作家 小林真一のブログ パパゲーノの華麗な生活

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【 小林研一郎魅惑の世界 】

2010-06-02 10:42:41 | 02 華麗な生活

昨夜は大阪シンフォニーホールで、
炎のマエストロ、コバケン指揮する大阪フィル
の演奏会があり、二階席中央最前列という
最高の席で、至福の時刻を過ごしました。

当然のことながらコバケンの指揮は格別で、
オケのメンバー全員がコバケンを全面信頼し、
コバケンもまた、オケの全員の演奏振りに、
心からの感謝と、尊敬の想いをこめる。

舞台狭しと駆けまわり、ひとりづつに握手を
求め、肩を抱き、最敬礼を見せる。

あれでオケの全員の心がひとつにならぬわけが無い。

あの人はピアノの達人でもあるし、オペラの
道を歩んだとしても、世界的なテナー歌手に
なったのは確実。

その美しい声で、休憩中にもかかわらず、
その後から演奏する、ベートーベンの「英雄」
について語る。

圧巻はアンコール(ユモレスク)も終わって、
団員がすべて去った舞台に、ひとり残り、
ピアノを持ち出させて、自ら弾きながらの、
来客の斉唱の要請だった。

曲は「ふるさと」。
うさぎ追いしあの山 小鮒釣りしかの川

ボクの声帯は半分が麻痺して、バリトンに
なっているんだけど、この時ばかりは本来の
セカンドテナーで声を張り上げてきました。

ボクは2008年に「年間世界最多のノベル作家」
として、ギネス登録されている。

中に「アルプスの小川」という、欧州各地の思い出
の記があり、その中にハンガリーでの研一郎さん
について綴った箇所があります。

で、その本を主催者の部長さんに託した。
是非目を通していただきたいものです。


                 パパゲーノ

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