ギリシャの政権が揺らいでいる。左派それも極左政党が、
第2党の位置を占めることが確実視され、緊縮財政を打ち出して
いる、現政権の政策が実行できなくなる。
何しろ国民の4人に1人が公務員というお国柄だ。
これで公務員の削減なんか、夢物語になってしまう。
財政悪化に歯止めが掛からなくなる。
折りしもフランスでは、五年間大統領の座にあった、サルコジの敗北が
決まった。ドイツのメルケル首相との、蜜月関係が崩れ、EUの二台の
牽引車システムが崩れる。
ドイツだって、いつまでも南欧や東欧のための、お人好し政策を続ける
ことが出来なくなっていく。ドイツが真っ先に、ユーロ脱退表明を行なう
可能性も出てきた。
ギリシャは、その前にユーロ同盟から追われるだろう。
元のドラクマに戻したところで、価値は殆ど無いから、多額の借財が
ギリシャ国民の負担になる。
そうなる道を、ギリシャ人が選んだ以上、巨額の借財返済もギリシャ人の
負担となって当たり前。
比較健全の理由で、日本国際も日本円も買われる。
逆に株価は下がることになる。
日本人の景況感は、更に悲観的になる。
新卒や、中途退職者の雇用市場が、ますます厳しいものに成っていく。
タクシードライバーや、夜間長距離バスの運転手のクチだけが増える。
高天原に居られる神々が、今の野田政権に怒り狂われ、竜巻まで起きた。
こんな政党に、三百議席を与えたのも、日本国民である。
愚かさにおいて、ギリシャ人を笑うことは出来ない。
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