作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

歴史・エッセイ・小説・時事ニュース・・・なんでもござれのブログです。どうぞよろしく。

【 自民圧勝の感じがしない 】

2012-12-18 09:29:05 | 02 華麗な生活

当選者の数に於いては、まさに圧勝であるが、
自民・公明の政権奪回の風が吹いた感がない。

政治番組をいくつか見ていて、その原因が
分かってきた。
これは小選挙区の魔術である。

前回の民主圧勝の時にも、この魔術が効いて
民主とは名前だけの、実質労組支配の政権が
出来た。仕掛け人は小沢一郎であった。

候補者の顔と名前が分かる小選挙区では、
自民党候補の顔を浮かべながら投票しても、
比例となれば、必ずしも自民に投票とはならない。

今回の選挙が、消去法による選挙だったと
言われる所以である。

自民圧勝と言うよりも、民主がボロを出し失権した。
この表現が正しいと思う。
ともかく、労組支配の組織票を、小沢一郎が利用して
政権を担う能力の無い集団が、三年以上も政権の座
にあった。日本国と日本人に、まことに不幸な時期
だったと言える。

昨日も書いたことだが、暴走老人が渡辺ー橋下連携
に割って入り、水と油の「立ち枯れ」と「維新」を、
同じ党にさせることで、訳の分からない新党を作った。

一方滋賀県のオバサンが、小沢一郎に頼まれて、
救命ボートを作ったが、急ごしらえのボートは機能せず
これも新党としての、役割がハッキリしないで終わった。

維新・みんな・未来の三党が稼いだ、比例得票は、
自民も民主も上回っていたと言う。

ボケた暴走老人が、「維新」の夢を壊し、自民に益を
もたらしたと総括しておきたい。

時代は「ボケ老人」も「訳の分からんオバサン」も、
必要としていない。あの二人は肝に銘じておくことだ。

もう一人の悪人、小沢は「一将功なって万卒枯る」を
地でいった。あいつの時代も終わったが、まだ何をやるか
眼が放せない。

幸いに、数では圧勝した自民党の幹部が冷静である。
安倍も石破も、小選挙区の魔術の結果と知っている。

日本はミンス革命の魔手から解放された。
これから、すべてをやり直す、自民政権の前途は険しい。

「華麗な生活」目次へ≫     総目次へ≫

283← 応援 クリックお願いします


最新の画像もっと見る

コメントを投稿