【 西部ゼミナール 】

元東大教授で、一時は「朝まで生テレビ」の常連でも
あった、西部先生が同志を集めて、開講しているゼミ。

YouTubeで聴読できる。
その中に京大の藤井聡教授も出て居られ、「究極の
レジリエンスで、ＧＤＰ９００兆円が可能になる」を
解説されているが、レジリエンスという耳慣れない英語
の意味として、回復力だと解説して居られる。

一般には強靭化と解釈される事が多く、難解なイメージ
が無いとは言えないが、回復力との解説を聞いてから、
理解が深まったから、ここに書く気になった。

人間が怪我をして出血する。
そんな場合に、人間が備えている回復力が働く。
怪我の部分に、全身の自然治癒力が集まってきて、
怪我の快復に働くことに例えて居られる。

人体には白血球や、ホルモンなどの自然治癒力を持つ
物質があり、怪我で壊れた細胞を、新たに作るアミノ酸も
集められて、怪我した箇所を直そうと働くのである。

藤井先生は、この例を引いて、レジリエンスの効用を説く。
東北の被災地に、自衛隊が駆けつけ、大型の重機が動員
されたが、道路の整備があってこそ、自衛隊も重機も現場に
急行が出来た。

「列島強靭化」を、安倍内閣が掲げ、マスゴミが土木工事に
カネをバラ撒くのかと揶揄するが、先ずは藤井教授の著作を
読んでから、異議があるのなら、言えば良かろう。

YouTubeで視聴する「西部ゼミナール」では、藤井教授の
他に少壮気鋭の若い学者たちが集まり、民主党がメチャメチャ
にしてくれた、日本再生への道を示してくれている。

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