作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 不整脈が消えた! 】

2010-01-27 11:54:22 | 02 華麗な生活

透析を受ける身分となって13年目に入っている。

透析患者の多くが糖尿病の悪化からの合併症であることが、
最近の傾向である。
本人の意思の力で防ぐことが可能な透析移行だから、実に
もったいない。

ボクのは正真正銘の腎臓病が原因である。
大人になってからの、無茶な生活からきたわけではない。
その点が肝臓病などと根本的に違う。
こどもの時の伝染病で、高熱が続いて腎臓機能が損傷を受けた。

ところで透析患者には合併症が起きる傾向が強い。
もっとも多いのが循環器系統への影響、もっと易しい言葉で
いえば心臓病を伴いがちである。

さてボクが透析に入ったのが62歳だが、その時点ですでに
ボクには不整脈が出ていた。
不整脈にもいろいろあるが、ボクのは期外収縮といい、
脈が時々停止するヤツだった。
脈が止まるのは自分でも分かる。気持ちが悪い。

心臓の検査で、左心房の弁(僧帽弁)の閉まりが悪いのだ
と診断された。
当時の主治医が言った。心肺機能がシンパイだ。

心臓には四つの部屋がある。その中の左心房から左心室に
血液が移行する場所にある弁(ドアみたいなもの)の閉まりが
キチンとしていなかった。

それが原因と分かった不整脈が今は無くなっている。
いや、五年から六年前にすでに無くなっていた。

僧帽弁がキチンと閉まるようになったのだ。

心臓は筋肉の塊である。
筋肉を鍛えたからだろうと、権威ある先生が言われた。

ボクは不幸にも透析患者となり、それを克服するために
硬式テニスを始めた。
かなり激しい練習を続けた。
そのことで筋肉が鍛えられ、心臓の各パートもまた強化
されたのだと思っている。


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