可哀想って
思われることにも
才能がいるでしょう。
(七緒のために、島本理生)

他人から、
何らかの感情を
引き出すためには、
それなりの努力がいります。
「助けたい」と思わせる、
「カッコいい」と羨望させる、
「かわいそう」と同情させる、
「よし、その話に乗った!」
とお金を出させる、などなど。
残念ながら、
かわいそうな状況にある人が、
みんな、そう思って
もらえるわけじゃない。
伝え方がうまくないと、
あるいは誤ると、
かわいそうどころか、
うざいとか、わざとくさいとか、
遠ざけられたりすることすらあります。(´-ω-`)
それは、
伝える相手を
間違った場合にも言える。
私たちは、
一人で生きてないから、
誰かの感情を引き出して、
自分と他人を動かしながら、
生きていく。
この人は、
どんな動機で動くんだろう...
ストレートな方法がいい人か、
遠慮深そうな方法がいいのか。
そういうことに
敏感なのは、やっぱり才能です。
そして、
それを知りながら、
性格的にできない人もいる。
だから、
それを実行できることも、
ひとつの才能なのでしょう。(^.^)