作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 活断層という言葉 】

2012-12-11 10:10:24 | 02 華麗な生活

長い間、人間をやっているが、95年の阪神・
淡路大震災に遭遇するまで、「活断層」という
言葉を聞いたことがなかった。

神戸に活断層があって、地震を引き起こすと、
聞いていたら、おそらく神戸に家を持つ発想は
なかったであろう。

あの大震災に遇うまでは、地震とはプレートの
動きによって起きるものとばかり、思い込んでいた。

ミンスは9月に国会を開かず、かといって開催を
サボった理由とてこれなく、従って今のホットな話題
の主、原子力規制委員会も、いまだに国会の承認を
受けていない。

決断の男・野田が、勝手に決めた委員会である。
敦賀の第2号機の直下に十数万年か前にできた
断層が確認されて、この第2号機の廃炉が決定的に
なった。

ついでに、断層から枝分かれする「破砕帯」なる言葉
も初めて聞いた。言葉からは、この方がもっと怖い。

敦賀の傍には、関西電力の美浜原発もあるし、
「もんじゅ」も近い。何十本も枝別れしている「破砕帯」
の影響は無いのだろうか。

北朝鮮のミサイル発射が延期されたが、若狭湾の原発
が特殊部隊に攻撃されたら、北が核兵器を持たなくても
通常兵器で充分に日本は痛撃を受けることになる。

あの95年の大震災で、ボクは瞬間に、北のノドンでも
来たのだろうと思った。地震のイメージを遥かに越える
揺れ方と、落下物の連続音での、それが直感であった。

ところで、敦賀の所有者、日本原電は、原子力規制委員会
の、今度の評価を受け入れがたいと表明しているが、
廃炉の最終決定権は誰が持っているのだろう。

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