『北の国から』という、国民的ドラマがあった。
その脚本を書いた、倉本聡の作品に『ニングル』がある。
その本の紹介をするわけじゃない。
ニングルとは、アイヌの伝承に出てくる、森の小人。
最初に読んだのは、二十五年も前のこと。
阪神タイガースが日本一になった年だった。
ボクもまだ五十歳代前半で、腎透析も無関係。
その本の中に出てくる小人の存在が、
ここへきて、気になり出したから、昨夜ざっと、目を通した。
チュチュという名のニングルが主役かな?
こんな記述があった。
「チュチュは八十歳だ。まだ子どもだ」
その部分を読み返したくなったのだった。
ニングルは三百年以上も生きる。
八十歳なら、やっと思春期だろう。
地球上の生き物が、地球の公転で年をとる
という不都合なことは、誰が決めた。
チュチュは好奇心いっぱいの少年。
ボクはまだ七十五歳。
好奇心の旺盛さでは、チュチュに負けない。
四月も終わりに近づいた。
五月下旬に、プロコーチのテストを受ける。
OKだ出たら、テニスの練習を開始する。
それまでは、水中ウォークで足を馴らす。
チュチュには負けない。
パパゲーノ
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