金融に明るい専門家のご意見を伺っていると、
今回の利上げ見送りは、ことのよしあしよりも、
その経過が克明に伝えられ、
いかにも日銀が、政府・与党に屈したように
見えたのが、それで中央銀行足りえるのかと
評判がよくないらしい。
中川幹事長と太田大臣の発言が、
特に恫喝めいていたと思うのだが、
あれじゃ日銀総裁の立場が無い。
今利上げする、いや見送るべき。
双方共に、主張する理由に理解ができる。
今の日本経済が、そんな難しい場面にあるからだろう。
たしか、中央銀行の定める金融政策は、
中長期にわたる見通しの下で決定されるはずだった。
足元の数値を細かく見て、政策決定をたる機関じゃ
なかったはず。
2月になれば、またしても同じ論議が繰り返す
ことになるんだろう。
世界スタンダードで見れば、
利上げったって、たったの0.25%で、0.5%に
なるだけのハナシ。
円/ドルの評価にも、ほとんど響かないし、
という事は、当分超円安が続くだろうし、
主力輸出企業はバブル期並みの好決算を発表するだろう。
配当額が増える。まるで競争のように。
利上げとは言えない利上げ論争の中で、
預貯金に励むよりも、大胆に株式投資に家計が動く。
そうすれば配当が入って、家計は労賃以外の収入で潤う。
真の意味での株式大衆化の時代が来る。
以上スッピンの意見陳述。
パパゲーノ
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