作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 時には金星に行ったり火星にも行く 】

2012-03-23 18:50:22 | 02 華麗な生活

人が生まれて、地球が何回か、あるいは何十回か、太陽の
周りを廻ったかで、その人の年齢が、何歳と決まるなんて、
迷惑なルールを誰が定めたのだろう。

ボクにはいろんな同窓会がある。中に戦前の満州国にあった、
小学校時代の同窓会も二つある。途中で奉天から新京へ
転校したからだ。

奉天の同期生の結束は強く、特に在京の皆さんは毎月一度
の昼食会を持っている程に、頻繁に顔を合わせている。
その仲間から、つい最近「ボケ防止について」のコメント集めの
提案がなされ、ボクは4ヶ条を並べたのだが、先ずそれをここに
再現する。

1)自分の年令を忘れる。(意識しない)
2)古事記や日本書記に出てくる神様の名前を覚える。
3)なるべく多くのブログを書く。(指の運動が脳・神経に良い)
4)朝夕に一杯飲むコーヒーに、スプーン一杯の砂糖を摂る。
  (ブドウ糖が脳の栄養源だから)

これにひとつ加えなきゃいけない。
5)テニスを熱心にやる。特にボレー、更に言えばバックボレーが
反射神経に最高。

ボクは77歳にもなり、しかも人工透析15年目の身体障害者
一級の者ではあるが、
地球と太陽の関係に縛られるのは嫌だ。
だから時として、火星に飛んだり金星を訪問したり、それが夢の
中であろうと、地球を離れる時間が多い分だけ、同年生まれの
人とは違うのだと思い込んでいる。

てな事情で、還暦・古希・喜寿といった、地球上のお祝い事も、
すべて拒否をした。
あと70日もすれば、誕生日が来て78歳となるはずだ。
78歳って、物凄い年寄りじゃないか。ああ、嫌だ。お断りする。


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