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ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

貧しさとは、豊かさを見て初めて・・・

2017年09月07日 | 気になる世間
貧しさとは、豊かさを見て初めて
気づくものなのか。
豊かさに比べて足りぬ
ということが貧しいのか。

ということが貧しいのか。

私たちの暮らしには不幸もある。
やりきれぬこともある。
だが私らは、自分達が
貧しく惨めだとは思っておらん。

(満願、米澤穂信)





生きていれば、
その人の人生のなかで、
今は経済的に苦しいな、
と感じる時があると思います。(´-ω-`)

ただ、そういう時ですら、
その自分よりもさらに苦しい人を
見つけられるんじゃないでしょうか。

そして、
「自分のほうがマシだな」
と思い直せます。

その良し悪しはともかく、
自分より上と比べるか、
それとも下と比べるかで、
気分は違ってきます。

比べるなと言われるけれど、
時には、比べることが大切な、
あるいは比べることで救われる、
精神レベルもあるように考えます。

もしかしたら、
比べた相手には失礼かもしれないが、
それで相手に恥をかかせたり、
傷つけたりしない限り、

自分のなかで消化して、
自分の糧にすればいいのではないでしょうか。( ´ ▽ ` )ノ



何の情報を知りたいか

2017年08月22日 | 気になる世間

何の情報を知りたいか
ではなくて、それを使って
何がわかるようになりたいのか、
何をしたいのかという、
情報の先にあるものを、
できるだけ考えてみる。

(東大教授が教える独学勉強法、柳川範之)




好奇心で、
いろいろ知りたくなる感情は、

人を賢くもすれば、反対に、
愚かにもするかもしれません。

知ってもしょうがない、
人のあれこれを言う噂話など、
知ろうと思う感情そのものが、

自分の進歩を妨げ、
時間の浪費となるだけではないでしょうか。

情報があふれる社会となり、
知らなければ損ということも
多いには多い。

しかし、
知る価値もないことに
振り回される可能性も多くなりました。

その見極めっていうのが、
もっとも難しい。

考える技術っていうのが、
求められる時代だと思います。


相変わらずTVから流れるこんなテロップ。(´-ω-`)

”あの大物芸人の○○さんの豪邸は××億円!!!”

そんな事知ってどうするの?(^.^)



いかさまに頼っても

2017年08月08日 | 気になる世間
その病人が
たいせつであればあるほど、
藁に縋っても、
いかさまに頼っても、
救いたいと思ってしまう。
それが人の情だ。

情が弱さになり隙を作る。
いつの世にも、その情に、
その弱さにつけ込み
一儲けを企む輩がいるんだ。
いつの世にもな。
現れては消え、
消えたと思えば形を変えて、
また、現れる。
そして、そういういかさまに、
心が安らぐ病人も稀にだがいる。
ほんとうに、稀だがな。
そこが人って生き物の
摩訶不思議なところさ。

(桜舞う、あさのあつこ)





身内の病気、
っていうのは、
辛いものです。

治るために、
数日、1週間かかるくらいの
ことでさえ、
悶々としてしまいます。

それが、1ヶ月、半年とか
の期間になると、
「早くなんとかしてあげたい」
という気持ちにもなります。

大きな病気じゃなくても、
コンプレックスになっていること、
たとえば、
収入や容姿、体型を良くしたい、
という欲にとらわれると、

是が非でもなんとかしたい、
という思いが、
あやしげな商法や罠に
とらわれる引き金となる。(;>_<;)

欲や願望は、
やる気のエネルギーになるけど、
そこをうまく
コントロールできないと、
痛い目に遭います。

二重の苦しみにならないよう、
注意が必要なんですね。

インターネットといえば・・・

2017年07月23日 | 気になる世間
インターネットといえば、
これまで、せいぜい
二十種類ぐらいの野菜しか
並んでいなかった八百屋の店先に、
とたんに数百万、数千万の野菜が
並んだようなものだと
わたくしは理解している。

買うも買わないも
客の勝手ではあるが、
地平線の彼方まで
続いている八百屋の店舗を前に、
小躍りする人もおれば、
呆然と立ちすくむ人もいる。

(半眼訥訥、高村薫)





情報は、
たくさんあればあるほど、
いいってわけじゃないと最近つくづく思います。

自分が必要な情報を
持っていないと、
困ったり損したり
するだろうけど、

その必要な情報に出会うために、
あるいは見つけ出すために、

自分の処理能力を超える情報量に
飲み込まれなければいけないとなると、

本当に必要な情報かどうか、
考えさせられてしまいます。

知らないことで
損してしまう可能性と、
知るために
奪われてしまう時間や労力と、

その価値を天秤に
かけることになるのではないでしょうか。

ただ、こういうことは、
インターネットの世界じゃなくても、
現実社会でも多々あるように思います。

1ケースの卵を買うために、
78円とか、98円とか、158円とか、
安く売っている店を回って、
売れ残っていないか探すことに似ています。

仮に1時間かけて、
それを探し回り、
2ケース買えたとして、
何の得をしているか分からない。(→o←)ゞ

まして、そのために、
車のガソリンを消費しているとしたら、
なおさらです。

もちろん、それが趣味ならいいですが。

今の時代、
情報の集め方に
どこで「見切り」をつけるか。

けっこう大切なのではないでしょうか。ヾ(@^▽^@)ノ





変わっている

2017年06月24日 | 気になる世間
見た通りの世の中ではない。
ほら大きくうねって、
日々嫌というほど
変わっているではないか。

(うずら大名、畠中恵)





回っているものが止まっているように、
進んでいるものが動いていないように、
自分の目が錯覚されることがあります。

見る角度やポイントを変える気づきが大切
ですね。^^

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^