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ちょっと気になる世間のこと、自分のこと

気になるアレコレ。自己満備忘録。
勝つか、負けるか、やるだけやるさ。

すでに自分の中にある答えを、 本の中に探して安心したい傾向が、 私たちにはある。

2012年05月11日 | ひとり言
インターネットで本を買う時には、
楽天BOOKSをよく利用する私ですが、
本を買うにあたって、
読んだり、買ったりした方々の
コメントを参考にしています。

☆の数で評価もされていて、
重宝しています。

みんながみんな、
同じように5つ星評価
しているものもあれば、
最悪な評価をしているものもある。

しかし、だいたいは、
良いというコメントと、
そうでもないというコメントが、
入り混じっている。

なかには、
その著者やその意見に
個人的な敵意をもって、
コメントしているんじゃないか、
というものさえ見つける。

最近の傾向として感じるのは、
「こうだったらいいなぁ」という
自分の願望を肯定してくれる本が
出版されたり、売れたりしていて、
それに対する「賛成」「反対」とかの
コメントが目立つことだ。

つまり、すでに自分の中にある答えを、
本の中に探して安心したい傾向が、
私たちにはある。

それなら、本なんか、
読まなくていいんじゃないか、
と思う人もいるかもしれないが、

なんていうか、
人は背中を押されたい。
そのために、
本を買っているところもある。

自分の心を真っ白な状態にして、
向き合うというのは、
基本的に難しい。

でも、それが分かっているだけでも、
多分、違うと思うんだな。
思い込みや勘違いを避けられるから…

夢は、 語られるばかりのものじゃなく、 人を突き動かすもの。

2012年03月29日 | ひとり言
夢という言葉を
使いたがる人がいる。

そして、それに加えて
「今の人は夢がない」
なんて語りだす人もいる。

そういう人を見て、
夢という言葉を
使いたがらない人もいる。

「愛」という言葉が、
薄っぺらく思えてしまうのと
同じだ。

あなたの夢は何?
なんて聞かれると、なんだか、
答えずらい気もします。

一方的に、
私の夢は、僕の夢は…
と長々と話されるのも、
なんだか虚しい。

夢を語る暇があったら、
動きはじめたほうがいい。

というより、夢があるなら、
自然と行動に出ているはずだろう。

たとえ、もがいたり、
何も進んでいないように
見えても。
動いていれば、
それは夢に向かっていること。

夢は、
語られるばかりのものじゃなく、
人を突き動かすもの。

語ってばかりものにしていたら、
それこそ、もったいない。


健康な「不足感」というものが、 人生には、いい味をもたらすと思います。

2012年03月28日 | ひとり言
人それぞれ、
足りないと思うものがあります。

お金が足りない
と思う人もいれば、

人間性の何かが足りない
と感じる人もいる。

人が恋しい
と思う人もいれば、

一人になれる時間がほしい
と渇望する人もいる。

足りないものがあると、
それをなんとかしようと考える。

他人と比べないと、
その足りないものを
感じられない人もいる。

他人と比べすぎて、
足りないものに
ストレスを感じすぎる人もいる。

足りない何かのために、
ちょっとしたストレスを感じるのは、
きっと、人生に必要なのだ。

ある意味、
健康な「不足感」というものが、
人生には、いい味をもたらすと思います。

不足感が健康でないと、
自分が頑張ることよりも、

不平・不満を言うことや、
他人をうらやむこと、
足を引っ張ること、
運命のせいにしたり、
逃げることばかりに
集中するようになるだろうな。

何だか足りないな、
もっと欲しいな、
って思ったときは、
チャンスなのだ。

おくりびと

2012年03月14日 | ひとり言
アメリカの第81回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「おくりびと」
のDVDを見ました。2008年の作品です。



主人公を演じた本木雅弘さんが、
旅先で葬儀の光景をヒントに
十数年前から温めてきた企画だそうで、
すごいなって思いました。

本木、モッ君といえば、
私たちの世代には、
アイドル「シブがき隊」が思い出される。

そういうアイドルだった人が、
おバカタレントがバカ売れするこの時代に、
10年以上も前に見た光景で持った死生観を
心の中であたため、映画にした結果、
世界でも理解される。

つらい世の中だから、
バカになってられないと
やってられないという面と、

今こそ、生きること、死ぬことの
意味を考えたいという面が、
人間にはあるんだなって思います。


急いで楽になりたい時にこそ、
自分だけの遠いゴールを心に秘めて、
ちゃんとがんばりたい。

そういう気持ちが、
みんなの心に芽生えれば、
世の乱れに便乗して
他人をだまそうとする人間に
だまされることも少なくなるでしょう。

自分だけの遠いゴール、
しっかりと欲しいものです。

作り笑顔

2012年03月07日 | ひとり言
心からの笑顔以外、決して笑わない、
なんてルールがあったら、
この世は幸せになるどころか、
きっと不幸になる。

心の笑顔かどうかを
見抜ける人は確かに
いるかもしれない。

けれど、それが、
なんだというのでしょう。

きっと、ほとんどの人は、
見抜けない。

それどころか、
作り笑顔を見るだけでも、
癒される人がいるはず。

だから、
貴重な「心からの笑顔」が
湧いてくるのを待つよりも、

見抜かれることが
めったにない「作り笑顔」を
する心の余裕があるのなら、
それを、自分と他人のために
使うのは良いことだと思う。

そして、
不思議なことに、
口をとがらせているよりも、
口元をあげて
笑顔を作ってみるだけで、
心が軽くなります。

作り笑顔をしている自分を
からかうような笑みが、
自然に湧いてくるようなことさえある。

それだけで、
自分のまわりの状況がかわるなら、
これほど安上がりの「幸せ」は、
ないんじゃないだろうか。

買い物の値段は たいそうむずかしい。

高いのか安いのか、 それとも妥当なのか。 買い物の値段は たいそうむずかしい。 それどころか 人生の永遠の課題でもある。 (野蛮な読書、平松洋子) お正月には、 ほとんどの売り場に、 「福袋」が並んでいます。 かなり以前には、 その中身は買ってからの楽しみ、 ということが多かったように思うが、 今は、最初から 分かっていることの方が多い。 福袋っていうより、 ふつうの買い物であり、 問題は、その値段で お得かそうじゃないか、 ってことになっている。 何を、いくらで買うか、 いくらだったから買わないのか、 っていうのは、生き様に通じる。 何かを買う、 っていうのは、 お金と交換するばかりでなく、 それに付き合う時間を作る、 っていうことも含めて 決めていることになりますからね。 逆に買わない、っていうのは、 今持っているものと付き合う時間の方を 大切にするってことだろうし。 お金が流通するようになってから、 買い物は、生きることと同じくらい、 大切なことになっちゃっている。 てきとうにやることもできないし、 逃げることも、 まかせっぱなしも、 できないことだろうなぁ~^^