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ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

一部だけ

2016年10月11日 | 気になる世間
「ああだったらよかったのに」
「私が本当に望んでいたのは
あっちだった」などと考え...
いまの自分の生き方を
失敗、敗北だと考えると
たとえいいこと、うれしいことがあっても
目に入らなくなるので、ますます
「私はみじめ」という思いが強まることになる。

この連鎖を断ち切るには、
どうしたらよいのか。
だれかを「うらやましい」と思った時に、
「私が目にしているのはその人の一部だけ」
と自分に言い聞かせることだろう。

(50代になって気づいた人生で大切なこと、香山リカ)



香山リカさんの
"だれかを「うらやましい」と思った時に、
「私が目にしているのはその人の一部だけ」"
という言葉について考えさせられる。

リアルな社会にかぎらず、SNSなど
ある程度「見せたいように」見せられます。

それだけに目を奪われると、
相手が自分と同じ人間だということを
忘れてしまう時すらあります。(°Д°)

苦しいこと、悲しいこと、うまくいかないこと、
みんなたくさん抱えているんだってことを。

見せられていることと、見えないことと
どちらも見える目をもっているはずなんですが...(´▽`*)

ぎゅっと

2016年10月03日 | 気になる世間
自分で自分が
どうにもならないとき-。
だれかにぎゅっと
抱きしめてほしいと思う。

ただし、
わたしの自由にやりたいときには、
どうかひとりにしてほしい。
世界中のみんなから
ほうっておかれたいときもある。

(永い夜、森絵都)



電話でもSNSでも対面でも、いつでも
心の思いを話せる相手がいるというのは、
とても幸せなことだと思います。( ^∀^)

ふとした時に、そんなことに気づかされます。


景気は人の気分がつくるもの。

2016年09月17日 | 気になる世間

景気は人の気分がつくるもの。
不安や暗い気持ちで、
お金を使わない人が多ければ多いほど、
世の中に出回るお金が少なくなり、
不景気になっていく。気分が大事。
うつうつとしていてはいけないのだ。

(ニッポンを幸せにする会社、鎌田實)




心を明るくするのに、

自分だけで
明るくなれる人がいれば、
そうでない人もいます。

そして、
自分で明るくなれない人でも、
近くに明るい人がいれば、
明るくなれる人もいる。

もちろん、
そういう人が近くにいても、
明るくなれない人もいます。

ただ、
明るく振る舞っていた人に、
だまされた経験のある人は、

近くに明るい人がいて、
明るくなれる能力があっても、
警戒してしまうだろうなぁ。

バブル景気を経験した、
いまの日本の空気は、
そんな具合かもしれない。

本著には、こんな言葉もありました。

「お金は人生を豊かにするための道具だ。
 道具はどれだけいっぱいあっても
 使わなければ何にもならない。
 もちろん将来の生活のために、
 貯めておくことは大事だ。
 でもある程度貯まったら、家を買うとか、
 車を買うとか、旅行をするとか、芝居を見るとか、
 生活を楽しむために使ったほうがいいのだ。
 貯めるだけ貯めても、
 残念ながら冥土には持って行けない。」

 お金で気分が
左右される世の中は、
これからも、おそらく変わらない。(*´∀`*)

だとしたら、
そういう景気、世の中にあっても、
自分が変わるしかないんですよね。( ´ ▽ ` )ノ

奇跡的なバランスで・・・

2016年09月12日 | 気になる世間

奇跡的なバランスで
人に不快感を
抱かせないキャラクターであれ、
ほんのちょっとした
タイミングのずれによって
友達が作られないことは
あるのではないか。

女友達がいないことは、そこまで
恥ずべき欠陥ではないのではないか。
そもそも欠陥なのではなく、
人間関係のバリエーションの
一つなのではないか。

(ナイルパーチの女子会、柚木麻子)




本当は、一人になって
心がゆっくりと落ち着ける時間なのに、
携帯、スマホ、Twitter、Facebook、
LINE、その他のSNSの存在によって、
そういう時間がなくなってきた、
という人もいるのではないでしょうか。

歩きスマホが話題になっている昨今です。(*´∀`*)

角田光代さんの言葉が思い浮かびます。

「ひとりでいるのが
 こわくなるような
 たくさんの友達よりも、
 ひとりでいても
 こわくないと思わせてくれる
 何かと出会うことのほうが、
 うんと大事な気が、
 今になってするんだよね。」
 (対岸の彼女、角田光代)

人によっては、
負け惜しみのように
聞こえるかもしれない。

それは、それでいいと思う。

けれども、そんな人でも、
なんだか疲れるように感じる、
っていう時もあるのではないでしょうか。

そんな時に、この言葉が沁みてきます。

友達は、出来るときは出来る。

ネット社会が広がって、
ますます、その可能性は広がってきました。

にもかかわらず、
現実社会と同じで、
友達の数とか、人脈やコネに
こだわった「付き合い」ばかりを
作っていたら・・・・

疲れは、倍になるかも?(´-ω-`)

人生

2016年09月11日 | 気になる世間
いつの時も、その人の人生は、
その人のものでしかない。

私は私以外の人生を
生きられないし、
この人生の中で出会う人としか
出会えない。

(おいしいコーヒーの入れ方 Second Season 2 明日の約束、村山由佳)





職場において、
最初はやりたくなかった仕事が、
やり始めてしばらくすると、
「私、けっこう得意かもしれない」
なんてことを発見する時もあります。

それを考えると、
自分の才能を見つけ出すのも、
「ひとつの出会い」なんでしょうね。

だから、そんな出会いのために、
何かしらの経験を求めるならともなく、
何もしないまま、他人をうらやみ、
自分の得られなかった才能について
考え続けてばかりいることは、
(他人のSNS、ブログばかり見ているとか)
精神衛生上、あまりよろしくないと思います。(´-ω-`)

それこそ、自分の一歩を踏み出せって。( ´ ▽ ` )ノ

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^