小宮山洋子がひと言洩らした失言で、今の国会論争が
意味をなさぬものになってしまった。与野党がやかましく
言い合っていた年金問題が、試算がバレて、それを追求した
野党に、小宮山が「試算は40年先からスタートし、百年後に
終ることを想定した試算だ」と言っちゃったから、与野党ともに
熱の入れようが無くなってしまったのだ。
日本の人口はすでにピークを過ぎて、これからはどんどん
人口が減る一方になる。
少子化対策が、単なるスローガンに過ぎぬとは、前のブログで
書いた通り。
そんな百年先のことを、論議する前に、日本が直面する問題点が
いっぱいあるじゃないのか。中国はすでに尖閣列島を、確信的
利益と唱えている。
あの島が個人の所有物で、しかも民主党には絶対に売らないと
宣言している。
中国は今にも、訓練された大艦隊を編成して、あの島に上陸し、
ヘリコプターの基地を作るかもしれない。今まで実行されて
いなかったのが不思議なくらいだ。
アメリカは厭戦気分で充ちている。アフガンやイラクで戦って、
運よく戦死することなく帰国できた兵士たちに職がない。
大統領は今年中は大統領選挙以外にアタマに入らない。
しかも第七艦隊の旗艦、ジョージ・ワシントンの廃艦が
決まっているとも言う。
憲法を替えて、日本国軍を強化しないと、尖閣から沖縄全体に、
中国の手が伸びる。
そうなる前に、日本は軍事力を高めておかないと間にあわない。
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