45才で脱サラ、今でいう起業して、幸いにも成功。
社歴1千年を誇る、ドイツの名門企業の
日本総代理店を得て、全国に140軒ほどの
代理店網を調えていた。
小売店を集めてのパーティを盛んにやった。
おかげで何時も盛会だった。会費なんて取った
ことはない。全額パパゲーノの会社持ち。
業界では会費制が当たり前だったから、この点
でも人気が上がっていった。
創業5年目で、総額6億円の税金を納めたの
だから、誉められても好かった。
ふっと気が付くと
「え~っ! 来年は50才になるのか!」
このボクちゃんが、いやオレが50才。ウソだろう!
あんなに落ち込んだことはない。「人生終わりだ!」
今になって思えば、50代はまだまだ青春の名残
があってそれは輝かしいジェネレーションなんだ
けど、それは後から悟ること。
不思議ですね。40代の寸前も、50代のそれも、
激しく抵抗したり落ち込んだりしたけれど、大台が
代わって2~3日もすれば、身の回りをいくら眺め
ても、そこに大きな変化なんてない。
50代にも大きな顔して、北新地は自分の庭続き。
事実ボクの会社は新地本通りを御堂筋に出た
ところのビルの17階にありました。
パパゲーノ
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