スイスは永世中立国を唱えつつ、意外な国防強国でもある。
国土の殆どが険しい山だが、その地理を活かして全土に
地下トーチカをめぐらせて、スイス国そのものを針ネズミ化
して、防衛に力を入れている。

だから国境を接している、ヒットラーのドイツにも、ムッソリーニ
のイタリアにも、寸土たりと侵される事はなかった。

フランスだって、今もマリに盲爆を続ける好戦国だ。
そのフランスとも国境を接している。

スイスに無くて日本には有る物。それが海である。
今でも海自の潜水艦の能力は世界で有数だと言う。
イージス艦も6隻持っている。
何もアメリカに頼らなくても、自力で戦闘機も潜水艦も作れる。

日本は国防軍は持つが、戦争で受けるダメージの大きさを、
まだ覚えている。だから攻める軍隊は、憲法に関係なく要らない。

ミサイルの整備と、性能に優れた海軍・空軍を持つ事で、
日本には下手に手出しは出来ないと、近隣の国々に思わせる。
それで、国防軍を持つ意味が出てくる。

国防予算は、何度もブログに書いたが、高齢者に偏っている
金融資産を国防国債の発行で吸い上げたら、百兆円ぐらいは
直ぐにも集まるだろう。