決断の男を自称する野田は選挙の争点を
TPP参加に置いた筈だった。
今のところ、TPP参加問題が、選挙の争点で
あるようには見えてこない。野田の発言は
単なる言葉遊びだったのであろうか。
笹子トンネルの事故も発生し、TPPは争点外に
置かれ、代わって浮かび上がったのが、国が
保管する道路・橋・トンネル・空港などの公共
事業の財政問題に移った感がある。
国が保管するトンネルの築年数が32年で、
橋は35年、空港に至っては41年と老朽化が
目立つ。
他に上下水道もある。
国土交通省は、向こう50年間に190兆円の
費用を計算していると、今日の日経で初めて知った。
それなら、自民党が主張する10年間200兆円
の案が、より実効性が有ると思えてくる。
日銀が今でも毎月1兆8千億円の買いオペを、
続けていると言うが、市中にカネが廻っている
実感がない。銀行が溢れるカネを中小零細企業に
廻さず、海外の株や国債で運用しているからだ。
自民党が主張する、大胆な公共事業への財政出動
が必要だと思えてくる。決断男・野田はバラマキと
貶すだけだが、所詮野田に代わる政策は無い。
どうすれば、銀行はカネの還流を実行するように
なるのか、大勢居る経済学者の誰が答えを持って
いるのだろうか。
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