作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 サヨナラ原発といけば良いのだが 】

2012-01-10 11:52:27 | 02 華麗な生活

現実に54基の原発がある。大激震と大津波に襲われたら、
福島と同じ状態になりかねない
場所に54基もの原発を作って
しまった現実の前に、サヨナラ原発は可能なんだろうか。

クチでサヨナラと叫ぶのは簡単だ。
作ってしまった原発の中には燃料棒が入っている。
稼動をやめたところで、使用済みのものも含めて燃料棒の
始末をどうつける。
始末をつける場所はあるのか。
誰が始末をつけるのか。

東電は福島第一の事故処理作業員を集めるために、
東芝に一人5万円を出したという。
東芝はそれを下請け業者に丸投げし、第六次下請けまで
経由した後で、実地に働いた
作業員たちには、支払われた
日当は僅かの1万5千円でしかなかった。

こんなヒドイ日当ピンハネが行なわれた真相を、細野担当
大臣は国民に説明する義務があると思うが如何。

作業員たちは「良い働き口がある」とだけ聞かされて、連れて
こられて初めて福島第一と
知ったとも言う。

いまだに小泉総理の人気が高いが、規制緩和の美名の下に
労賃ピンハネ派遣業者を
跋扈させた罪は大きい。
誰か英雄が現れて、人事派遣業者の摘発を徹底的にやって
もらいたい。

野田は増税の前に「やるべきこと」が山積していると知るべし。



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