松下幸之助夫婦の物語である。淡路島の井植家から嫁いで
きた松下夫人むめのが主役で幸之助はむしろ脇役といった話
であったが、その中に夫婦の会話として「松下の名前は永遠に残ります」と
言うのがあって、現実世界では松下の婿が社長をやった
松下電工まで、松下電産の子会社化した上で、
社名から松下の名を消した現パナソニックの役員どもの、
創業家に対する無礼な仕打ちを地下の松下夫婦が如何に
思っているかと想い胸が痛くなった。
電産はグローバル市場を目指す会社だろうが、電工は立派
に国内需要で食っていける会社のはず。
むめの夫人の弟たちが松下で修行し、その後独立して別会社
三洋電機を起すのだが、これとてパナソニックは子会社化し
て、中国資本に売り渡した。
パナソニックの役員どもの面が見たいもんだ。
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