂させてでも、
更にもっとと詰め込んでくる。
堪ったもんじゃない。

(マチネの終わりに、平野 啓一郎)



情報化社会から、
ちょっと距離を置かないと、
自分にとって、ちょうどいい距離を
見つけないと、つぶされてしまいそうな気がします。(´-ω-`)

通信費を安くすることから考えると、
意外な解決方法が見つかるかもしれません。


読書のしずく

クーポンには気をつけろ

2018年03月21日 | 気になる世間
-クーポンには気をつけろ-
これがいちばん
勉強になったことかもしれない。

(ザ・万遊記、万城目学)


 

割引券、
クーポン券は、
とってもお得なものですが、

必ずしも必要じゃないものへの
クーポン券、割引券は、
もしもそれを使わなければ、
1円もお金を減らさないで済む、
っていう「お得」もあります。

もちろん、
世の中の経済活動のためには、
どんどんお金を使えたら
いいんでしょうけど、

いざという時に、
本当に必要なものを
手に入れるお金が
なくなっていたら、
元も子もない。(´-ω-`)

世の中、
広告の技術が
いろいろ進化しなかがら、

私たちの周りには、
広告の言葉がますます
氾濫している。

「今なら、○○○円」

「△△個限定」

「□□□でも取り上げられました」

どこにも、
そんな言葉が
あふれていて、

なかには、
本当じゃないケースもあるようだから、
その広告の裏側とか、
値段の仕組みを分かっていないと、
判断を間違ってしまいそうです。

ちょっと気になるあの品、この品

ありふれた人生というものはない。

2018年03月14日 | 気になる世間
一つだけ反論させていただくと、
ありふれた人生というものはない、
というのがわたしの信条です。

(幻坂、有栖川有栖)


メディアの
伝えていることだけが、
すべてなんだ、
と思っていると、
勘違いを思い込むことに
なったりします。

今の若い人は...

高齢者ドライバーは...

シングル・マザーは...

大企業は...

なんでもそうです。

ひとくくりにして、
「一般化」して語られることは、

そう言えるから、
ひとくくりされているとは限らず、
そう言えば簡単だから、
ひとくくりにされているのではないでしょうか。(´-ω-`)

だから、
「ありふれた」で修飾される、
ありふれたものも、本当のところ、
どこにあるのか、誰も知らない。

みんな、オリジナル。

ただ、注目されるかされないか、
好かれるか好かれないかだけ。
ちょっと気になるあの品、この品


あがいてみるもんですな。

2018年03月07日 | 気になる世間

あがいてみるもんですな。
それが...
生きてくってことじゃないんですか。
会社だって、人だって、
結局同じかもしれない。

(陸王、池井戸潤)



ネット社会は、
いろんな可能性をかなり高めた代わりに、
そのチャンスがたくさんの人々にも
行き渡るようになったところもあり、
何度も失敗する覚悟が必要な気がします。



ちょっと気になるあの品、この品


やらなくてもいいことなら、やらない。

2018年03月03日 | 気になる世間

やらなくても
いいことなら、やらない。

やらなければ
いけないことなら手短に。

(遠まわりする雛、米澤穂信)




情報が簡単に入り、それに
埋もれて溺れそうな私たちは、

いろんな情報に
首を突っ込む前に

「知らなくてもいいことなら、
 知ろうとしない。
 そして、知らせることで、
 ただ不安がらせるだけの情報なら
 発信することも考えた方がいい。」

という判断が必要になる時も
あるように思います。

自分の奥さんが亡くなり、
その時の様子を知らせ、
さらに知人へ感謝を伝える文章を
Facebookに投稿された方がいました。

知人一人一人に電話をしたり、
ハガキを出したりすることに比べれば、
遺族としては労力が少なく、
とても助かることかもしれません。

ただ、知人らのお悔やみの言葉が、
コメントとして、遺族ばかりでなく、
他の方々に見せられる状態や
そこに「いいね!」が
たくさん寄せられている状態に
少し違和感を感じました。(´-ω-`)

なんていうか、
遺族と同じ視点になって受けとれる人
ばかりが読むわけでない場所に
置かれている、その言葉の大切さが、
なんだか薄れてしまうようで...

また、病気の苦しみから
解放されたことは
「いいね!」かもしれませんが、
やはり、他人の死にかかわることを
「いいね!」にしてしまうのに
居心地の悪さを感じました。


ちょっと気になるあの品、この品

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^