湖面に張った氷が湖の真ん中辺りでせりあがり、あたかも
神の通り道かに見える現象が今年は見られたという。
古事記にいわく。
出雲の国(今の島根県じゃなく、もっと広大な土地)を、
天照大神の所領に差し出せとの命を伝えに、天上界から
タケミカズチノカミが使者として大国主神の許へやってくる。
大国主神は二人の息子と相談の上で返事すると言い、
長男のコトシロヌシは天の神の仰せには従うと言い残し、
沖の岩島に逆さに身を貫いて自死した。
抵抗したが力及ばず殺されたと見てとれる。
次男のタケミナカタは抵抗し、タケミカズチとの戦いになるが、
力の差は歴然と逃げ出し、遂に諏訪湖まで逃げたが、
タケミカズチに追いつかれ、生涯を諏訪湖に住いする約束で
生命を助けてもらった。
当時の出雲国の範囲が、諏訪湖まで及んでいたと推定される話である。
大国主神も、多くの国々の主の意であろう。
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